東京大学

概要
調査番号 0800
調査名 日本版General Social Surveys <JGSS-2008>
寄託者 大阪商業大学
(寄託時:大阪商業大学JGSS研究センター)
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

研究はなし教育は一年
データ提供方法 ダウンロード
メタデータ閲覧・オンライン分析システムNesstar メタデータ閲覧・オンライン分析システム「Nesstar 」を用いた分析が可能。
調査の概要  日本版General Social Surveys(JGSS)は,アメリカのNational Opinion Research Centerが1972年から実施しているGeneral Social Survey(GSS)に範を取り,国際比較を視野に入れて,日本社会と人々の意識や行動の実態を把握することを目的としたプロジェクトである。このプロジェクトは,時系列分析が可能な継続的かつ総合的社会調査のデータを蓄積し,データの二次的利用を希望している幅広い分野の研究者を対象としてデータを公開することを目指している。

 JGSSは研究者のイニシアチブで開始され,最初から,広く日本の,また世界の社会科学者に共有され,国際比較研究の素材となるにふさわしい継続調査として設計されている。そして,調査データは,慎重で厳密なサンプリング,実査,クリーニングのプロセスを経て,公開されてきており,社会科学者の貴重な共有財産となっている。

 JGSSは,大阪商業大学比較地域研究所(文部科学省 学術フロンティア推進拠点)が東京大学社会科学研究所と共同で開始し,大阪商業大学JGSS研究センター(文部科学大臣認定 共同利用・共同研究拠点)が継続している。

 これまでに,2回の予備調査と7回の本調査(JGSS-2000, 2001, 2002, 2003, 2005, 2006, 2008)を実施している。調査内容は,時系列的な変化や時事問題を捉える設問だけでなく,これまでに以下のように発展している。JGSS-2003では,留置調査票を2種類に分け,A票には継続設問と時事設問を,B票には特別なモジュール(社会ネットワーク設問)を組み込んだ。JGSS-2005からは,JGSSに組み込むにふさわしい設問を,広く国内外の研究者から公募し,採択した設問を組み込んでいる。JGSS-2006からはさらに,EASS(東アジア社会調査:East Asian Social Survey)プロジェクトの開始により,留置B票に台湾・韓国・中国と共通する設問を組み込んでいる。

 このように,JGSSの調査内容は現在では,継続設問,時事設問,公募設問,EASS共通設問から構成されている。そして,対象者の職業や世帯構成などの基本属性に関する設問を面接調査で行い,日常的な行動や基本的な生活意識,政治意識などに関する設問を留置調査で行っている。

 JGSS-2008「第7回生活と意識についての国際比較調査」は,JGSS-2006に引き続いて,面接票のほか,留置票を2種類用いている。JGSSの基本形を踏襲した留置A票と,EASS 2008のテーマである「東アジアの文化とグローバリゼーション(Globalization and Culture in East Asia)」モジュールを組み込んだ留置B票であり,対象者を半数ずつそれぞれの調査票に割り当てている。また,JGSS-2008では,日本人の意識と行動の変化をとらえるために,JGSS-2000/2001などで尋ねた設問のいくつかを復活させて留置調査票を中心として組み込んでいる。
調査対象 2008年8月31日時点で全国に居住する満20~89歳の男女個人
(大正7年9月1日~昭和63年8月31日までに生まれた男女)
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 標本数  8,000人

 留置調査票の種類  A票    B票
 アタック数    3,997人  4,003人
 有効回収数    2,060人  2,160人
 回収率       58.2%   60.6%
調査時点 2008年10~12月
調査地域 全国
標本抽出 層化2段無作為抽出法
全国を6ブロックに分け,市郡規模によって4段階(JGSS-2005までは3段階)に層化し,人口比例により529地点を抽出。
各地点において等間隔抽出法により,13~16名を抽出。抽出台帳:住民基本台帳
調査方法 調査員による面接と,留置による自記式を併用。

