概要 |
調査番号
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0679
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調査名
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老研-ミシガン大学 全国高齢者パネル調査<Wave4(1996)>, 1996
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寄託者
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東京都健康長寿医療センター研究所
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利用申込先・承認手続き
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利用方法の詳細はこちら
SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
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教育(授業・卒論等)も可 |
利用期限
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一年間 |
データ提供方法
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ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
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利用不可 |
調査の概要
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本研究プロジェクトは,東京都老人総合研究所(研究代表:前田大作)とミシガン大学(研究代表:Jersey Liang)の共同研究として1986年にスタートした。1987年には全国から層化二段無作為抽出された60歳以上の男女を対象として初回調査(Wave1)を行い,その後,1990年(Wave2)に60~62歳,1996年(Wave4)に60~65歳のサンプルを補充しながら,約3年ごとに追跡調査を実施してきた。
この調査では,高齢者の身体的・精神的健康,家族,家族以外の社会関係,経済状態など,高齢者の保有する資源や生活の状況を様々な側面から調べている。同じ対象者を繰り返し調査する縦断研究(longitudinal study)の手法をとることにより,高齢者の資源や生活の状況の変化の様子や,変化をもたらしている要因を分析できるようになっている。
また,質問項目の一部については,ミシガン大学のSurvey Research Center(Institute for Social Research)が全米の成人を対象として実施したAmericans' Changing Lives(ACL)調査(1986, 1989)を参考としている。
今回寄託されたデータは,1996年に実施されたWave4のデータであり,すでにSSJに寄託されている「老研-ミシガン大学 全国高齢者パネル調査<Wave1(1987),Wave2(1990),Wave3(1993)>」(SSJDA調査番号0395
)のデータとマージして,4 wavesのパネルデータとして分析することも可能である (変数使用上の注意点などがあるので,Wave4のコードブックを確認のこと)。
本調査は対象者本人に面接法で行うが(本人調査),本調査ができなかった場合,代行調査(同居の家族などに対する面接)か欠票調査(調査員が記入)のどちらかを行い,欠票となった場合には,再依頼状を出した上で同年12月に再調査を行っている。
本人調査の主な質問項目は,就労状況,家族(配偶者,同居家族,別居子),友人・近所づきあい,グループ参加,ソーシャルサポート,身体的・精神的健康,保健行動,領域別満足度,経済状態,宗教,死生観などである。就学年数と最長職については,新規対象者のみに質問している。代行調査については,家族や健康などに関する一部の項目に限られる。
資料によって各Waveの呼び方が統一されていないが,Wave4までについては以下のように対応している。
・Wave1(W1)…初回調査, 第1回調査,1987年調査
・Wave2(W2)…第1回追跡調査,第2回調査,1990年調査
・Wave3(W3)…第2回追跡調査,第3回調査,1993年調査
・Wave4(W4)…第3回追跡調査,第4回調査,1996年調査
なお,本調査データは,ICPSR(Inter-university Consortium for Political and Social Research http://www.icpsr.umich.edu)のデータアーカイブにおいても,"National Survey of the Japanese Elderly" として公開されている。
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データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
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量的調査: ミクロデータ
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調査対象
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全国60歳以上の男女
※今回のWave4(1996)の調査対象は,Wave1またはWave2において全国から層化二段無作為抽出された追跡対象者(1996年10月現在で66歳以上)と,Wave4において新たに無作為抽出された60~65歳の新規対象者。
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調査対象の単位
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個人
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サンプルサイズ
