概要 |
調査番号
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0492
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調査名
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結婚相談・結婚情報サービスに関する調査,2005
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寄託者
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経済産業省
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利用申込先・承認手続き
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利用方法の詳細はこちら
SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
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研究のみ |
利用期限
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一年間 |
データ提供方法
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ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
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利用不可 |
調査の概要
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少子化の進展は,経済活動の低迷など国民生活に多大な影響が懸念され,国民の問題意識も高まっている。しかし,これまで,少子化の大きな原因の一つと指摘されている「晩婚化」「未婚化」に関して,その解決に向けた議論は十分にはなされておらず,その要因を分析したうえで結婚を阻害している社会的な課題を解消すること,或いは,家庭を築くことを円滑化する社会的機能を充実することの必要性は,広く共有されるに至っていない。よって,「結婚して家庭をもつこと」自体の促進の政策的な対応は十分に行われてこなかった。
ついては,伝統的に結婚を促進する機能を担ってきた家族や地域,職場に替わって,新たに若年層の結婚を支援する産業,特に結婚相談業・結婚情報サービス業を中心に,その社会的機能の明確化と活性化を促すことが重要である。
こうした問題意識の下,本調査研究では,我が国において,独身層の結婚を支援する産業である「結婚産業」,特に結婚相談業・結婚情報サービス業について,「結婚して家庭を持つこと」を円滑化する社会的機能として,その一層の活性化を促す方策について,検討を実施したものである。
独身層の考え方や価値観を網羅的に把握するために,インターネットを利用した2種類のアンケート調査を実施している。
実施された2つの調査は以下のとおり。
a)一般未婚者モニターアンケート調査(以下,「未婚者調査」)
b)結婚情報サービス会員アンケート調査(以下,「会員調査」)
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データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
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量的調査: ミクロデータ
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調査対象
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[未婚者調査] 20~44歳の独身者
[会員調査] 結婚情報サービス協議会加盟社のサービス利用者(会員)
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調査対象の単位
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個人
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サンプルサイズ
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[未婚者調査] 回答数:4,041名(男性:2,020/女性:2,021)
[会員調査] 回答数:1,009名(男性:612/女性:397)
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調査時点
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[未婚者調査] 2005年2月11~18日
[会員調査] 2005年3月4~13日
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対象時期
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調査地域
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全国
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標本抽出
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調査方法
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[未婚者調査] 一般のインターネットモニターを活用し,独身者を対象として,インターネット上のアンケートに回答してもらった。性別,年齢階層別,地域別に,設定回収数に達した時点で回答を締め切った。男女別,年齢階層別にほぼ均等に回収が得られた。
[会員調査] 結婚情報サービス協議会加盟社の協力を得て,結婚情報サービスに入会している会員に,任意でインターネット上のアンケートに回答してもらった。
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調査実施者
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(株)UFJ総合研究所(現,三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
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DOI
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委託者(経費)
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経済産業省
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寄託時の関連報告書・関連論文
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「少子化時代の結婚関連産業の在り方に関する調査研究 報告書」,2006年5月,経済産業省商務情報政策局サービス産業課 (http://www.meti.go.jp/press/20060502001/20060502001.html を参照)
佐藤博樹・中村真由美,2007「なぜ『パートナーに出会えない』のか?-出会いを可能とする要因・阻害する要因」リサーチペーパーシリーズ37(東京大学社会科学研究所)1-11.
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SSJDAデータ貸出による二次成果物
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二次成果物一覧はこちら
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調査票・コードブック・集計表など
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[未婚者調査票][会員調査票]
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主要調査事項
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[未婚者調査]
(1)属性
婚姻経験,きょうだい,就業状態,職種,従業員規模,年収,最終学歴,居住都道府県,居住地域,就業地域,家族との同居。
(2)結婚・交際の状況・考え
結婚の意向,同棲の経験,交際相手,交際期間,交際継続の意向,交際相手がいない年月,新たな交際の意向,よく話をする独身の異性,よく話をする独身の異性への意向,独身の理由,職場内の独身の異性の人数,独身の異性と親しくなるきっかけ,職場以外で独身の異性と出会う機会,結婚相手の紹介,過去1年間の合コンへの参加,合コンの参加回数,合コンの企画経験。
異性との交際での悩み,気軽な相談相手の有無,気軽な相談相手,異性との交際や恋愛についての望む情報・アドバイス,有料相談サービスの利用意向。
結婚相手に求める条件(相手の年齢,上限年齢・下限年齢,相手の年収,具体的な金額,相手の学歴,自分の親との同居,相手の親との同居),結婚することの利点,結婚観,ライフスタイル(活動状況),活動先の独身異性,働き方(午後8時以降の残業頻度,勤務日でない日の出勤頻度),両親や友人の夫婦関係,専門家への相談ニーズ(仕事・恋愛・生活全般)。
(3)結婚情報サービスや結婚相談所
利用経験,利用意向,民間企業が行う結婚情報サービスのイメージ,充実して欲しい点。
[会員調査]
(1)属性
婚姻経験,年齢,性別,きょうだい,就業状態,職種,従業員規模,年収,最終学歴,居住都道府県,居住地域,就業地域,家族との同居。
(2)入会している結婚情報サービス
入会時期,入会のきっかけ,入会前のホームページ閲覧,ホームページの情報量・わかりやすさ,入会当時の抵抗感,入会後の感想,アドバイスやカウンセリング(受けたもの,役に立ったもの,受けたいもの),入会の際のサービスやシステムの説明と理解,結婚情報サービス全般に対するイメージ,結婚情報サービス協議会の認知,利用者が適正なサービスであるかを判断する仕組み。
(3)結婚・交際の状況・考え
交際相手の有無,交際相手がいない期間,よく話をする独身の異性,よく話をする独身の異性への意向,職場内の独身の異性の人数,独身の異性と親しくなるきっかけ,職場以外で独身の異性と出会う機会,結婚相手の紹介,過去1年間の合コンへの参加,合コンの参加回数,合コンの企画経験。
異性との交際での悩み,気軽な相談相手の有無,気軽な相談相手。
結婚相手に求める条件(相手の年齢,上限年齢・下限年齢,相手の年収,具体的な金額,相手の学歴,自分の親との同居,相手の親との同居),結婚観,ライフスタイル(活動状況),活動先の独身異性,働き方(午後8時以降の残業頻度,勤務日でない日の出勤頻度),両親や友人の夫婦関係。
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公開年月日
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2007/05/01
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CESSDAトピック
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詳細はこちら
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SSJDAオリジナルトピック
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社会・文化
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バージョン
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登録:2007年5月1日 :
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特記事項
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