留置票は2種類あり,A票またはB票のどちらかを用いる。A票とB票を対象者全体の約半数ずつにランダムに配付。
調査実施者 大阪商業大学JGSS研究センター
 JGSS研究センター長:        大阪商業大学教授 岩井紀子
 JGSS研究センター運営委員会委員長: 大阪商業大学教授・学長 谷岡一郎
 JGSS研究センター運営委員会副委員長:東京大学社会科学研究所教授 仁田道夫

実地調査は中央調査社
委託者(経費) 文部科学省から学術フロンティア推進拠点としての指定を受けて,JGSS研究センターが実施。
* 2008年度より,JGSSは文部科学大臣認定共同研究拠点である大阪商業大学JGSS研究センターの事業として実施されることになった。
寄託時の関連報告書・関連論文 『日本版 General Social Surveys 基礎集計表・コードブック JGSS-2008』(文部科学省「人文学及び社会科学における共同研究拠点の整備の推進事業」),2010年3月,日本版総合的社会調査共同研究拠点 大阪商業大学JGSS研究センター
『日本版総合的社会調査共同研究拠点 研究論文集[10]』,<JGSS Research Series>,2010年3月,大阪商業大学JGSS研究センター
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項  調査票は回答者の属性・職業生活を問う部分は面接票で,回答者の意識や行動を問う部分は留置票にて併用。留置票は2種類あり,留置A票は主に継続設問と時事設問を,留置B票は主にEASS共通設問を組み込んでいる。

[面接票]
● 就労状況:先週の就労経験,不就労の理由,就労経験,離職年齢,就労時間数/週,副業就労時間数/週,就労形態,役職,登録派遣,従業員を持つ自営業者,通勤の有無・通勤時間,事業所形態,業種,職種,就労日数/週,通常労働時間数/週,就労年数,企業規模,労働組合加入の有無,現在の仕事の満足度,現在の会社・組織での就労継続意向,失業の可能性,再就労の容易さ,外国との取り引き,求職の有無。
● 婚姻上の地位:結婚状況。
● 配偶者:先週の就労経験,就労時間数/週,副業就労時間数/週,就労形態,役職,登録派遣,従業員を持つ自営業者,業種,職種,就労日数/週,就労年数,企業規模,配偶者年齢,同別居。
● 両親:父母(同居・生死,年齢,結婚状況,就労の有無)。
● 子ども:人数,性別,同居・生死,年齢,結婚状況,就労の有無)。
● 家庭状況:その他の家族(人数,続柄,性別,年齢),同居家族人数,世帯主,一時的な別居家族(続柄,別居理由),兄弟姉妹数,配偶者の兄弟姉妹数。
● 収入:現在の収入源,中心となる収入源,世帯年収,本人年収(全体,主な仕事),配偶者年収(全体,主な仕事)。
● 階層意識・現居住地:自分の位置する階層,居住地域の規模。
● 15歳の頃:居住地(本人)(都道府県名,市郡規模,農山村地域),15歳の頃の父親・母親のしつけ,15歳の頃の父(就労形態,役職,職種,企業規模),15歳の頃の母の就労地位。
● 学歴:最終学校(本人,配偶者,父親,母親),最終学校の卒業・中退(本人,配偶者),専修学校・専門学校への通学経験(本人,配偶者)。
● 初職:初職の就労時期,就労形態,役職,職種,企業規模。


