概要 |
調査番号
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0619
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調査名
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これからの高校生活と中学時代の生活に関する調査,2007
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寄託者
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中澤渉
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利用申込先・承認手続き
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利用方法の詳細はこちら
SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
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教育(授業・卒論等)も可 |
利用期限
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一年間 |
データ提供方法
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ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
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利用不可 |
調査の概要
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本調査は,一時期,高校間格差是正の目的で都市部を中心に導入された総合選抜制が,次々と廃止されていること,しかしながら,選抜制度に関する影響などについてのデータがほとんど獲得されていない,という実情を鑑みて企画された。本研究はあくまで,実証的なデータの獲得,ということを目的として実施されたものである。総合選抜制が次々と廃止されるなか,本調査は貴重な歴史的データでもある。
本調査では,高校入試制度が,生徒の進路意識や中学校生活の行動レベルにおいて,どのような影響を及ぼしているのか,特に急速に姿を消しつつある総合選抜制度と,広く観察できる一校受験型の単独選抜制度との間で比較を行う。 質問項目は,主として中学校時代の経験,生活行動の実態,生活環境,高校入学経路,今後の進路希望,入学した高校に対する態度,様々な意識などである。
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データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
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量的調査: ミクロデータ
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調査対象
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西日本の総合選抜制実施学区の高校と単独選抜制実施高校の1年生
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調査対象の単位
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個人
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サンプルサイズ
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総合選抜制高校 1高校 320人に対し有効回答 315人(98.4%) 単独選抜制高校 7高校 1,801人に対し有効回答 1,765人(98.0%)
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調査時点
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2007-05 ~ 2007-07
2007年5~7月
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対象時期
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2007 ~ 2007
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調査地域
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日本
西日本
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標本抽出
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非確率: 有意抽出
近隣地域で総合選抜制度と単独選抜の両方を観察できる地域を選択し,その両方において,高校に依頼する形で,入学間もない1年生に調査を実施した。
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調査方法
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自記式調査票:紙
予め,調査用紙を各学校の担当教師もしくは校長宛に郵送。ホームルームなどの時間を用いて教室で集合自記式の調査を実施。実施し,そのまま教室で回収後,すべての票について郵送で返却してもらう形をとる。
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調査実施者
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「高校入試制度」研究会 代表 中澤渉
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DOI
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10.34500/SSJDA.0619
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委託者(経費)
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科学研究費
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寄託時の関連報告書・関連論文
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「地域社会における総合選抜制実施と影響に関する実証研究 課題番号18730523 平成18年度~平成20年度科学研究費補助金若手研究(B) 研究成果報告書」,2009年3月,研究代表者 中澤渉,東洋大学
中澤渉「進学アスピレーションに対するトラッキングと入試制度の影響」,『東洋大学社会学部紀要』第46巻2号,2009年
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SSJDAデータ貸出による二次成果物
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二次成果物一覧はこちら
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調査票・コードブック・集計表など
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[調査票]
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主要調査事項
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(1)属性等 性別,所属学科・コース,高校入学経路,進学した高校と中学時代の希望との関係,通学時間。
(2)中学校時代 高校受験前の平日の家庭での学習時間,中学校時代の経験,高校合格のために心がけていたこと,中学時代の成績,中学校生活を思い返して(7項目),高校を選ぶとき重視したこと(11項目)。
(3)現在の生活や意識・将来のこと 現在の平日の家庭での学習時間,家にある本の冊数,高校卒業後の進路希望,能力や可能性・将来等についての考え(9項目),現在の1ヶ月のおこづかい,部活動への参加,現在の生活環境(塾・習い事・アルバイト・携帯電話・パソコン・個室等),家庭での生活(睡眠・食事・保護者との会話・新聞・読書等10項目),今の世の中についての考え(6項目),学校生活や自分のこと(10項目),現在の生活・将来について重要なこと(12項目)。
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公開年月日
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2009/10/27
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CESSDAトピック
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詳細はこちら
義務教育と就学前教育
教育政策
高等教育
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SSJDAオリジナルトピック
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教育・学習
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バージョン
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1 : 2009-10-27
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特記事項
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