東京大学

概要
調査番号 0517
調査名 家族についての全国調査,2004(第2回全国家族調査,NFRJ03)
寄託者 日本家族社会学会全国家族調査委員会
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
メタデータ閲覧・オンライン分析システムNesstar 利用不可
調査の概要  第2回全国家族調査(NFRJ(National Family Research of Japan)03)は,NFRJ98調査(SSJDA 0191)と同様,日本家族社会学会会員が構成する「全国家族調査特別委員会」の責任のもと,その下部組織体である「03実行委員会」が中心になって計画・実施された。

 NFRJの研究目的は,一言でいえば,家族研究のいっそうの進展を促進するためにデータを提供し,新しい知識を創造することに資そうということである。もっと具体的にいえば,現代日本家族の社会文化的,ならびに人口学的な趨勢に関する質が高く,かつ信頼できるデータを収集すること,構築したデータを共同で利用すること(また既存データ[たとえば国の指定統計]を共同利用できるよう積極的な運動を起こすこと),そしてデータ構築を継続することである。現代日本社会は,世界の社会的状況の推移と密接に関わりながらきわめて速い速度の変化を遂げており,家族もその例外ではない。NFRJ委員会はこの事実を深く認識し,家族の変化に関わる個人の意識ならびにライフイベント経験の変異,および個人が認知する家族集団の時系列的な変化の過程を記述し,また説明することを目指し,個人ならびに家族に関して精緻に設計された縦断的データの集積に努めている。

 NFRJ03データは,『現代日本家族のトレンド(趨勢)研究』として実施した中高年者を対象とする「第2回家族についての全国調査」(中高年用調査票),及び『少子化日本の子産み・子育てにおけるジェンダー構造に関する研究』として実施した若年者を対象とする「子育てと家族関係に関する全国調査」(若年用調査票)の2つの調査により収集されたデータを合体して構築したものである。

 NFRJ03は,基本的にはNFRJ98の継続調査として位置づけられているため,調査項目は,原則として測定論上問題がないものはNFRJ03でも継続的に使用し,問題が見られたものについては修正・削除を行っている。新規に加わる項目は,こうして修正・変更の結果として出現したものと,少子化・児童虐待など,調査票の複数化に対応して可能になった項目である。また,調査票の複数化といっても,圧倒的に多くは共通項目によって構成されている。(下記「第1次報告書」に,NFRJ03若年票・NFRJ03中高年票・NFRJ98の調査項目対応表が掲載されている。)
調査対象 日本国内に居住する1926~1975年生まれの日本国民
※日本国内(ただし島嶼部をのぞく)に居住する個人で,つぎの条件の両方に該当する者
  1. 1926~1975年生まれ(2003年12月31日現在で28~77歳)であること
  2. 住民基本台帳または選挙人名簿に登録されていること
  3. 島嶼部の居住でないこと

対象者のうち1926~1955年生まれ(2003年12月31日現在で48歳以上)の者には「中高年調査票」,1956~1975年生まれ(2003年12月31日現在で47歳以下)の者には「若年調査票」を使用して回答を求めた。
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 標本数 10,000人,回収数 6,302人 (回収率 63.0%)
調査時点 2004年1~2月
調査地域 全国
標本抽出 層化2段無作為抽出法。
(1)政令指定市と東京都特別区部,(2)人口10万以上の市,(3)人口10万未満の市,(4)町村を計153に層化,583地点を抽出。抽出された各地点の居住者の住民基本台帳(553地点)または選挙人名簿(30地点)によって,割り当てられた人数を等間隔抽出法で抽出。
調査方法 訪問留置法
調査実施者 日本家族社会学会全国家族調査委員会
実査は(社)中央調査社
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 「第2回 家族についての全国調査(NFRJ03) 第1次報告書」,2005年4月,日本家族社会学会・全国家族調査(NFRJ)委員会
「第2回 家族についての全国調査(NFRJ03) 第2次報告書 No.1 夫婦,世帯,ライフコース」,2006年4月,西野理子・稲葉昭英・嶋﨑尚子 編,日本家族社会学会 全国家族調査委員会
「第2回 家族についての全国調査(NFRJ03) 第2次報告書 No.2 親子,きょうだい,サポートネットワーク」,2006年4月,澤口恵一・神原文子 編,日本家族社会学会 全国家族調査委員会
日本家族社会学会NFRJ03刊行物
寄託者のご厚意により,ご希望の方には,上記3種類の報告書を冊子にて提供しております。ご希望の方は,お手数ですが,NFRJ03報告書希望と明記の上,590円分の切手を貼り付けた返信用封筒(A4判,厚さ約1cm,重量約590gの冊子が3冊入る大きさ)を郵便でSSJデータアーカイブにお送りください。
“Geography of the Family in Japan”:『Discussion Paper New Series No.2006-1 Osaka Prefecture University』2006年7月,暮石渉 大阪大学, 若林緑 大阪府立大学
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [中高年用調査票][若年用調査票]
主要調査事項 (1) 回答者の情報:<問1-4>
 性別,出生年月・年齢,居住形態,最終学歴

