概要 |
調査番号
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0823
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調査名
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老研-ミシガン大-東大 全国高齢者パネル調査<Wave5(1999), Wave6(2002)>, 1999-2002
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寄託者
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東京都健康長寿医療センター研究所
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利用申込先・承認手続き
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利用方法の詳細はこちら
SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
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教育(授業・卒論等)も可 |
利用期限
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一年間 |
データ提供方法
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ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
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利用不可 |
調査の概要
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本研究プロジェクトは,東京都老人総合研究所(研究代表:前田大作)とミシガン大学(研究代表:Jersey Liang)の共同研究として1986年にスタートした。1987年には全国から層化二段無作為抽出された60歳以上の男女を対象として初回調査(Wave1)を行い,その後,1990年(Wave2)に60~62歳,1996年(Wave4)に60~65歳のサンプルを補充しながら,3年ごとに追跡調査を実施してきた。1999年のWave5からは,調査実施主体に東京大学が加わった。
本調査では,高齢者の身体的・精神的健康,家族,家族以外の社会関係,経済状態など,高齢者の保有する資源や生活の状況を様々な側面から調べている。同じ対象者を繰り返し調査するパネル調査,あるいは縦断研究(longitudinal study)の手法をとることにより,高齢者の資源や生活の状況の変化の様子や,変化をもたらしている要因を分析できるようになっている。
今回公開するのは,1999年,2002年に実施されたWave5およびWave6のデータであり,それぞれ,以前のWaveの継承という側面に加えて,「後期高齢期の健康・家族・経済のダイナミクス」という新たな研究テーマに取り組むという側面をもつ。日本では,急速な少子高齢化が進む中で,後期高齢者(通常75歳以上)の人口や割合も急速に増えており,前期高齢者と比べて健康に問題を抱える人の多い後期高齢者への対応は,焦眉の社会的課題となっている。特に,この2つのWaveが実施された2000年前後は,公的介護保険制度の導入(2000年)によって,高齢者の介護をめぐる状況が大きく変動していた時期でもある。
Wave5では,60歳以上の全国代表標本となるような標本補充を行ってきたWave4までの方針を転換し,後期高齢者に着目した課題設定を可能にするため,70歳以上の大規模標本を新たに無作為抽出して追加したほか,一部の調査項目についてはWave4までの項目の入替(項目の削除・追加)を行った。これに対して,Wave6は,Wave5の追跡調査という位置づけであり,Wave5からの調査項目の変更は少ない。
なお,Wave5,6は,ミシガン大学社会調査研究所によるAHEAD研究(Study of Assets and Health Dynamics Among the Oldest Old)の研究枠組みを参考にしており,本縦断研究は,これになぞらえて,JAHEAD(Japanese AHEAD)とも呼ばれる。ミシガン大学のAHEAD(Wave3以降はHRS:Health and Retirement Studyと統合して実施)は,全米の70歳以上の高齢者を対象として,健康や家族,資産などの資源が高齢期にどのように変化するか,また,相互にどのような影響を与えているかを明らかにすることを目的とした調査である。
資料によって各Waveの呼び方が統一されていないが,以下のように対応している。
・Wave1(W1)…第1回調査,1987年調査,初回調査
・Wave2(W2)…第2回調査,1990年調査,第1回追跡調査
・Wave3(W3)…第3回調査,1993年調査,第2回追跡調査
・Wave4(W4)…第4回調査,1996年調査,第3回追跡調査
・Wave5(W5)…第5回調査,1999年調査,第4回追跡調査
・Wave6(W6)…第6回調査,2002年調査
このうち, Wave1からWave3までのデータは 0395, Wave4のデータは 0679 として公開されている。
また,本調査データは,ICPSR(Inter-university Consortium for Political and Social Research http://www.icpsr.umich.edu)のデータアーカイブにおいても,"National Survey of the Japanese Elderly" として公開されている。
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データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
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量的調査: ミクロデータ
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調査対象
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Wave5:
・Wave4(1996)までに調査に1回以上協力した追跡対象者(63歳以上)
・Wave5で新たに抽出した新規標本(70歳以上)
Wave6:
・Wave5までに調査に1回以上協力した追跡対象者(66歳以上)
※本調査では,抽出されたWaveの調査に回答した人(代行回答を含む)は,原則として全員追跡対象となっており,途中で回答していないWaveがあっても,死亡や調査継続拒否の場合を除き,毎回,調査への協力依頼を行っている。
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調査対象の単位
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個人
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サンプルサイズ
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Wave5:
・死亡を除く対象数 4,680人,有効回答者数 3,989人,死亡を除く回収率 85.2%
(・Wave4までの追跡対象者 死亡を除く対象数 2,701人,有効回答者数 2,354人,死亡を除く回収率 87.2%)
(・Wave5の新規対象者 死亡を除く対象数 1,979人,有効回答者数 1,635人,死亡を除く回収率 82.6%)
Wave6:
・死亡を除く対象数 3,877人,有効回答者数 3,245人,死亡を除く回収率 83.7%
(・Wave4までの追跡対象者 死亡を除く対象数 2,427人,有効回答者数 1,999人,死亡を除く回収率 82.4%)
(・Wave5の新規対象者 死亡を除く対象数 1,450人,有効回答者数 1,246人,死亡を除く回収率 85.9%)
※回答者数には,代行調査(下記〔調査方法〕参照)への回答を含む。
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調査時点
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1999-10 ~ 1999-10
Wave5:1999年10月
Wave6:2002年10月
※ただし,10月の調査期間中に不在などの理由で協力を得られなかった対象者については,12月に再調査を実施した。
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対象時期
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1999 ~ 1999
