東京大学

概要
調査番号 0191
調査名 家族についての全国調査,1999(第1回全国家族調査,NFRJ98)
寄託者 日本家族社会学会全国家族調査委員会
(寄託時:日本家族社会学会全国家族調査研究会)
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
メタデータ閲覧・オンライン分析システムNesstar 利用不可
調査の概要  「全国家族調査(NFRJ,National Family Research of Japan)」の計画は,家族社会学セミナーが日本家族社会学会へと発展的に解消する過程と同調しながら進行していった。その実施主体は日本家族社会学会全国家族調査委員会であるが,運営主体は会員有志で組織されたNFR研究会およびその幹事会である。
 NFRJの研究目的は,一言でいえば,家族研究のいっそうの進展を促進するためにデータを提供し,新しい知識を創造することに資そうということである。もっと具体的にいえば,現代日本家族の社会文化的,ならびに人口学的な趨勢に関する質が高く,かつ信頼できるデータを収集すること,構築したデータを共同で利用すること(また既存データ[たとえば国の指定統計]を共同利用できるよう積極的な運動を起こすこと),そしてデータ構築を継続することである。現代日本社会は,世界の社会的状況の推移と密接に関わりながらきわめて速い速度の変化を遂げており,家族もその例外ではない。NFR研究会はこの事実を深く認識し,家族の変化に関わる個人の意識ならびにライフイベント経験の変異,および個人が認知する家族集団の時系列的な変化の過程を記述し,また説明することを目指し,個人ならびに家族に関して精緻に設計された縦断的データの集積に努めている。

 本調査は予備調査を経て99年に実施されたもので,今後5年あるいは10年毎に第2回以後の調査を予定している。
調査対象 1998年12月時点で満28~77歳の男女
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 標本数 10,500人,回収数 6,985人 (回収率 66.52%)
調査時点 1999年1~2月
調査地域 全国(13大都市 110地点,10万人以上の市 200地点,10万人未満の市 102地点,町村 123地点,合計 535地点)
標本抽出 層化多段抽出法。地点における対象者の抽出は住民基本台帳(502地点)または選挙人名簿(33地点)から等間隔抽出法による。
調査方法 訪問留置法
調査実施者 日本家族社会学会全国家族調査研究会,実地調査は(社)中央調査社
委託者(経費) 文部省科学研究費
寄託時の関連報告書・関連論文 「日本現代家族の基礎的研究-平成10~12年度科学研究費補助金(基盤研究A)研究成果報告書(1)」,2000年7月,日本家族社会学会
「家族生活についての全国調査 (NFR98) 報告書」,2000年7月,日本家族社会学会全国家族調査(NFR)研究会編
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項  調査票は「11) 介護・看病の経験」を含まない「一般調査票」とこれらの項目を含む「高齢者調査票」(58歳~77歳用)の2種類からなる。
1) 回答者の情報: 性別,生年月・年齢,生育地,最終学歴・卒業年,父親最終学歴,15歳時の父親の職業,初離家経験・年月,職業(就労有無,従業上の地位,職種,従業先規模,労働日数,労働時間,通勤時間),初職(就職年月,従業上の地位,職種,従業先規模)。

2) 世帯の情報: 本人年収,世帯人数,世帯構成,世帯主,住居タイプ,世帯年収。

3) 配偶者の情報と夫婦関係: 結婚地位,結婚年月,姓の異同,生年月・年齢,最終学歴,職業(就労有無,従業上の地位,職種,従業先規模,労働日数,労働時間,通勤時間),年収,健康状態,伴侶性(夕食,買い物・ショッピング),夫婦の家事参加(食事の用意,洗濯,風呂の掃除,育児・子どもの世話,親族の看病・介護),夫婦間サポート(心配事・悩み事の相談,能力・努力の評価,助言やアドバイス),夫婦の勢力関係,夫婦関係満足度(家事への取組み,育児や子どもとの関わり,家計の管理・運営,性生活,結婚生活全体,家族認知)。

4) 回答者の結婚経験: 離死別経験有無,初婚年月,死別年月(初回),結婚退職・転職経験タイプ,出産退職・転職経験。

5) 回答者の生活の質など: 家族規範(性役割分業,夫婦の愛情,未婚者の性関係,親の自己犠牲,長男の義務,老親との同居),役割ストレーン(子どもに関する悩み,配偶者に関する悩み,親・義親に関する悩み,家族内の疎外感,家族役割の過重感,職業役割の過重感,職場での疎外感,回答者の健康状態),ストレス尺度(16項目)。

6) 子どもの情報と子どもとの関係: 子ども人数,性別,出生年月,健在死亡別,最初の子の結婚(結婚時点と子の特定),健在子の数,子どもとの関係(第1~3子のそれぞれについて,同別居・居住地,姓の異同,コミュニケーション頻度,最終学歴,就労有無,結婚地位,関係良好度,家族認知),子どもとの同伴行動(夕食,趣味・スポーツ・ゲームなど,外出,知識・技能の伝授)。

7) 親の情報と親との関係: 父親・母親の出生年・死亡年,親との関係(父親と母親のそれぞれについて,実継養親の別,就労有無,同別居・居住地,コミュニケーション頻度,関係良好度,家族認知)。

8) きょうだいの情報ときょうだいとの関係: きょうだい数,きょうだいとの関係(1番年長~3番目のそれぞれについて,性別,出生年,姓の異同,同別居の別,コミュニケーション頻度,婚姻上の地位,家族認知)。

9) 義親の情報と義親との関係: 義父・義母の出生年・死亡年,義親との関係(義父と義母のそれぞれについて,就労有無,同別居・居住地,コミュニケーション頻度,関係良好度,家族認知)。

10) その他親族の情報と親族との関係: 過去1年の経済的援助経験(18歳以上の子,父母,きょうだい,義父母),過去1年の経済以外の援助経験(18歳以上の子,父母,きょうだい,義父母),過去1年のトラブルやもめごとの経験(配偶者,18歳以上の子,父母,きょうだい,義父母),親族外の援助源(落ち込んだり,混乱したとき,急な借金,病気や事故,寝たきり・介護),その他親族の人数および家族認知(祖父・祖母,おじ・おば,甥・姪,子の配偶者,孫,きょうだいの配偶者,配偶者のきょうだい),初孫の年齢。

11) 介護・看病の経験(高齢者票のみ): 父親・母親・義父・義母それぞれについての介護・看病経験(有無,かかわった程度,期間,介護内容,居住関係の変化,仕事の変化),配偶者の介護・看病経験(有無,かかわった程度,期間,介護内容,仕事の変化)。
公開年月日 2001/06/14
トピック 社会・文化
バージョン 登録:2001年6月14日
特記事項