東京大学

概要
調査番号 0774
調査名 日本人の社会的期待と選挙に関する調査(Waseda-CASI2010),2010
寄託者 W-CASI研究会2010
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SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  本調査の目的は, 2010年参議院選挙に際し, ノートパソコンを用いた2波の全国世論調査(パネル調査,CASI方式)によって, 参議院選挙における有権者の政治行動・社会意識・政治態度を 明らかにすることである。

 本調査の最大の特色は, CASI(Computer Assisted Self-Administered Interview)と呼ばれる ノートパソコンを用いた世論調査法を採用したことにある。 回答者が直接ノートパソコンに回答を入力することの利点の一つとしては, 投票参加など「社会的に望ましい」質問やプライバシーに関する質問について より正確に調査できるということが挙げられる。

 主要調査項目として, 「投票および政治参加」, 「社会や政治への期待」, 「選挙における支持政党や政策争点に対する態度」, 「政治についての知識および評価」, 「対象者の属性」 を設けている。
※選挙前調査と選挙後調査とで共通する調査項目 と 異なる調査項目の両方が存在する。

 なお,本研究グループは,2003年から主に国政選挙時を中心に全国世論調査を継続的に実施している。 各調査の調査時期,及び調査名は以下に記載したとおりである。


調査名  開かれた社会に関する意識調査(JSS-GLOPE2003-04)
調査時期 第1,2波:2003年10-11月
     第3,4波:2004年6-7月

調査名  21世紀日本人の社会・政治意識に関する調査(GLOPE2005-07)
調査時期 第1波:2005年11月
     第2波:2007年2月

調査名  日本人の社会意識に関する世論調査(Waseda-CASI&PAPI2007)
調査時期 第1波:2007年6-7月
     第2波:2007年8-9月

調査名  早稲田大学・読売新聞共同実施「日本人の社会的期待に関する意識調査」  (Waseda-PAPI2009)
調査時期 2009年2-3月

調査名  早稲田大学・読売新聞共同実施「日本人の社会的期待と総選挙に関する世論調査」(Waseda-CASI&PAPI2009)
調査時期 第1波:2009年8月
     第2波:2009年9月

調査名  早稲田大学・読売新聞共同実施「日本人の社会的期待と選挙に関する世論調査」(Waseda-CASI2010)
調査時期 第1波:2010年6-7月
     第2波:2010年7-8月
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査: ミクロデータ
調査対象 全国の満20歳以上の男女個人(年齢の上限なし)
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ [選挙前調査]設定標本数 3,200人 有効回収数 1,433人 回収率 44.8%
[選挙後調査]設定標本数 1,433人 有効回収数 1,160人 回収率 80.9%
調査時点 2010-06-19 ~ 2010-07-10
2010年参議院選挙前調査と選挙後調査の計2波の調査
(選挙日程: 2010年6月24日公示・7月11日投票日)

[選挙前調査]2010年6月19日~7月10日
[選挙後調査]2010年7月18日~8月16日
対象時期 2010 ~ 2010
調査地域 日本
全国
標本抽出 確率: 層別抽出
確率: 多段抽出
層化2段無作為抽出法
選挙人名簿(および一部,住民基本台帳)を使用
[選挙前調査]160地点
[選挙後調査]160地点
調査方法 自記式調査票:コンピュータ支援型(CASI)
面接員が持参するノートパソコンに回答者が回答を入力する世論調査(CASI方式)を2010年参議院選挙前調査と選挙後調査のパネル調査で実施

CASIの調査プログラムは、以下のURLで公開されている。
http://www.waseda-pse.jp/gse/jp/gcoe/w-casi.html
http://www.cinaic.jp/survey
調査実施者 W-CASI研究会2010,実査は(株)日本リサーチセンター
DOI 10.34500/SSJDA.0774
委託者(経費)  
寄託時の関連報告書・関連論文 「早稲田大学・読売新聞共同実施 日本人の社会的期待と選挙に関する世論調査 Waseda-CASI2010 コードブック」,2011年3月,早稲田大学 政治経済データベース推進研究所
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 ―――――――――――――――――――
選挙前調査(2010年6月~7月)
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(1)情報アクセス・政治関心  
・テレビニュースの視聴と新聞購読,インターネット利用,政治関心  

