東京大学

概要
調査番号 0686
調査名 第5回結婚・出産に関する調査,2009
寄託者 明治安田総合研究所
(寄託時:明治安田生活福祉研究所)
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  明治安田生活福祉研究所では,2005年から毎年1回,結婚・出産に関するアンケート調査を実施している。調査対象は結婚・出産に真剣に向き合う年齢層(20代・30代)に絞り込んで,その年齢層が抱える結婚・出産に対する意欲や不安などについて,関係する他の調査結果や研究論文等を参考にしながら,独自の視点で明らかにする調査である。この調査は,既婚者と独身者のそれぞれに同種の調査を行って,結果を比較考察するところに特徴がある。

 2009年調査では,「結婚・出産にかかる期待と現実」,「結婚前同居が結婚に及ぼす影響」および「子どもがいくつになるまで育児に専念したいか」の3点に焦点をあてて調査・分析している。

 調査票は既婚者用と独身者用の2種類あり,基本的には同様の内容を尋ねている。
 さらに,既婚者用・独身者用とも,「結婚,出産・育児を支援する現金給付や優遇措置」についての情報を示して認知度・必要額等について質問しているタイプⅠと,その項目のないタイプⅡとに分かれ,報告書では既婚者・独身者それぞれⅠ・Ⅱ別に集計している。タイプⅠを「情報開示」,タイプⅡを「情報非開示」と呼んでいる。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査: ミクロデータ
調査対象 20代・30代の男女
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 標本数:7,965人

    うち,既婚者:3,875人(うち,既婚者Ⅰ:1,985人,既婚者Ⅱ:1,988人)
          独身者:4,090人(うち,独身者Ⅰ:1,972人,独身者Ⅱ:1,963人)
調査時点 2009-03-10 ~ 2009-03-17
2009年3月10~17日
対象時期 2009 ~ 2009
調査地域 日本
全国
標本抽出 非確率: クオータ抽出
「マクロミルモニタ」の20・30代男女から割当無作為抽出
調査方法 自記式調査票:Webベース(CAWI)
インターネット調査男女計等を集計・分析する際は,国の年齢別人口を用いて回答数を補正(ウェイトバック)している。
調査実施者 明治安田生活福祉研究所,実査は(株)マクロミル
DOI 10.34500/SSJDA.0686
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 「第5回 結婚・出産に関する調査」,2009年,(株)明治安田生活福祉研究所
「20・30代の結婚・出産観―当研究所第5回「結婚・出産に関する調査」結果より―」,『クォータリー生活福祉研究』通巻72号 Vol.18 No.4,2010年1月,(株)明治安田生活福祉研究所
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 [既婚者調査]

(1)育児・家事分担
 子どもの有無・人数,夫婦の育児分担割合,夫婦の家事分担割合

(2)同居(同棲)
 配偶者との結婚前の同居経験,同居と結婚の関係,同居期間,同居による結婚の時期

(3)結婚の経緯
 結婚年齢,配偶者と知り合うキッカケ,結婚決断理由

(4)結婚,出産・育児支援制度〔既婚者Ⅰのみ〕
 現金給付や優遇措置の認知状況,支給額の通達による経済的不安の緩和,必要と考える支給額

(5)子ども
 第1子が欲しい年齢,第1子妊娠時点の就業状態,第1子妊娠・出産後の就労状況,妊娠中に仕事をやめた理由,出産後に仕事をやめた理由,出産後に仕事を続けた理由,子どもを持とうとした理由,子どもの希望人数,子どもが欲しいが踏み切れないか,子どもを産むための条件,子どもをあきらめた理由,子どもを欲しい気持ちになる条件,以前に比べた子どもを欲しい気持ち,子どもが欲しいに前向きになった理由・後向きになった理由

(6)仕事・ライフスタイル
 職業,就業形態,仕事と家庭・個人生活との関係(時間面/精神面/経済面/肉体面/全体面/組織・コミットメント/定着性・貢献性・勤勉性),夫の帰宅時間,子育てに専念したい子どもの年齢

(7)生命保険
 生命保険加入有無,生命保険保障額の夫婦の割合・理由,現加入民間保険の保障見直しの必要性,今後望ましい保障額夫婦割合・望ましい割合の理由

(8)属性等
 配偶者年齢,住居形態,同居家族人数,同居家族構成,同居している子どもの人数,第1子出産年齢,最終学歴,離婚経験・回数,世帯年収,夫婦収入割合(現在,理想),世帯の貯蓄額,世帯の借入金額,性別,年齢



[独身者調査]

(1)結婚後の育児・家事分担
 理想の育児分担割合,理想の家事分担割合

(2)独身生活,異性との交際,同居(同棲)
 独身でいる理由,現在交際中の異性の有無,交際中の異性との結婚,結婚に踏み切るための必要条件,交際中の異性との間に子どもが欲しいか,結婚したい異性との交際経験,結婚のアプローチ経験,プロポーズした人数,結婚を意識させようとした人数,結婚の予定,交際のキッカケ,期待する出会いのキッカケ,交際相手との同居(同棲)経験,結婚前の同居でわかる点,同居による結婚の時期

(3)結婚,出産・育児支援制度〔独身者Ⅰのみ〕
 現金給付や優遇措置の認知状況,支給額の通達による経済的不安の緩和,必要と考える支給額

(4)結婚
 結婚願望,結婚したい年齢,結婚に踏み切るための必要条件,結婚の良いところ・期待するところ,結婚の良くないところ・不安なところ,以前より結婚に前向きになったか,結婚に前向きになった理由,結婚に後向きになった理由,結婚相手の条件

(5)子ども
 子どもが欲しいか,最も強く子どもが欲しいと思った年齢,子どもが欲しいと思った理由,出産への意識や行動,第1子が欲しい年齢,子どもの希望人数

(6)仕事・ライフスタイル
 職業,就業形態,仕事と家庭・個人生活との関係(時間面/精神面/経済面/肉体面/全体面/組織・コミットメント/定着性・貢献性・勤勉性),結婚・妊娠・出産後の仕事の継続意向,仕事を続ける理由,仕事をやめる理由,子育てに専念したい子どもの年齢

(7)属性等
 住居形態,同居家族人数,同居家族構成,親との間の経済的支援関係,親への経済的支援額,親からの経済的支援額,結婚の経験・回数,最終学歴,年収,貯蓄額,借入金額,性別,年齢

※調査項目の詳細については,調査票を参照
公開年月日 2013/07/24
CESSDAトピック 詳細はこちら

経済
所得、財産、投資・貯蓄
労働と雇用
労働条件
社会階層と社会集団
家族生活と結婚
ジェンダーと性別役割
社会福祉政策と制度
社会福祉制度・構造
SSJDAオリジナルトピック 社会・文化
バージョン 1 : 2013-07-24
特記事項 報告書の%はウエイトバック後の数値となっています。