東京大学

概要
調査番号 1014
調査名 第4回青少年の性行動全国調査(JASE SSJDA版),1993
寄託者 青少年の性行動全国調査研究会
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  本調査は,財団法人日本性教育協会がこれまで1974年,1981年,1987年の3回にわたって実施してきた「青少年の性行動調査」の第4回目である。
 本調査の目的は以下の通りである。
(1)生理的,心理的,行動的な側面にわたって,わが国青少年の性的経験の年齢にともなう進行状況と,その時間的変化を明らかにする。
(2)青少年の性に関する意識の実態を明らかにし,その性的経験の個人差,社会的背景等の関連について検討する。
(3)これまで分析が手薄だった性的被害,エイズやSTD(性病)とのかかわりの中で考えられる性交や避妊などの実態を明らかにする。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査: ミクロデータ
調査対象 中学1年生から大学4年生までの男女
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ サンプル数 4,944名(男子2,440名,女子2,504名)
全国9地点で回収された調査票の中から,全国の学生・生徒数の分布を考慮しながら,地点・学校種別・学年・性別に一定数を割り当てる形で無作為抽出を行い,4,944票を選び出して分析対象とした。
調査時点 1993-11 ~ 1994
1993年11月~1994年
対象時期 1993 ~ 1994
調査地域 北海道
東京都
京都府
秋田県
島根県
熊本県
岩手県
富山県
高知県
全国の9地点人口が100万人を超える大都市3地点(札幌市,東京都,京都市),中都市3地点(秋田市,松江市,熊本市),町村3地点(岩手県大東付近,富山県福光町付近,高知県窪川町付近)である。
標本抽出
調査地点から,学生・生徒数,学校種別,学校規模を考慮しながら全体で83校を選んだ上で,各学年からいくつかの学級(場合によっては全学級)を調査対象集団とした。
調査方法 自記式調査票:紙
集合調査法
調査実施者 青少年の性行動全国調査研究会,実査は財団法人 日本性教育協会
DOI 10.34500/SSJDA.1014
委託者(経費)  
寄託時の関連報告書・関連論文 「青少年の性行動 わが国の中学生・高校生・大学生に関する調査報告(第4回)」, 1994年8月, 財団法人 日本性教育協会
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 【フェイス項目】
年齢,学校,学年,中学校卒業時までの居住地域(人口100万人以上・50万人以上・10万人以上・町村など),両親の職業・職種(事務・事務以外),きょうだいの有無,「家庭」「学校」のイメージ(小学校時代~大学時代),通学している場所,自分の部屋の有無,自分専用のテレビ・ビデオの有無,自由に使える車の有無,アルバイトの有無,親しい同性の友人の有無,親しい異性の友人の有無,恋人の有無

(1)生理的な性の発達
・射精経験(精通)
射精経験の有無,初経験の場所・年齢
・月経経験(初潮)
月経経験の有無・年齢

(2) 心理的な性の発達
・性への関心
性への関心・年齢,婚前性交についての考え,結婚についての考え,性別役割分業についての考え,性について知りたいこと,性教育の有無・教わったことがら・役に立ったかどうか,「性」「セックス」の言葉のイメージ,性にかかわる行動や意識に影響を与えたもの・最も影響を与えたもの,友人と性の問題について話す頻度,友人の性的な行動や経験がどの程度気になるか

・触接欲(異性・同性)
異性触接欲経験・年齢,異性触接経験・年齢
同性の人に性的魅力を感じたことがあるか,同性触接経験の有無・年齢・現在の状況

・性的な興奮
性的な興奮を感じた経験の有無・年齢・動機

・キス欲求
性的なキスの欲求経験・年齢

(3) 性的な行動の発達
・デート経験
異性と親しくなりたいと思った経験・年齢,デート経験の有無,初デートの年齢,現在もデートしている相手がいるか,デートにどちらから誘うか

・マスターベーション経験
自慰経験の有無・年齢・現在の状況・頻度・考え

・キス経験
性的なキス経験の有無・年齢・状況・動機

・ペッティング経験
ペッティング経験の有無・年齢

・性交経験
性交経験の有無・年齢・相手(恋人・単なる友人など)・相手の年齢・状況・動機・場所,性交経験の際どのように感じたか,避妊の有無,避妊しなかった理由,性交を経験した人数,現在性交する相手の有無・どのような人か(恋人・単なる友人など),性病への関心,妊娠する可能性が気になるか,避妊の有無・方法・状況

(4) 性的被害
性的な被害の経験の種類・相手

※調査項目の詳細については,調査票を参照。
公開年月日 2015/05/26
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バージョン 1 : 2015-05-26
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