東京大学

概要
調査番号 0859
調査名 幸福感国際比較研究,2009-2011
寄託者 京都大学グローバルCOEプログラム「心が活きる教育のための国際的拠点」 (拠点リーダー:子安増生)
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要 本調査は,京都大学の心理学および教育学の研究者が有機的に連携しながら,国際的に活躍する有為な人材育成のための拠点を形成することを目的として,2007年度から2011年度までの5年間にわたって教育・研究活動を展開してきた京都大学グローバルCOE「心が活きる教育のための国際的拠点」(拠点番号D-07)のプロジェクトの中心課題である幸福感国際比較研究として実施されたものである。

 状態としての「幸福」は,客観的に計量可能な「幸福度」(welfare,well-being)と,主観的に体験される「幸福感」(subjective well-being,happiness)とに大別することができ,それぞれについて測定可能な指標を構築する試みが行われてきた。本調査は,両者のうち幸福感の指標について改めて検討し,尺度を構成するとともに,それを用いて13か国のデータを取得して幸福感の国際比較を行うことを目的としている。

 調査対象は,日本,韓国,中国,南アフリカ,オーストラリア,ニュージーランド,英国,ドイツ,スペイン,カナダ,アメリカ,メキシコ,ブラジルの13か国であり,それぞれの使用言語である日本語,韓国語,中国語,英語(南アフリカ・オーストラリア・ニュージーランド・英国・カナダ・アメリカ),ドイツ語,スペイン語(スペイン・メキシコ),ポルトガル語(ブラジル)の7言語の調査票を用いて,インターネット調査により行われた。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査: ミクロデータ
調査対象 調査対象13か国の18~25歳,40~49歳,60歳以上のいずれかの年齢群に該当する男女
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ         回答者数

合計        8122

日本        1221
韓国         613
中国         641
南アフリカ      474
オーストラリア    626
ニュージーランド   582
英国         552
ドイツ        550
スペイン       546
カナダ        614
アメリカ       542
メキシコ       549
ブラジル       612
調査時点 2009-10 ~ 2009-10
2009年10月:日本
2010年3月:ニュージーランド,英国,ドイツ,スペイン,メキシコ
2011年3月:韓国,中国,南アフリカ,オーストラリア,カナダ,アメリカ,ブラジル
対象時期 2009 ~ 2011
調査地域 中国
南アフリカ
オーストラリア
ニュージーランド
カナダ
アメリカ合衆国
イギリス
ドイツ
スペイン
メキシコ
ブラジル
日本,大韓民国,中華人民共和国,南アフリカ共和国,オーストラリア連邦,ニュージーランド,カナダ,アメリカ合衆国,英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国),ドイツ連邦共和国,スペイン,メキシコ合衆国,ブラジル連邦共和国の13か国
標本抽出
クロスマーケティング社及びその海外協力会社に登録しているモニターの中から,条件(国籍・性別・年齢範囲)を指定してサンプリングを行った。具体的な指定条件は,3年齢群(18~25歳,40~49歳,60歳以上)の男女各同数に設定した。
調査方法 インターネット調査
調査実施者 京都大学グローバルCOEプログラム「心が活きる教育のための国際的拠点」 (拠点リーダー:子安増生),実査はクロスマーケティング社及びその海外協力会社
DOI 10.34500/SSJDA.0859
委託者(経費) 2007年度~2011年度文部科学省「グローバルCOEプログラム」研究拠点形成費補助金(京都大学・拠点番号D-07)
寄託時の関連報告書・関連論文 「幸福感国際比較研究報告書: A cross-national study on happiness」,2012年3月,子安増生(グローバルCOE拠点リーダー)
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 (1)フェース項目(デモグラフィック変数): 国籍,年齢,学歴,教育年数,両親の学歴,既婚未婚,子どもの数,居住形態,信仰
 
(2)幸福感に関わる既存尺度: Diener et al.の人生満足尺度5項目,人並み幸福感尺度9項目,自尊心尺度10項目
 
(3)幸福感の新たな尺度項目(有能感5項目,生命感9項目,達成感4項目)
 
(4)幸福感に関わる新たな尺度項目(メタ認知9項目,教育と幸福6項目)
 
(5)その他の尺度: 後悔,maximizer,locomotion-assessment,NHK放送文化研究所の人生目標尺度,など

(6)文章完成法(3項目)
 
※調査項目の詳細については,調査票を参照。
公開年月日 2013/06/26
CESSDAトピック 詳細はこちら

社会行動と社会的態度




SSJDAオリジナルトピック 社会・文化
バージョン 1 : 2013-06-26
特記事項 ・自由記述(その他の内容,文章完成法)のデータは,非公開となっています