(2)候補者および政党の認知・支持  
・2010年参議院選挙の候補者と政党の認知,感情温度(候補者,政党,無党派,党首),政党支持,内閣支持,政治に対する満足  

(3)社会や政治への期待  
・現在および将来のくらし向き,現在および将来の日本の景気,政府の政策がくらし向き・景気に与える影響  

(4)政治についての知識および評価  
・司法・行政・立法に関する知識,個別政治家・閣僚の認知  

(5)選挙における支持政党や政策争点に対する態度  
・政治についての意見,のぞましい勢力分布(衆参両議院),自民党あるいは民主党の政権担当時の連立政権のあり方,政府の個別政策に対する重要度の認識と評価(防衛・外交,経済,女性の地位・社会進出,地方自治など)  

(6)政治的立場  
・回答者自身および各政党の政治的立場(保守か革新か),各政治問題の重要度と賛否(日米同盟の強化,消費税増税,外国人参政権),  

(7)民主党および自民党への考え・評価  
・期待度,失望度,政権担当能力の評価,内閣への評価  

(8)投票および政治参加  
・選挙に対する考え方,国民と選挙や政治との関わりについての意見,2010年参議院選挙での投票予定(投票の有無,小選挙区および比例区),前回2009年衆議院選挙における投票  

(9)対象者の属性  
・性別,生年月,現在の居住形態・居住期間,最終学歴,収入,回答者・世帯主の就業状況と職業  

―――――――――――――――――――
選挙後調査(2010年7月~8月)
―――――――――――――――――――
(1)情報アクセス・政治関心  
・新聞購読,インターネット利用  

(2)選挙における支持政党や政策争点に対する態度  
・参議院選挙の投票の有無,投票先(選挙区候補者と比例区),投票先決定時期,候補者・政党からの働きかけ(働きかけの有無,手段)  

(3)政治や社会への態度・期待  
・各政党に対する感情温度,各種組織・団体・機関への信頼度,他者への信頼,今後10年間の日本の目標,身近に感じる政党  

(4)政治参加  
・選挙での投票・立候補・運動手伝い,政党での活動,国や地方の議員へのコンタクト,デモ・集会参加,住民投票など  

(5)参加組織・団体  
・組織・団体への参加の有無(自治会・町内会,PTA,同業者団体,労働組合,生協・消費者団体,ボランティア団体,住民運動団体,宗教団体など),組織・団体からの投票の働きかけ  

(6)選挙とメディア  
・選挙について視聴・購読したメディアとその種類 (新聞,テレビニュース,ワイドショー,マニフェスト・選挙公報など), 参議院選挙について視聴したテレビ番組(番組別,時間帯別),バラエティ番組の視聴状況とイメージ  

(7)年金制度・税に対する考え方  
・のぞましい年金制度・方式,日本経済の50年後の見通し,年金制度に対する信頼,国の行うサービスと税金の関係  

(8)対象者の属性  
・性別,生年月  

※調査項目の詳細については,調査票を参照。
公開年月日 2014/05/13
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選挙
政治行動と政治的態度
社会行動と社会的態度
SSJDAオリジナルトピック 政治・行政・選挙
社会・文化
バージョン 1 : 2014-05-13
特記事項 提供データは以下の4つです。
・wC10-Main_Ver1(回答データ:選挙前調査,選挙後調査)
・wC10-Time_Ver1(時間データ:回答時間,中断時間)
・wC10-Sequence_Ver1(回答順序データ:ランダムに提示された選択肢の提示順序,複数回答設問の選択順序)
・wC10-Error_Ver1(エラーデータ)