[留置A票]
● 生活習慣:喫煙,飲酒,テレビの視聴時間,新聞の購読,読書量,家族一緒の夕食頻度,友人との会食頻度,炊事・洗濯・買い物・掃除・ゴミ出しなどの家事に従事する頻度など。
● 団体への所属:政治団体,業界団体,ボランティアグループ,市民団体,宗教団体,スポーツ・クラブ,趣味の会,消費者組合などへの所属の有無など。
● 余暇活動:ドライブ,カラオケ,映画鑑賞,音楽鑑賞,テレビゲーム,園芸・庭いじり,将棋・囲碁,宝くじ,パチンコ・パチスロ,スポーツ,友人との会食,旅行,読書,テレビの視聴時間,余暇の過ごし方に対する満足感など。
● 情報機器の利用:パソコン(職場・自宅),携帯電話/PHS,インターネットによる情報検索,ショッピング,バンキング,HP の作成,電子メール(パソコン・携帯)の送信頻度,携帯電話での通話頻 度など。
● 環境問題:環境に考慮した消費行動(節電,故障の修理,リサイクル商品,無農薬・有機栽培,買物袋持参,公共交通機関),地球環境と経済成長・利便性,国産食品の購入,環境保護のためのボイコット・バイコット行動,環境保護に資するエネルギー利用(太陽光発電,深夜電力,エコウィル/エコキュー ト,低公害車)など。
● 人間観・信頼観:人間の本性,他人への信頼観,学者,地方議員,国会議員などの職業集団に対する信頼観,新聞,テレビなどのマスメディアに対する信頼観,学校,病院,中央官庁,裁判所,警察,自衛隊,大企業,金融機関,労働組合,宗教団体などの機関や団体に対する信頼観など。
● 死生観・信仰・宗教活動:信仰している宗教,家の宗教,宗教の団体や会への所属の有無,信仰の程度,宗教団体への信頼観,安楽死法への賛否など。
● 家族・ジェンダー:性別役割分業観,結婚・離婚観,三世代同居観,家庭生活に対する満足感,理想の子ども数,希望する子どもの性別,子どものしつけ・体罰に関する意識,父親・母親の存在感の変化,子どもの道徳意識の変化,家族一緒の夕食の頻度,家事頻度など。
● 社会階層:階層帰属意識,世帯収入についての主観的水準,この2~3 年に生じた経済状態の変化,家計への満足感,経済的不安,生活水準を向上させる機会への期待,対象者が15 歳の頃の家族の生活水準,中学3 年の頃の成績など。
● 政治や政府に対する意識と評価:支持政党,政権担当能力のある政党,政治的態度,高齢者問題(生活保障,医療・介護)や子どもの教育や保育・育児における政府の役割,政府の役割の範囲,所得税の負担感,所得格差の是正,年金の受給額の予測,福祉と税負担,国民と政治のかかわり(市民の影響力,理解度,投票,国会議員),知事の任期,知事への支持など。
● 健康・医療関係:健康状態,喫煙,禁煙努力,飲酒,心理的トラウマの経験,健康状態に対する満足感,高齢者の医療・介護の責任の所在,受診行動,通院阻害要因,健康診断,医療不安,暴行・暴言被害経験,地域の救急医療体制など。
● 法律関係:安楽死法への賛否,死刑制度への賛否,少年法の改正など。
● 居住環境・地域環境:住居形態,地域での居住年数,将来にわたる居住希望,地域に外国人が増えることへの賛否,居住地域への満足感,地域の救急医療体制,空き巣やひったくり・強盗の被害経験の有無など。
● 幸福感・満足感:幸福感,居住地域への満足感,余暇の過ごし方への満足感,家庭生活への満足感,家計への満足感,友人関係への満足感,健康状態への満足感,配偶者との関係への満足感。


