東京大学

概要
調査番号 0668
調査名 女性の化粧行動・意識に関する実態調査(メーク篇),2008
寄託者 ポーラ文化研究所
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SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  ポーラ文化研究所は1976年の設立以来,美しさに関わる研究,なかでも「化粧文化」について人文・社会学など様々な角度から探究している。現代女性の生活や化粧意識・行動に関する調査研究にも取り組み,調査レポートをポーラ化粧文化情報センターやホームページなどを通じて公開している。

 本調査は,2007年度からはじめた化粧の定点観測調査である。ポーラ文化研究所の基盤調査として位置付けられている。2008年度も前年に引き続き,スキンケア篇とメーク篇が別々に調査され,ここに収録のものは2008年度メーク篇である。

 メーク篇では,女性1,500人を対象に,メークの実行状況や,化粧品へ抱く価値観,メークを行う理由などを前年調査に引き続き把握,新たにメークを行うことへの好意度について質問している。また,1991年からの過去の調査データも用いて,メーク所要時間の変化状況を加えた分析報告も行っている。

 具体的に,本調査では,メークがもつ価値として,【機能価値】【情緒イメージ】【情緒価値】を定義し(下記参照),女性が抱く,価値への期待・魅力と,化粧品・化粧行為から得られた実感を「ベースメークトータル(ファンデーションや化粧下地などのベースメーク全般)」「ポイントメークトータル(リップ・アイメークやチークなどのポイントメーク全般)」別に把握している。
【機能価値】化粧品そのものの属性・事象によって判断される価値
     (例:配合成分が良い,安全性,使用方法が簡単など)
【情緒イメージ】化粧品に対して抱かれる,調査対象者の主観的イメージ
     (例:自分にふさわしい,飽きがこないなど)
【情緒価値】化粧品を使い化粧をすることで得られる気持ち・気分の変化
     (例:自信がもてる,リフレッシュする,明るい気持ちになるなど)
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 首都圏に居住する15~64歳の女性1,500人
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 1,500人
調査時点 2008-08-01 ~ 2008-08-01
2008/08/01
対象時期 2008 ~ 2008
調査地域 埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
首都圏(埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県)
標本抽出 非確率: クオータ抽出
インターネット調査
※5歳刻み各150人で割付
※中学生を除く
調査方法 自記式調査票:Webベース(CAWI)
インターネット調査
調査実施者 ポーラ文化研究所
DOI 10.34500/SSJDA.0668
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 ポーラ文化研究所調査レポート/報告及びプレスリリース(ポーラ文化研究所ホームページなどで公開)
・「女性の化粧行動・意識に関する実態調査 メーク篇 2008」,2009年2月13日
・「おしゃれ意識からみる現代女性」,2009年2月13日
・「女性の美容行動への意識と状況」,2009年2月13日
・「現代女性のメーク所要時間」,2009年3月16日
・「女性がメークを行う場所」,2009年3月16日
・「2008年調査レポートダイジェスト」,2009年4月24日
・プレスリリース「女性は何故メークをするのか 24歳以下の若い年代と、25歳以上では異なる理由」,2009年3月17日
・「@リサーチ メーク時間が長くなった女性たち」『化粧文化PLUS』Volume2,2009年,ポーラ文化研究所 紙媒体出版物
・「メーク時間が長くなった現代女性」『マキエ』No.29,2009年,ポーラ文化研究所 紙媒体出版物
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 フェース事項【事前調査】:
・年齢/居住地/未既婚/子供有無・学齢・同居状況/業種/職業/ふだんの生活での女性比率

アンケート事項:
・重視している事がら(ファッション系/飲食系/住まい系/遊系/知系/運動系/美容系/通信系/その他)(36項目)
・メークアップ経験
・ふだんメーク開始年齢
・ふだんメークを行う理由/最大理由
・目指すメークイメージ/最も目指すイメージ
・メークトータル機能価値魅力(ベースメーク/ポイントメーク別)(「安全性が高い」など39項目)
・メークトータル情緒イメージ魅力(ベースメーク/ポイントメーク別)(「親しみがある」など20項目)
・メークトータル情緒価値期待(ベースメーク/ポイントメーク別)(「自分に自信がもてる」など20項目)
・現使用メークアップアイテム(アンダーメーク/ファンデーション/アイシャドー/口紅など15項目)使用頻度(化粧直しを除く)
・現使用化粧直しアイテム
・1日に行う化粧直し回数
・現使用メークアップ化粧品重視アイテム/最重視アイテム
・メークトータル機能価値実感(ベースメーク/ポイントメーク別)(「安全性が高い」など39項目)
・メークトータル情緒イメージ実感(ベースメーク/ポイントメーク別)(「親しみがある」など20項目)
・メークトータル情緒価値実感(ベースメーク/ポイントメーク別)(「自分に自信がもてる」など20項目)
・メークトータル満足度(ベースメーク/ポイントメーク別)
・メーク総合満足度
・現使用メークアップ化粧品1ヶ月投資金額/その充足感
・現使用メークアップアイテム購入経路/最購入経路(「デパート・百貨店の化粧品カウンター」など21項目)
・メークアップアイテム保持個数/保持ブランド種類数/現使用個数
・メーク好意度
・メーク実行意識
・メーク環境
・メークレベル別使用アイテム
・シーン別メークレベル
・起床から外出までの使用時間/使用時間意識
・1日はじめのメーク所要時間(スキンケア時間除く)/その充足感/今後意向
・ふだんメーク頻度(1日はじめのメーク/追加メーク/化粧直し別)
・ふだんメーク場所(1日はじめのメーク/追加メーク/化粧直し別)
・1日はじめのメーク実行場所/最実行場所
・1日はじめのメーク実行場所別使用アイテム
・追加メーク実行場所/最実行場所
・追加メーク実行場所別使用アイテム
・化粧直し実行場所/最実行場所
・化粧直し実行場所別使用アイテム
・スキンケア経験
・スキンケア開始年齢
・現使用スキンケア化粧品アイテム
・朝及び夜のスキンケア使用時間/その充足感/今後意向
・メーク価値観(「メークをすることが好きだ」など64項目)
・美容行動(「ヘアカラーリング」など26項目)の経験/頻度/今後実行意向
・美容クリニック施術(13項目)経験/今後実行意向
・世帯年収/本人年収/1ヶ月のおこづかい.
公開年月日 2009/11/24
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ジェンダーと性別役割
健康一般とウェルビーイング社会行動と社会的態度
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バージョン 1 : 2009-11-24
特記事項