東京大学

概要
調査番号 0375
調査名 パチンコ参加実態調査,2002
寄託者 エンタテインメントビジネス総合研究所
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SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  パチンコ業界の歴史を振り返ると,景気の好・不調にかかわらず,新たな遊技性を有する台の出現により好調を維持してきた。しかし,参加人口の漸減傾向はこの2~3年続いている。遊技台に寄せる期待も,パチスロ機においては大量出玉を有する機械の出現でファンの維持・獲得が図られたものの,その射幸性の高さに歯止めがかれられようとしている。
 また,市場の縮小が叫ばれる中,店舗間競争はより厳しいものとなってきている。

 これらを背景として,『パチンコ参加実態調査2003』と題した今回の調査では,厳しい市場環境下に置かれるパチンコ業界を支えるプレイヤーと非参加者の現状を検証する。具体的には,プレイヤーの中でプレイ頻度を落とした層や,プレイから離れたスリーピング層の意識と構造を明らかにする。
 さらに,今回は店舗選択やパチンコプレイ,パチスロプレイに対する期待・認識に焦点をあて,パチンコ店が抱える課題解決のヒントになるものを目指す。
 併せて遊技業界における今後の施策立案の際に基礎資料となりうるデータの蓄積を目的とし,時系列分析を施している。

 アンケートは全国規模で行い,[スクリーニング調査]と[本調査]との2段階に分けて郵送調査を実施している。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査: ミクロデータ
調査対象 18歳以上の男女個人
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ [スクリーニング調査]
 対象者数 7,000サンプル,有効回答数 4,892サンプル (回収率 69.9%)

[本調査]
 対象者数 1,508サンプル
  *本調査は,パチンコまたはパチスロのプレイヤー全数(863サンプル)とスリーピング層の一部(645サンプル)を対象とした。
 有効回答数 1,396サンプル(回収率 92.6%)
  うち,遊技プレイヤー(パチンコまたはパチスロをプレイする)771
     パチンコプレイヤー                 728
     パチスロプレイヤー                 366
     パチンコスリーピング(ここ1年パチンコをしていない) 590
     パチスロスリーピング(ここ1年パチスロをしていない) 379
調査時点 2002-07 ~ 2002-09
[スクリーニング調査] 2002年7月中旬~下旬
[本調査] 2002年8月中旬~9月上旬
対象時期 2002 ~ 2002
調査地域 日本
全国(2大都市圏+政令指定都市を含む道県,その他地方に分け設定)
標本抽出 その他
 アンケート回答者は,18歳以上20歳未満の男女,20~59歳までを10歳ごとの4年代に分けた男女,60歳以上の男女の合計12グループについて,それぞれのグループごとに,日本の人口構成比率に基づいた比例配分で回答者抽出エリアを決定した。
 なお,調査サンプルはインテージ社の消費者パネルを利用。
調査方法 自記式調査票:紙
[スクリーニング調査]
 ハガキによる,本調査対象者のスクリーニング(抽出)調査を実施し,パチンコ・パチスロの参加状況の把握を行う。

[本調査]
 パチンコまたはパチスロのプレイヤー全数と,過去に経験はあるが現在はプレイを中止しているスリーピング層の一部を対象に郵送調査を実施。
 なお,集計・分析にあたっては年代,性別,プレイ頻度などをキーとしたクロス集計による分析を行っている。
調査実施者 エース総合研究所
DOI 10.34500/SSJDA.0375
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 「パチンコ参加実態調査2003」,2003年1月,(株)エース総合研究所
※報告書の複写希望者は東京大学社会科学研究所図書室に申請書持参のこと
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [スクリーニング調査票][本調査票]
主要調査事項 [スクリーニング調査]
 パチンコ遊技経験(頻度),パチスロ遊技経験(頻度),カジノの経験(有無),カジノ合法化への賛否,性別,年代,喫煙状況。


[本調査]
(1) パチンコ・パチスロ遊技参加実態
 最近1年間のプレイ頻度,1回あたりの平均使用金額・プレイ時間,プレイする理由,遊技台選択の理由,プレイ頻度の増減,参加頻度増加理由・減少理由,勝つ割合,パチスロで万枚オーバーの経験,パチンコ・パチスロ遊技の割合,パチンコとパチスロのイメージ比較,他のギャンブル型レジャーへの参加経験。

(2) 店舗選択とサービス
 よく行く店の営業方法・景品交換率(換金率)の認知,よく行く店の数,勝てそうと感じる店の特徴,よく行く店の追加・変更,よく行く店の追加・変更理由,店の会員制度の利用状況,会員登録店数,ポイントサービスへの期待,貯玉・再プレイ利用状況,貯玉・再プレイ利用メリット・デメリット,店のサービス(11項目)の利用状況と利用意向,イベントや新台入替情報への接触・情報源,店への不満。

(3) (パチンコ・パチスロ)スリーピング層の実態
 以前プレイしていた理由,パチンコ・パチスロとの接し方,最後にプレイした年,以前のプレイ頻度,以前の1回あたりの平均使用金額・プレイ時間,勝つ割合,パチスロで万枚オーバーの経験,やめた理由,中止後のプレイ意向,他のギャンブル型レジャーの参加状況,プレイ中止後の情報接触。

(4) パチンコ・パチスロへの認識
 パチンコ・パチスロは娯楽かギャンブルか,娯楽と思う理由,ギャンブルと思う理由,海外でのカジノ経験,国内でのカジノバー・カジノクラブ経験,カジノ合法化への賛否とその理由,カジノ合法化時のカジノ参加意向,カジノ合法化時の遊技プレイへの影響,不正に対する認識,貸玉料金のあり方,妥当なパチンコ貸玉料・パチスロ貸メダル料,妥当な予算額・プレイ時間・払戻し金額。

(5)フェース項目
 性別,年代,職業,1ヶ月あたりの小遣い・娯楽費,年収。
公開年月日 2004/10/06
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余暇、観光、スポーツ
SSJDAオリジナルトピック 社会・文化
バージョン 1 : 2004-10-06
特記事項 スクリーニング調査のデータは寄託されておりません。本調査のデータのみの利用となります。