[留置B票]
● 生活習慣:テレビの視聴時間,新聞の購読,読書量,家族一緒の夕食頻度,友人との会食頻度,炊事・洗濯・買い物・掃除・ゴミ出しなどの家事に従事する頻度など。
● 団体への所属:政治団体,業界団体,ボランティアグループ,市民団体,宗教団体,スポーツ・クラブ,趣味の会,消費者組合などへの所属の有無など。
● 余暇活動:ドライブ,カラオケ,映画鑑賞,音楽鑑賞,テレビゲーム,園芸・庭いじり,将棋・囲碁,宝くじ,パチンコ・パチスロ,スポーツ,友人との会食,旅行,読書,テレビの視聴時間,余暇の過ごし方に対する満足感など。
● 情報機器の利用:パソコン(職場・自宅),携帯電話/PHS,インターネットによる情報検索,ショッピング,バンキング,HP の作成,電子メール(パソコン・携帯)の送信頻度,携帯電話での通話頻 度など。
● 環境問題:国産食品の購入,環境保護に資するエネルギー利用(太陽光発電,深夜電力,エコウィル/エコキュート,低公害車)など。
● 人間観・信頼観:人間の本性,他人への信頼観など。
● 死生観・信仰・宗教活動:信仰している宗教,家の宗教,信仰の程度,安楽死の賛否など。
● 社会階層:階層帰属意識,世帯収入についての主観的水準,家計への満足感,生活水準を向上させる機会への期待,所得格差の是正,15 歳の頃の家族の生活水準,中学3 年の頃の成績など。
● 政治や政府に対する意識と評価:支持政党,政治的態度など。
● 医療関係:健康状態,心理的トラウマの経験,健康状態に対する満足感など。
● 居住環境・地域環境:住居形態,地域での居住年数,居住地域への満足感,地域での外国人との接触,地域に外国人が増えることへの賛否,空き巣やひったくり・強盗の被害経験の有無など。
● 幸福感・満足感:幸福感,居住地域への満足感,余暇の過ごし方への満足感,家庭生活への満足感,家計への満足感,友人関係への満足感,健康状態への満足感,配偶者との関係への満足感など。
● EASSモジュール「東アジアの文化とグローバリゼーション」
 ・文化接触:日本アニメ,中国映画,韓国ドラマ
 ・儀礼:姓名判断,縁起の良い日
 ・友人に求める資質:正直,責任感,頭脳明晰,教養,権力,裕福,忠実,思いやり
 ・価値観:性別役割分業観,父親の権威,集団志向(多数派への同調,協調性重視),内集団志向 (縁故採用,同郷意識),権力格差(上司への服従,有能なリーダー任せ),不確実性の回避,リスク・テイキング
 ・ローカリズムとナショナリズム:居住地域への愛着,自国への愛着,東アジアへの愛着
 ・好きな音楽:クラシック,ロック,ジャズ・ブルース,ポピュラー音楽,伝統音楽など―演歌
 ・外国での性風俗関係の娯楽の経験:享受した人が周りにどのくらいいるか,経験した地域
 ・国際問題への関心:話題にする頻度,海外ニュースを得るメディアの種類
 ・訪問したことがある/知り合いのいる国・地域:中国,韓国,台湾,東南アジア,ヨーロッパ,北アメリカ,その他
 ・社会的距離感(同じ職場で働くことに抵抗がある/近所に住むことに抵抗がある/親類になることに抵抗がある):中国,韓国,台湾,東南アジア,ヨーロッパ,北アメリカ
 ・外国人労働者の増加・外国人花嫁の増加に対する賛否
 ・グローバリゼーションとナショナリズム:外国製品の輸入制限,国益の追求,文化接触による固 有の文化の損傷
 ・グローバリゼーションのもたらす功罪:自国の経済にとって,自国の雇用機会にとって,自国の環境にとって
 ・英語能力:短い記事の読解,会話,手紙の作成
 ・外国での教育・研修経験:学位の取得,5日間以上の教育・研修経験
 ・外国企業とのかかわり:外資系企業勤務
 ・社会的ネットワーク:新年の挨拶を交わす家族・親類の数,新年の挨拶を交わす人数(家族・親類以外),日常的に接する家族・親族の数,日常的に接する人数(家族・親類以外),挨拶を交わしたり・日常的に接する人の職業
● EASSモジュールに関連して,JGSS が独自に組み込んだ設問:日本製電器製品の購入,グローバリゼーションのもたらす功罪(日本の消費者にとって,対象者の消費活動にとって,対象者の雇用機会と安定にとって)。
公開年月日 2011/02/17
トピック 社会・文化
バージョン 登録:2011年2月17日
修正:2015年10月20日
特記事項 大規模なデータ修正などのため,データセットはバージョンアップされることがあります。当データアーカイブから提供するデータはVersion 2.0となります。これ以降の修正については,次のURLで公開していますので適宜確認し,各自でデータを修正願います。  http://jgss.daishodai.ac.jp/

SSJDA貸出以外の成果を含むものはJGSSサイトhttp://www.jgss.daishodai.ac.jpのJGSS関連文献を参照

教育目的の申請は、自署による受講者リスト提出後に承認されます。