概要 |
調査番号
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0278
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調査名
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サラリーマンの社外活動の実態と支援策に関する調査,1996
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寄託者
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佐藤博樹
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利用申込先・承認手続き
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利用方法の詳細はこちら
SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
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研究のみ |
利用期限
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一年間 |
データ提供方法
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ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
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利用不可 |
調査の概要
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産業構造の変化,就業形態の多様化,労働時間の短縮,情報化の進展等に伴い,副業や収入を伴わないボランティア活動,異業種交流会の参加等の本業以外の社会的な活動を行うサラリーマンが増加することが予想される。これに伴い,特定の業種・職種については,労働時間管理,労災保障などについて使用者が負う責任の範囲等が不明確となるなど,労働条件の確保あるいは労務管理に際しての問題点が顕在化してきているところもある。しかしながら,その実態や法制上の問題点,諸外国の状況等について十分把握されているとは言い難い実情にある。そこで,労働省労働基準局の委託を受け,1994~95年度にわたり研究委員会が設置され,調査研究の一環として本アンケート調査がなされたものである。
本調査において,大企業ホワイトカラーの副業の実態と副業ニーズの把握のみならず,勉強会・交流会への参加や自己啓発の現状をあわせて調査項目に加え,本業以外の社会的な活動が,働く人々の能力の発揮や開発にどのようにかかわり,そのことが本業における働きぶりにどのように関係するか,社外活動と本業の就業時間・勤務体制との関係,社外活動を支援するために必要なもの等を明らかにしている。
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データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
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量的調査: ミクロデータ
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調査対象
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大企業ホワイトカラーのサラリーマン
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調査対象の単位
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個人
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サンプルサイズ
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配布数 2,000名,有効回収数 506名 (有効回収率 25.3%)
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調査時点
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1996年4月15日~5月17日
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対象時期
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調査地域
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標本抽出
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・ある異業種交流会組織の会員の1,000名に対して,個人宛に直接郵送で調査票を送付。
・つぎに,組織に出資している企業9社(東証一部上場クラス等)の部長クラスを通じて,それぞれの9会社の従業員へ500名(1社あたり50~60名)に調査票配布を依頼。
・さらに,組織の個人会員50人(1人あたり10部)を通じて,調査票配布を依頼。
※なお,この異業種交流会組織の会員内訳は,以下の通り。
1)法人会員は法人単位で加入している会員で,主に,法人の部・課長クラスで平均年齢45歳ぐらいの人が中心で,会員人数は600名。
2)個人会員は個人単位で加入している会員で,35歳以下の若手サラリーマン(男女半々)が中心で,会員人数は400名。
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調査方法
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配布については上記参照。回収は,異業種交流会組織を経由する形式で回収。
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調査実施者
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マルチプルジョブホルダー研究委員会
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DOI
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委託者(経費)
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労働省
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寄託時の関連報告書・関連論文
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「マルチプルジョブホルダーの就業実態と労働法制上の課題Ⅱ」,資料シリーズ No.67,1996年3月,日本労働研究機構
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SSJDAデータ貸出による二次成果物
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二次成果物一覧はこちら
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調査票・コードブック・集計表など
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[調査票]
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主要調査事項
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(1)社外のビジネスマンとの勉強会や交流会;
勉強会・交流会への参加の有無,参加している勉強会・交流会に関して-活動内容,探索方法,参加理由,参加内容と本業との関係,参加頻度,活動に対する上司及び同僚の協力度。
(2)副業やアルバイト;
副業の実施状況,副業の種類,副業の仕事内容,副業の探索方法,本業の仕事内容との関わり,本業の知識の利用度,副業を始めた理由,副業に従事している時間帯,1か月あたりの副業の平均時間,1か月あたりの副業の平均収入,本業の仕事に役立つ程度,役立つ理由,副業を本業として生活することの可能性,副業の希望の有無,してみたい副業の内容,本業の仕事内容との関わり程度,副業をしてみたい理由,副業をしてみたい時間。
(3)自己啓発;
自己啓発活動の取り組みの有無,活動内容,取り組んでいる自己啓発活動の探索方法,参加理由,1か月あたりの活動時間,1か月あたりの活動費用,活動内容と本業との関係,活動に対する上司及び同僚の協力度。
(4)諸活動に対する支援体制;
自己啓発及び交流会・勉強会に対する勤務先からの支援状況,自己啓発や勉強会・交流会への参加及び副業を推進するための条件整備への希望。
(5)就業時間と勤務形態;
副業の取扱い,週休の形態,勤務形態,フレックスタイムの利用状況,残業の状況,仕事の進め方の自由度,有給休暇の取得しやすさ,1日の労働時間,職業生活上の希望。
(6)個人属性;
年齢,性別,最終学歴,勤務先の従業員数,勤務先の業種,勤務先の地位,勤務先の所属部門,年収,片道の通勤時間,未既婚,配偶者の職業従事状況等。
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公開年月日
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2004/03/19
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CESSDAトピック
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詳細はこちら
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SSJDAオリジナルトピック
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雇用・労働
教育・学習
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バージョン
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登録:2004年3月19日 :
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特記事項
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