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標本数(人) 回収数(人) 回収率(%)
<うち死亡> [死亡を含む][死亡を除く]
追跡対象者 2,225 <232> 1,549(1,775) 69.6(79.8) 77.7(89.1)
新規対象者 1,210 < 4> 898( 976) 74.2(80.7) 74.5(80.9)
[死亡を
除く↓]
計 3,435 3,199 2,447(2,751) 71.2(80.1) 76.5(86.0)
※( )内は代行調査を加えた場合の数値である。
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調査時点
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1996-10 ~ 1996-12
1996年10月(ただし,調査期間中一時不在者などへの再調査を1996年12月に実施)
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対象時期
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1996 ~ 1996
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調査地域
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日本
全国
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標本抽出
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確率: 層別抽出
確率: 多段抽出
Wave4(1996年調査)の調査対象は,Wave1またはWave2において全国から層化二段無作為抽出された追跡対象者(1996年10月現在で66歳以上)と,Wave4において新たに無作為抽出された60~65歳の新規対象者である。新規対象者は,抽出確率が追跡対象者と等しくなるように標本数が設定され,追跡対象者の抽出に用いられた192の地点を使用して抽出された。
Wave3までの追跡対象者は,Wave3までに1回以上調査に協力した人のうち,Wave3までに死亡が確認された人を除く2,225人(Wave1:1,841人,Wave2補充標本:384人)であり,これに新たに抽出された新規対象者1,210人を加えた3,435人がWave4の対象となった。ただし,Wave4において死亡が確認された人を除くと,対象者数は3,199人であった。
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調査方法
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個別面接法
住民基本台帳に基づき,事前に所在および死亡の確認を行った。
調査は,調査票を用いた訪問面接法を用いて1996年10月に実施した。
対象者本人への面接調査を基本とするが,重い病気などで本人が回答不能の場合は,家族などへの代行調査を実施した。
また,10月の調査期間中に不在などの理由で協力を得られなかった対象者については,12月に再調査を実施し,回収率の向上に努めた。
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調査実施者
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東京都老人総合研究所(現:東京都健康長寿医療センター研究所),ミシガン大学,実査は(社)中央調査社
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DOI
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10.34500/SSJDA.0679
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委託者(経費)
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寄託時の関連報告書・関連論文
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「老研-ミシガン大 全国高齢者パネル調査 Wave4(1996) コードブック」,2009年11月,東京都老人総合研究所
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SSJDAデータ貸出による二次成果物
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二次成果物一覧はこちら
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調査票・コードブック・集計表など
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[1996年調査票]
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主要調査事項
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◎…Wave4の新規項目 〇…質問項目あり(◎以外) ×…質問項目なし ★…質問項目には含まれないがデータ上は情報あり
注: Wave1~Wave4で条件やワーディングが異なるものがあるため、比較の際には「調査項目及び注意点一覧表」を確認すること。以下には,Wave1~Wave3までの質問項目との対応を考慮し,今回のWave4にない項目も記載している。
[W4]
1996
(1)基本属性など
・地域特性(居住地域・市群規模) ★
・移動状況 ★
・生年月 〇
・性別 〇
・就学年数 〇※新規対象者のみ
・死亡の状況 ★
・どのwaveからの対象者か ★
(2)就労
・現職の有無 〇
・現職の内容(職業コード) 〇
・現職の職業威信スコア ★
・年間労働月数 〇
・週あたり労働日数 〇
・1日の労働時間 〇
・退職の有無 〇
・退職の時期 〇
・最長職の内容(職業コード) 〇※新規対象者のみ
・最長職の職業威信スコア ×
(3)家族
・婚姻状況 〇
・結婚時期 〇
・離死別時期 〇
・子ども数 〇
・配偶者の就労・就学年数 ×
・同居者数(本人を含む) 〇
・同居者の続柄,年齢,性別,世帯主か 〇
