東京大学

概要
調査番号 0714
調査名 第1回小学校英語に関する基本調査(保護者調査),2006
寄託者 ベネッセ教育総合研究所
(寄託時:ベネッセコーポレーション)
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis オンライン集計システム「SSJDA Data Analysis」を用いた分析が可能。
調査の概要  本調査は,小学生の英語学習の実態や,小学校英語に関する保護者の意識を把握することを目的に実施された。今後,小学校英語の実施状況の変化に伴い,経年での比較ができるように配慮した調査設計がなされている。
 本調査の特徴は以下のようにまとめられる。
 1. 小学校での英語教育に対する保護者の意識が把握できる
 2. 小学生の英語学習の実態が把握できる
 3. 教員調査との対比により,保護者と教員・学校とのギャップが把握できる
 4. 経年比較に配慮した調査設計をしている
 
 小学校英語についての保護者の意識は,子どもが通っている学校の状況とも関連していると考えられる。そこで本調査では,保護者調査と並行して,調査対象校(31校)の教務主任に対し,各校の英語教育(活動)の実施状況に関する調査(学校調査)も実施した。ただし,これは本調査の対象校のみの結果であるため,全国的な傾向については,先に実施した「教員調査」(調査番号 0713 )の結果を参照されたい。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 【保護者調査】小学1年生から小学6年生の子どもをもつ保護者
※保護者調査の対象となった公立小学校31校の教務主任に対する調査(学校調査)も実施
調査対象の単位 個人,組織
サンプルサイズ 【保護者調査】4,718名(配布数5,847通,回収率80.7%,31校)
調査時点 2006-09 ~ 2006-10
2006年9月~10月
対象時期 2006 ~ 2006
調査地域 日本
 
標本抽出 非確率: 有意抽出
市区町村の人口規模および人口密度を考慮した有意抽出法

※調査対象者が生活する都市の規模によって回答に偏りが生じないようにするため,あらかじめ市区町村の人口規模と密度を考慮した3つの地域区分を設定し,調査地域が全国に散らばるようにサンプリングを行った。具体的には以下の通りである。

・市区町村の人口密度と人口規模を考慮して,以下の3地域区分を設定。
 「大都市」(東京23区)
 「中都市」(地方中規模都市:人口密度が中/人口規模が20~32万人程度)
 「郡部」(町村部:人口密度が低/人口規模が1~2万人程度)
・各地域区分に該当する市区町村のなかから,ランダムに複数の市区町村を抽出
・抽出した複数の市区町村から,さらにランダムに学校を抽出し,調査を実施
調査方法 自記式調査票:紙
【保護者調査】学校通しによる家庭での自記式質問紙調査
調査実施者 ベネッセコーポレーション
DOI 10.34500/SSJDA.0714
委託者(経費)  
寄託時の関連報告書・関連論文 「第1回小学校英語に関する基本調査(保護者調査)報告書」,研究所報 Vol.42,2007年6月,Benesse教育研究開発センター編,(株)ベネッセコーポレーション
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 【保護者調査】

(1)子どもの属性  
・子どもの性別
・子どもの学年
・子どもの出生順位
・子ども全員の人数  

(2)保護者の属性  
・子どもとの続柄
・父親の年齢
・母親の年齢
・母親の職業
・保護者が最後に学校を卒業した年齢  

(3)小学校英語について  
・小学校英語への関心
・小学校英語の必修化に対する賛否
・小学校英語に期待できる効果
・小学校英語への不安
・小学校英語に望むこと
・望ましい開始学年  

(4)学校での英語学習  
・学校での英語教育実施・内容の認知
・学校での英語学習に関する家庭での会話
・家庭での学習内容の繰り返し
・学校での英語教育への満足度  

(5)教育観・子どもの様子  
・子どもに期待する英語力
・学校に重視してほしい指導や教育
・増やしてほしい授業時間
・子どもの教育方針
・子どもの英語力
・平日の学習時間
・子どもの成績
・中学受験予定の有無
・進学させたい学校段階  

(6)学校外での英語学習  
・学校外での英語学習の有無
・教室や教材の種類
・英語学習の開始年齢
・学習の理由
・学校外の習い事・学習
・学校外の教育費,英語学習費用
・英語教育に関する意識
・英語学習の望ましい場  

(7)保護者自身の様子  
・保護者の英語とのかかわり  

※調査項目の詳細については,調査票を参照。


【学校調査】
※これらの変数は,該当する保護者調査のデータに追加してある。

(1)回答者自身と勤務校について  
・英語教育の担当経験の有無
・全校の児童数
・勤務校のある地域
・勤務校の特徴
・勤務校の種類  

(2)英語活動の実態について  
・英語教育の実施の有無
・英語教育の開始時期
・教育課程上の位置づけ
・年間時数  

(3)英語活動の指導者について  
・英語教育に関わっている人
・ALTの来校頻度
・ALTについて  

(4)英語教育の研修について  
・校内研修の頻度
・校外研修への参加割合  

(5)英語教育の指導計画・教材・評価について  
・使用している英語教材
・英語教育の評価の材料  

(6)英語教育の教員の態度・様子について  
・教員の負担感
・教員の変化
・英語教育に関する会話の有無  

(7)英語教育による児童の変化  

(8)英語教育への総合評価  
公開年月日 2013/12/25
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バージョン 1 : 2013-12-25
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