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調査地域
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日本
全国
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標本抽出
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確率: 層別抽出
確率: 多段抽出
Wave5:
・Wave4までの追跡対象者:Wave4(1996)までに調査に1回以上協力した者
・Wave5の新規対象者:全国を11の地域ブロックと都市規模によって層化した層化二段無作為抽出法により,該当年齢の標本(2,000人)を抽出
Wave6:
・Wave5までに1回以上協力した者
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調査方法
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個別面接法
調査票を用いた訪問面接法
※対象者本人への面接調査を基本とするが,重い病気などで本人が回答不能の場合は,家族などへの代行調査を実施した。
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調査実施者
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東京都老人総合研究所(現:東京都健康長寿医療センター研究所),ミシガン大学,東京大学,実査は(社)中央調査社
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DOI
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10.34500/SSJDA.0823
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委託者(経費)
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寄託時の関連報告書・関連論文
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「老研―ミシガン大―東大 全国高齢者パネル調査 <Wave 5(1999),Wave 6(2002)> コードブック」,2012年1月,東京都老人総合研究所(現:東京都健康長寿医療センター研究所)・ミシガン大学・東京大学
「短期プロジェクト研究報告書(1998-2000年度) 後期高齢期における健康・家族・経済のダイナミクス」,2002年3月,(財)東京都老人総合研究所
「研究報告書(2002-2003年度) 後期高齢期における健康・家族・経済のダイナミクスⅡ」,2004年4月,東京都老人総合研究所 社会参加・介護基盤研究グループ
「老研―ミシガン大―東大 全国高齢者パネル調査 <Wave 5(1999),Wave 6(2002)> コードブック」,2012年1月,東京都老人総合研究所(現:東京都健康長寿医療センター研究所)・ミシガン大学・東京大学
「短期プロジェクト研究報告書(1998-2000年度) 後期高齢期における健康・家族・経済のダイナミクス」,2002年3月,(財)東京都老人総合研究所
「研究報告書(2002-2003年度) 後期高齢期における健康・家族・経済のダイナミクスⅡ」,2004年4月,東京都老人総合研究所 社会参加・介護基盤研究グループ
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SSJDAデータ貸出による二次成果物
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二次成果物一覧はこちら
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調査票・コードブック・集計表など
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[調査票]
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主要調査事項
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(1)基本属性など
地域特性,移動状況,生年月,性別,就学年数,両親の最終学歴,死亡の状況,など
(2)就労
現職の有無・属性(雇用形態,従業員規模,職種),労働日数・時間,退職の有無・時期,最長職の属性,など
(3)家族
婚姻状況,結婚時期,離死別時期,子ども数,子どもの属性(性別・年齢・配偶者の有無,他),同居者数,同居者の続柄・年齢・性別,成人子・別居子・孫,配偶者の就労・健康,子どもへの援助,など
(4)社会関係(家族以外)・社会的支援
友人・近隣・グループ参加(親友数,近所付き合い数,友人・近所・親戚との接触頻度,参加グループ,孤立感,他),社会的支援の受領(傾聴者,いたわってくれる人,病気の世話/経済的援助をあてにできる人,他),ネガティブサポート(周囲からの頼まれ事,他),社会的支援の提供(話をきいてあげる,励ます,家族・親戚の介護・看病,他),など
(5)身体健康
病気・視力・聴力等(慢性疾患,1年以内失禁,他),ADL/IADL/身体機能(日常生活動作,手段的活動能力,手助け者の有無・頻度,身体的能力,他),主観的健康感(同年代・1年前との健康度比較,他),など
(6)保健行動
医療機関・保健福祉サービス利用(医師受診回数,入院日数,訪問介護,ショートステイ,他),身長・体重・生活習慣(庭仕事・体操・散歩の頻度,飲酒・喫煙,他),など
(7)精神健康・主観的幸福感
認知機能,うつ尺度,人生満足度尺度,「生きがい」の有無,将来の生活への不安,領域別満足度(健康状態,経済状態,仕事,配偶者,家族,友人,全体的な生活)
(8)経済
不動産(住居形態,土地マンションの名義・広さ,死亡した配偶者の不動産の相続,他),収入・預貯金(配偶者と合わせた年収,世帯全体の年収,収入源,やりくりの苦労,同年代との経済状態との比較),支出(諸支出の負担者,一ヶ月の最低限必要な生活費,貯蓄のとりくずし),など
(9)その他
ライフイベント・ストレス(子どもの喪失経験,1年以内の兄弟姉妹・親友喪失経験,他),奉仕活動,経済的コントロール感,家族規範(老親扶養,不動産の相続,他),宗教(日常的宗教行動,宗教的活動頻度,他),など
(10)調査員観察
同席者の有無,対象者の理解度・協力度,など
※調査項目の詳細については,調査票を参照。
※また,Wave5とWave6との間の調査項目の異同,およびそれ以前のWaveから共通する調査項目については,データ付属のコードブックを参照。
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公開年月日
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2012/10/24
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CESSDAトピック
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詳細はこちら
所得、財産、投資・貯蓄
健康一般とウェルビーイング
高齢者
家族生活と結婚
宗教と価値観
社会行動と社会的態度
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SSJDAオリジナルトピック
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保健・医療
社会・文化
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バージョン
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1 : 2012-10-24
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特記事項
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・Wave4までのデータとマージして使用する場合は,Wave5,Wave6のコードブックで注意点をご確認ください。
・本データを使用した論文・学会発表等の最新リストは,研究プロジェクト(JAHEAD)のホームページ( http://www2.tmig.or.jp/jahead/ )に掲載されています。二次分析にあたっては,これまでの研究と重複がないかをご確認ください。
・謝辞(citation, acknowledgement)の書き方は、データとともに配布されるreadmeファイルを必ずご確認ください。
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