(2) 世帯の情報:<問5>
 世帯人数,同居相手の続き柄・性別・出生年,
 一時的別居者の有無,相手の続き柄・性別・出生年,
 世帯主

(3)回答者の職業に関する情報:<問6>
 現職の有無・従業上の地位・職種・従業先規模,
 出産退職・育児休暇取得の経験,
 現職の労働日数・労働時間・通勤時間

(4)経済に関する情報:<問7-8>
 去年1年間の本人収入,去年1年間の世帯収入

(5)回答者の結婚経験と配偶者の情報,夫婦関係:<問9>
 結婚地位,配偶者との居住関係,結婚年月・年齢,
 配偶者の出生年月・年齢・離死別経験有無・最終学歴,
 配偶者の現職の有無・従業上の地位・職種・従業先規模・労働日数・労働時間・通勤時間
 配偶者の去年1年間の収入,配偶者の健康状態
 夫婦間サポート(心配ごと・悩みごとの相談,能力・努力の評価,助言やアドバイス)
 夫婦の家事参加(食事の用意,食事のあとかたづけ,食料品や日用品の買い物,洗濯,そうじ)
 夫婦関係満足度(育児や子育て,親への接し方,家事への取り組み,家計の分配や管理・運営,性生活,夫婦関係全体)
 この1年間の配偶者とのトラブルやもめごとの経験,
 回答者の離死別経験有無

<若年票のみ>
 回答者の結婚希望,
 夫婦の家事参加(子どもと遊ぶこと,子どもの身の回りの世話)

(6)回答者の生活の質など:<問10-15>
 家族規範(性別役割分業,夫婦の愛情,未婚者の性関係,老親との同居,3歳児神話,男性の扶養役割,親扶養の子責任,子非行の親責任,親介護の子責任)
 ストレス尺度(12項目)
 役割ストレーン(子どもに関する悩み,配偶者に関する悩み,家族内の疎外感,家族役割の過重感,家計の不安,職業役割の過重感,職場での疎外感,仕事と家庭の両立)
 家計評価,回答者の健康状態,生活全体の満足度

(7)子どもの情報と子どもとの関係:<問16>
 子ども人数
 第1子から第3子のそれぞれについて
  性別・出生年月・最終学歴・結婚地位・関係良好度
  <中高年票のみ> 居住関係・就労有無・コミュニケーション頻度・金銭的な援助の授受・非金銭的な援助の授受・トラブルやもめごとの経験,
  <若年票のみ> 一緒に遊ぶ頻度・知識や技能を教える頻度・一緒に夕食をとる頻度・問題やトラブルの経験,
 しつけや子とのかかわり(9項目)

(8)親の情報と親との関係:<問17>
 父母の健在・死亡,
 父親と母親のそれぞれについて
  実継養親の別・出生年月・就労有無・居住関係・コミュニケーション頻度・最終学歴・金銭的な援助の授受・非金銭的な援助の授受・トラブルやもめごとの経験,関係良好度
 夫婦関係の継続

(9)きょうだいの情報ときょうだいとの関係:<問18>
 きょうだいの有無,
 健在の兄弟姉妹の人数,死別の兄弟姉妹の人数,
 1番年長から3番目までのきょうだいのそれぞれについて
  性別・出生年月・居住関係・最終学歴・コミュニケーション頻度・結婚地位・金銭的な援助の授受・非金銭的な援助の授受・トラブルやもめごとの経験,関係良好度

(10)義親の情報と親との関係:<問19>
 義理の父母の健在・死亡,
 義理の父親と母親のそれぞれについて
  出生年月・就労有無・居住関係・コミュニケーション頻度・最終学歴・金銭的な援助の授受・非金銭的な援助の授受・トラブルやもめごとの経験,関係良好度
 夫婦関係の継続

(11)介護・援助の経験:<問20-22>
 要介護者の有無,主たる介護相手,
 援助源(落ち込んだり混乱したとき,急な借金,病気や事故,寝たきり・介護)
  <若年票のみ> 援助源(急な子どもの世話,子についての悩みや心配ごと)

(12)子育てに関する意見:<若年票のみ>
 子どもをもつことや育児の価値(12項目),
 子をもつ希望・ほしい子ども人数。
公開年月日 2006/12/18
トピック 社会・文化
バージョン 登録:2006年12月18日
特記事項