・別居子の有無・人数 〇
・1時間以内別居子数 〇
・孫の数 〇
・別居子交流頻度 〇
(4)家族以外の社会関係
【友人・近隣,グループ参加(社会的統合)】
・親友数 〇
・親友との交流場所 ◎
・近所づきあい数 〇
・友人・近所・親戚電話接触頻度 〇
・友人・近所・親戚対面接触頻度 〇
・所属グループ数 〇
・グループ参加頻度 〇
・孤立感 〇
【社会的支援】
・心配事の傾聴者と程度 〇
1番,2番の傾聴者 〇
・いたわりを示してくれる人と程度 〇
1番,2番のいたわり者 〇
・周囲の心の支えへの満足度 ×
・病気の世話をあてにできる人と程度 〇
1番,2番にあてにできる人 〇
1年以内の病気の世話程度 ×
・経済的援助をあてにできる人と程度 〇
1年以内の経済的援助程度 ×
・ちょっとした手助けしてくれる人と程度 〇
1番,2番に手助けしてくれる人 〇
・病気世話や経済的援助への満足度 ×
・周囲からの頼まれ事の程度 〇
・周囲からの小言,文句の程度 〇
・周囲の人の自分にとっての経済的負担の
程度 〇
・話をきいてあげる程度 〇
・励ます,慰める程度 〇
・周囲への援助提供の有無と頻度 〇
・自分の思いやりは十分か ×
・周囲にしてあげる事は十分か ×
(5)身体健康
・疾患有無と日常生活の支障度 〇
・視力,視力補助具使用の有無 〇
・聴力,聴力補助具使用の有無 〇
・寿命予想 ◎
・ADLの自立の程度 〇
・IADLの自立の程度 〇
・ADL/IADLでもっとも長く困難のある動作 〇
手助け者の有無と頻度 〇
1番, 2番の手助け者 〇
・身体的能力 〇
・1年以内失禁の有無 〇
・2週間以内に床に就いた日数 〇
・主観的健康感 〇
・同年代との健康度比較 〇
・1年前との健康度比較 〇
(6)保健行動(受療行動,生活習慣)など
・医師受診回数(3ヶ月以内) 〇
・入院日数 〇
・大病院利用の際の病気・ケガの程度 ◎
・医師の紹介状がない場合の当惑度 ◎
・かかりつけ医の有無 〇
・定期通院の有無 ◎
・医療機関選択の理由 ◎
・徒歩圏内の医療機関の有無 ◎
・保健・福祉サービスの認知 ◎
・保健・福祉サービス利用有無 〇
・身長 〇
・体重 〇
・庭仕事,体操,散歩の頻度 〇
・飲酒有無と頻度,量 〇
・喫煙有無と量 〇
(7)精神健康,主観的幸福感
・認知障害(SPMSQ) 〇
・抑うつ尺度(CES-D) 〇
・人生満足度尺度(LSI-A) 〇
・モラール尺度(PGCモラール) 〇
【領域別満足度】
健康状態満足度 〇
経済状態満足度 〇
仕事満足度 〇
配偶者満足度 〇
家族満足度 〇
友人満足度 〇
全体的な生活満足度 〇
(8)経済
・住居形態 〇
・自分・配偶者の郵便・銀行貯金および
株式等貯蓄の有無と金額 ◎
・やりくりの苦労の程度 〇
・同年代との経済状態の比較 〇
・収入・蓄えの有無 〇
・配偶者と合わせた年収額 〇
・世帯全体の年収額 〇
・諸支出の負担増 〇
・諸支出の1番の負担者・同居の有無 〇
(9)その他
【ライフイベント(ストレス)】
・様々なライフイベントの有無と影響 〇
【locus of control】
・locus of control尺度 〇
【宗教】
・日常的宗教行動 ◎
・宗教的信心 ◎
【死生観】
・死生観 ◎
・安楽死を希望する程度 ◎
(10)調査員観察(面接終了後に,調査員が回答する項目)
・配偶者,成人子の同席や影響 〇
・その他の同席者や影響 〇
・質問を十分に理解していたか 〇
・協力度 〇
・疲れたようにみえたか 〇
・楽しんで面接に応じているようにみえたか〇
・質問を覚えることが困難 〇
・質問を聞き取ることが困難 〇
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公開年月日
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2010/04/22
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CESSDAトピック
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詳細はこちら
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健康一般とウェルビーイング
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宗教と価値観
社会行動と社会的態度
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SSJDAオリジナルトピック
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保健・医療
社会・文化
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バージョン
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1 : 2010-04-22
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特記事項
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・ Wave4の寄託データには,パネルデータとしての使用を想定して,Wave4までに調査対象となった3,990人分のデータが含まれている。Wave4調査に対象者本人が回答した本人票のデータ(j4vから始まる変数のデータ)を分析可能なのは,上述の通り2,447人である。
・「調査項目および注意点一覧表」には,Wave1~Wave3までの質問項目との対応や,分析上の注意点についてまとめられているので,分析に際しては必ず確認のこと。
・ 寄託データには,調査票に含まれる質問項目以外に,Wave4までに確認された,対象者の死亡状況に関する変数(死亡が判明したwave,死亡年月)も含まれている。
・本データを使用した論文・学会発表等の最新リストは,研究プロジェクト(JAHEAD)のホームページ( http://www2.tmig.or.jp/jahead/ )に掲載されています。二次分析にあたっては,これまでの研究と重複がないかをご確認ください。
・謝辞(citation, acknowledgement)の書き方は、データとともに配布されるreadmeファイルを必ずご確認ください。
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