東京大学

概要
調査番号 0893
調査名 全国大学生調査,2007・2009
寄託者 東京大学 大学経営・政策研究センター
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  学部教育の質の高度化が大学改革の課題となっている。また社会変化や入学試験の多様化などをうけて大学生の学習意欲や学力が大きく変化する一方で,急速に変化しつつある労働市場との対応にも大きな亀裂が生じていることも指摘されている。
 こうした状況の中で,日本の高等教育のあるべき大学教育の姿と,それを実現する戦略について,基本的なデザインを描くことが求められている。そうした戦略の策定のためには,大学生がどのような希望を持ち,どのように大学での学習に参加し,生活しているのか,その結果としてどのようなインパクトを受けているのか,実態を明らかにする必要がある。
 以上をふまえて,学生のあり方を正確に把握し,改善の方向を考える基礎的なデータを作る目的で,「全国大学生調査」は企画された。
 得られたデータは大学教育についての研究,政策立案のための基礎的資料として用いられるだけでなく,個々の各調査実施大学で自己評価の道具として活用されることもねらいとしている。
 本調査は日本学術振興科学研究費補助金(学術創成研究費)「高等教育グランドデザイン策定のための基礎的調査分析」(平成17-21年度,研究代表者 金子元久)の交付を受けている。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 全国の大学生(2007年),追跡調査の承諾を得た者(2009年)
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 【本調査】 127大学288学部 48,233名の大学生
【追跡調査】3,371名
調査時点 2007-01 ~ 2009-03
【本調査】第一次調査:2007年1月,第二次調査:2007年4月,第三次調査:2007年6月,補充調査:2007年10月
【追跡調査】2009年2月~3月
※なお調査は,各大学の学事日程などを配慮し実施した。
対象時期 2007 ~ 2009
調査地域 日本
全国
標本抽出 その他
 
調査方法 自記式調査票:紙
自記式調査票:Webベース(CAWI)
【本調査】各大学は参加を決定した時点で,担当者を決め,調査の時期,調査票の配布・回収方法などの実施については,それぞれの大学の担当者と個別に相談して決定した。
【追跡調査】前回調査時に追跡調査への協力を了承し,メールアドレスの記入者を対象として,2009年2月26日から3月19日にかけて,WEB調査で実施。
調査実施者 【本調査】東京大学 大学経営・政策研究センター
【追跡調査】東京大学 大学経営・政策研究センター,実査は(株)リベルタス・コンサルティング 
DOI 10.34500/SSJDA.0893
委託者(経費)  
寄託時の関連報告書・関連論文 「全国大学生調査 第1次報告書」,2008年5月,東京大学 大学院教育学研究科 大学経営・政策研究センター
「全国大学生調査 追跡調査報告書」,2009年12月,東京大学 大学院教育学研究科 大学経営・政策研究センター
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 【本調査】
(1)授業
大学入学後の経験
意味があった授業
授業形態
授業の印象
授業に対する学生個人の取り組み
大学での学び方
成績

(2)大学教育への評価
大学の授業への評価と自分の能力認識
大学満足度
大学在学中の目標
大学の授業と自分との関係

(3)卒業後の進路
卒業後の進路についての希望
就職する上で何が重要か
仕事にどのようなことを望むか
卒業後のキャリアについて

(4)日常生活
通学
学期中の過ごし方
休暇中の過ごし方
よく話す友人
居住形態
授業料を除いた1か月の生活費の出所
授業料の出所

(5)経験・家族
中学・高校での経験
出身高校
高校卒業から現在までに体験したこと
合格が決定した際の入試形態と志望順位

(6)悩み・所属する大学への評価
悩みや意識
現在の大学に対する評価と将来のあり方

(7)フェイス項目
年齢,性別,出身地,両親の最終学歴

【追跡調査】
(1)A票(最終学年)
進路
就職活動
大学院進学
卒業論文・卒業研究
大学時代の成長の実感,など

(2)B票 (2・3年生)
ここ2年間であったこと
過去1年間の変化
在学中に力をいれたこと・評価
在学中の能力の伸び
影響を受けた授業と特徴
週あたりの通学日数
大学滞在時間(1日平均)
過ごす場所(学内・学外)
相談する人(勉強・将来・日常生活)
つきたいキャリア(興味のある業種)
就職についての考え
大学院進学への意向・考え
進路を考える上で影響を受けたこと

(3)C票(就職者)
就職の経緯
仕事をする上で必要な能力
職場・職種
キャリアパスについて
採用時に評価されたと思う要素
大学時代の経験と仕事
大学院進学の意欲
大学院進学の目的として重視するもの
大学院進学の障害
経験した大学教育の評価
将来の大学教育のあり方,など

(4)D票(大学院進学者)
大学院環境と生活
大学院教育
進路,など

(5)E票(既卒非就職者)
現在の状況
在学中の活動
進路についての意識
就職活動
在学中の能力の伸び,など


※調査項目の詳細については,調査票を参照。
公開年月日 2015/08/11
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教育
高等教育
雇用
社会移動と職業移動
若者
SSJDAオリジナルトピック 教育・学習
雇用・労働
バージョン 1 : 2015-08-11
特記事項 ・大学名,学部名,課程・学科・コース名は,非公開