概要 |
調査番号
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0623
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調査名
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若者の生活と仕事に関する調査,2003
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寄託者
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家計経済研究所データ委員会
(寄託時:家計経済研究所)
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利用申込先・承認手続き
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利用方法の詳細はこちら
SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
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研究のみ |
利用期限
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一年間 |
データ提供方法
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ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
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利用不可 |
調査の概要
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近年,少子化,非婚化,晩婚化の進展や仕事をめぐる状況の変化,特に,学校から仕事への移行のゆらぎ,自立のあり方の変容などを背景にして,広い意味での「若年世代」に対する社会的な関心が高まっている。学校を卒業したらすぐに就職し,結婚して子どもを持つという,これまで当然視されていたライフコースのあり方は,もはや自明なものではなくなりつつあり,もしそのような変化を前提とするならば,どのような社会の仕組みが求められるかについて,議論が始められている。
こうした中で,家計経済研究所「若年世代の生活とネットワーク」研究会(主査 野沢慎司)は,2001年に「若年世代の未来に関する研究」プロジェクトを開始した。このプロジェクトは,東京在住の約700人の25歳から34歳の未婚男女に対してアンケート調査を実施し,変化のただ中にある彼ら・彼女らの生活実態と意識を多面的・総合的にとらえ,将来を展望することを試みたものである。
本調査の設計にあたり,「仕事」「結婚」「親子関係」だけではなく,生活実態をより具体的なレベルで把握しうる新たなフォーカスとして,「家計」「社会的ネットワーク」を加え,以上の5つのフォーカスから,若年世代の現在を総合的に把握することをめざしている。
なお,2002年11~12月に予備調査を実施し,その結果を踏まえて本調査を実施している。
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データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
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量的調査: ミクロデータ
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調査対象
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25~34歳の未婚男女。 離死別経験のある既婚単身者は対象に含めていない。
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調査対象の単位
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個人
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サンプルサイズ
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標本数 2,080人 うち,未婚者(条件該当標本) 1,881人 完了標本数 703人 回収率 37.4%
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調査時点
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2003-06-06 ~ 2003-07-15
2003年6月6日~7月15日
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対象時期
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2003 ~ 2003
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調査地域
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東京都
東京都の特別区部のなかのある1つの区
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標本抽出
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確率: 層別抽出
確率: 多段抽出
住民基本台帳より,2,080名を層化2段無作為法にて抽出。
第1次抽出では調査地点を80地点抽出し,第2次抽出では各調査地点につき26標本を抽出した。なお,世帯内に9歳以下の子どもがいた場合は対象外とした。
調査地は東京都の特別区を選んだ。
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調査方法
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自記式調査票:紙
質問紙の配布・回収方法は訪問留置法。
回収時には,回答者のプライバシーを保護するため,調査票を封入するための封筒を用意した。
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調査実施者
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公益財団法人家計経済研究所 実査は,(株)マーケティングセンター
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DOI
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10.34500/SSJDA.0623
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委託者(経費)
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寄託時の関連報告書・関連論文
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「若年世代の現在と未来」,2005年,(財)家計経済研究所
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SSJDAデータ貸出による二次成果物
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二次成果物一覧はこちら
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調査票・コードブック・集計表など
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[調査票]
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主要調査事項
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(1)属性 ・性別,年齢,きょうだい,最終学歴,専門・専修学校入学前に通っていた学校
(2)両親(父親・母親それぞれについて) ・健否,最終学歴,従業上の地位,仕事の内容,現在の就業状況,現在の居住地,両親との関係満足度
(3)住まい ・住居種類,同居者,家庭内での役割,親元を離れたいか,親元を離れた理由,親元へ帰る頻度,親元との連絡頻度,親からの援助頻度(食料品等をもらう,親元で夕食を食べる)
(4)両親以外の人々との関係 ・両親以外で個人生活上の問題を相談できる人の数 ・(親しい人4人それぞれについて)性別,年齢,関係,従業上の地位,婚姻状況,最終学歴,会う頻度,連絡頻度,住居距離 ・親しい4人の互いの関係
(5)仕事 ・就業経験 ・(初職について)従業上の地位,仕事の内容,就業先の企業規模,入職経路,就職時期 ・(転職・退職)転職・退職経験,初職の退職時期,初職の退職理由,これまでに勤めた会社の数 ・(現職について)従業上の地位,仕事の内容,就業先の企業規模,入職経路,就職時期 ・仕事満足度(給与,仕事の内容,職場での人間関係,労働時間),仕事での可能性(転職・退職,昇進,収入減),将来のための対策,フリーター経験,フリーターの期間
(6)家計 ・年収,親からの金銭援助の有無,親からの援助額,1ヶ月の手取り収入額,1ヶ月の支出(生活費,ローンの返済,貯蓄),生活費の内訳,親への資金援助の有無,親への資金援助額,ひとり暮らしに必要な1ヶ月の生活費,貯蓄額,借り入れの有無,借入先,借入目的,借入残高(住宅,住宅以外),クレジットカード利用の有無,支払名義人
(7)生活意識等 ・結婚意向,性格・人生観等(6項目),心身の状態(6項目),現在の生活満足度.
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公開年月日
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2009/11/17
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CESSDAトピック
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詳細はこちら
消費と消費者行動
雇用
労働条件
社会行動と社会的態度
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SSJDAオリジナルトピック
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経済・産業・経営
雇用・労働
社会・文化
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バージョン
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1 : 2009-11-17
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特記事項
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