東京大学

概要
調査番号 0718
調査名 第4回学習指導基本調査,2007
寄託者 ベネッセ教育総合研究所
(寄託時:ベネッセコーポレーション)
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
メタデータ閲覧・オンライン分析システムNesstar 利用不可
調査の概要  本調査は,小・中学校における学習指導の実態をとらえることを目的に実施されている。Benesse教育研究開発センターでは,1997年(中学校),1998年(小学校),2002年にも同じ目的で調査を実施しており,経年での比較ができるように配慮して今回の調査を設計している。
 本調査の特徴は,以下のようにまとめられる。
 
 1. 時代による変化を把握することができる
 2. 小学校と中学校の学習指導の違いを把握できる
 3. 調査対象の選定に配慮している
 4. 教育環境の変化に対する意識・行動をとらえるために新規項目を追加している

※ただし,各回の調査方法や対象とした地域が異なっているため厳密な比較はできない。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 【教員調査】公立小・中学校の教員
【学校調査】公立小・中学校の校長
調査対象の単位 個人,組織
サンプルサイズ 【教員調査】
・公立小学校の教員(学級担任のみ) 1,872名(配布数 9,900通,回収率 18.9%)
・公立中学校の教員(国語・社会・数学・理科・外国語のいずれかの担当のみ) 2,109名(配布数 9,876通,回収率 21.4%)
【学校調査】
・公立小学校の校長 528名(配布数 1,650通,回収率 32.0%)
・公立中学校の校長 559名(配布数 1,646通,回収率 34.0%)
調査時点 2007-8 ~ 2007-9
2007年8月~9月
対象時期 2007 ~ 2007
調査地域 日本
全国
標本抽出 確率: 層別抽出: 比例割当法
混合確率と非確率
対象者の抽出に際しては,全国の公立小・中学校のリストに基づいて,都道府県の教員数に応じた抽出確率で無作為に学校を抽出している。
【教員調査】年齢,性別,担当学年,担当教科の偏りがないように,各学校6名の教員の抽出を校長に依頼している。
【学校調査】校長に回答を依頼している。ただし,教頭,副校長,もしくは教務事項に詳しい教員の回答も可として実施している。
調査方法 自記式調査票:紙
郵送法による質問紙調査
調査実施者 ベネッセコーポレーション
DOI 10.34500/SSJDA.0718
委託者(経費)  
寄託時の関連報告書・関連論文 「第4回 学習指導基本調査報告書 -小学校・中学校を対象に-」,研究所報 Vol.46,2008年3月,Benesse教育研究開発センター,(株)ベネッセコーポレーション
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 【教員調査】

(1)基本属性  
・性別
・満年齢
・教職経験年数
・力を入れて研究している教科(小学校)
・担当教科(中学校)
・学級担任の有無(中学校)
・担任をしている学年
・学級の児童・生徒数
・部活動の顧問の有無(中学校)
・学校の所在地(都道府県)
・学校の規模
・学区のある地域  

(2)教員の日常生活  
・出勤時刻
・退勤時刻
・教材研究等の時間
・家での仕事時間
・新聞・読書の時間
・テレビ・音楽の時間
・睡眠時間  

(3)学習指導の様子  
・心がけている授業時間の使い方・進め方
・心がけている授業方法
・授業に取り入れている方法
・授業を進めるときの目安となる児童・生徒  

(4)総合的な学習の時間  
・総合的な学習の時間を担当しているか
・担当時数(年間)
・学習内容
・標準時数についての意見  

(5)宿題と家庭学習指導  
・宿題を出す頻度
・1日あたりの宿題の量
・宿題の内容
・家庭での学習時間の指導の有無
・指導している家庭学習の時間  

(6)評価・定期試験  
・通信簿作成時に重視すること(小学校:算数,中学校:担当教科)
・定期試験の問題作成について(中学校)  

(7)教育課程外の時間  
・学校行事の実施状況  

(8)教育観  
・授業や生活指導で大切にしていること
・PISAの調査内容や結果の認知
・PISAで問われている力を育てる必要性
・PISAで問われている力を育てる指導の実施  

(9)児童・生徒と保護者の変化  
・児童・生徒の変化
・保護者の様子の変化
・担任をしている学級の保護者の様子  

(10)教員生活に関する意識  
・指導の得意・苦手(小学校)
・教員の悩み
・教員生活への満足感
・将来展望  

【学校調査】

(1)基本属性  
・学校の所在地(都道府県)
・学校の規模
・本務教員数
・非常勤教員数
・学区のある地域
・学校の特徴
・教員評価や学校評価の実施状況  

(2)教育課程編成  
・年間授業時数
・時間割設定の工夫  

(3)教育課程外の時間  
・土曜日や長期休業中の指導
・平日の取り組み(朝読書,朝学習,放課後の補習など)  

(4)個に応じた指導
・習熟度別指導の実施状況  
・習熟度別指導の実施学年
・習熟度別指導の実施教科
・習熟度別指導の担当教員
・新しい学習指導方法の導入(ティームティーチング,少人数指導,教科担任制(小学校))  

(5)評価・定期試験  
・通信簿作成の形式
・試験の実施回数(中学校)  


※調査項目の詳細については,調査票を参照。
公開年月日 2013/11/13
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義務教育と就学前教育
労働条件
生活時間
SSJDAオリジナルトピック 教育・学習
バージョン 1 : 2013-11-13
特記事項 以下のデータは非公開となっています。
【教員調査】 Q2A市区町村名,Q20
【学校調査】 Q1A市区町村名