東京大学

概要
調査番号 0812
調査名 第46回学生生活実態調査,2010
寄託者 全国大学生活協同組合連合会
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

寄託者が利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  「学生の消費生活に関する実態調査」は,大学生の生活,主に経済的な側面と大学生の意識や行動を明らかにし,結果を生協の諸活動や事業に反映させることによって,大学生の生活をより充実したものとする目的で,1963年から毎年10月に実施されている。2010年に実施された本調査は46回目にあたる。

 今回の調査では,過去の調査でも共通して設定している調査項目(生活費や消費行動など)に加えて,将来に対する見通し・希望についての調査項目を充実させた。これらの項目は,リーマンショック以降の経済不況が,学生の生活や意識に影響している実態を検討する上で有用であろう。

 報告書でも,そのような検討作業を行っている。例えば仕送り減少による収入減が奨学金やアルバイトによる補填の必要性を高くすることによって下宿生の生活をより困難にしている実態,あるいは,採用抑制の潮流が就職活動の長期化という経路を通じて学生の支出増加をもたらしている実態,さらにこれら経済生活の実態が,多くの学生に就職や将来への不安を抱かせるという意識面への影響として反映されていることが,それぞれ明らかにされている。しかし他方で調査結果からは,不安を感じつつも自らが社会に貢献しそのための技術や知識を身につけたいという将来への意欲が示されているという実態も読み取ることができる。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 4年制の国公立・私立大学の学生
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 回収数 9,871人
(報告書の集計・分析は経年での変化をより正確にするために,毎年指定している31大学生協で回収した9,871サンプルについてのものである。)
調査時点 2010-10 ~ 2010-11
2010年10月~11月
対象時期 2010 ~ 2010
調査地域 日本
全国
標本抽出 確率: 単純無作為抽出
確率: 層別抽出: 比例割当法
ランダムサンプリング(サンプラーの抽出は各生協で学生名簿などから行う)
調査方法 自記式調査票:紙
郵送留め置き法。各生協で学生名簿などからランダムサンプリングして調査票を郵送(一部手渡し)して回収。
サンプラーの抽出,調査票の発送・回収は各生協で実施。
調査実施者 全国大学生活協同組合連合会
DOI 10.34500/SSJDA.0812
委託者(経費)  
寄託時の関連報告書・関連論文 「第46回学生の消費生活に関する実態調査報告書 『CAMPUS LIFE DATA 2010』」,2011年3月,全国大学生活協同組合連合会
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 (1)属性  
・学部,学年,年齢,性別・未既婚,大学入試,住居種類・間取りと広さ・風呂設備,通学交通機関,通学時間  

(2)大学生活,日常の生活や行動  
・大学生活: 1週間の登校日数・登下校時刻,授業コマ数,今の大学・学部は第1志望か,今の大学を選んだ理由,授業,大学の施設・設備・環境の満足度,人間関係・雰囲気・学科の満足度
・就職: 進路予定,不安感,就きたい職業・職種のためにしていること,就きたい職業・職種の決定  

(3)日常生活  
・読書,サークル活動,入院・通院状況,食事,日常生活の悩み,相談相手,社会への関心・将来の生活  

(4)消費行動  
・パソコンの保有・使用状況,海外旅行  

(5)生協の活動内容・評価・利用等  
・生協書籍部,生協購買部,生協食堂,生協活動の認知度  

(6)経済生活  
・暮らし向き,奨学金,アルバイト,生活費・貯金の状況,この半年間の特別出費,今後半年間の特別出費の予定,父母の職業と年収  

※調査項目の詳細については,調査票を参照。
公開年月日 2012/06/20
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消費と消費者行動
高等教育
若者
SSJDAオリジナルトピック 教育・学習
社会・文化
バージョン 1 : 2012-06-20
特記事項 ・本データのケース数は21,698(91大学生協)であり,報告書の集計に使用されたサンプルの回収数(9,871)とは一致していません。
・報告書の集計に用いられた大学に関する情報は,本データに含まれていません。