東京大学

概要
調査番号 1375
調査名 2015年階層と社会意識全国調査(第1回SSP調査), 2015
寄託者 SSPプロジェクト
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  本調査は,階層と社会意識の関係を糸口にして,日本社会がどこへ向かって進みつつあるのかを把握することを目的とする。また,CAPI(Computer Assisted Personal Interview)法を用い,日本の学術研究におけるCAPI調査の先駆的モデルとなることを目指す。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査: ミクロデータ
調査対象 全国の20歳以上64歳以下(2014年末現在)の日本国籍を持つ男女
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 有効回収数3,575人(有効回収率43.0%)
調査時点 2015-01-24 ~ 2015-06-21
2015年1月24日~6月21日
※調査を3期に分けて実施(第3期は第1,2期の対象者への追加調査)。
第1期(225地点):2015年1月24日(土)~2月15日(日)
第2期(225地点):2015年2月21日(土)~3月15日(日)
第3期(追加調査):2015年5月16日(土)~6月21日(日)
対象時期 2015 ~ 2015
調査地域 全国
標本抽出 層化3段無作為抽出。第1次抽出単位を市区町村,第2次抽出単位を町丁字等(国勢調査の小地域集計で利用されるものを基準とする),第3次抽出単位を個人とする。抽出台帳は選挙人名簿を用いた(選挙人名簿での抽出が行えなかった自治体については,住民基本台帳を用いた)。
調査方法 コンピュータ(タブレット端末)を用いた調査員による個別聴取面接法(CAPI法: Computer Assisted Personal Interview)。調査員用と対象者用の2台の端末を利用した。
面接聴取の制御は,SurveyHackers社(現MS Hackers,LLC)の開発したAndroid上で稼働するアプリCCASTシステム内の”Ques Android”[調査員用]および”Ques Android (for Respondents)”[対象者用の端末]を利用した。調査員用端末上に表示される質問文を調査員が読み上げ,同期している対象者用端末に表示される選択肢一覧の中から,対象者が選択肢を選んで口頭で回答し,調査員が端末に記録する方式を原則とした。ただし,対象者が希望する場合には自身が対象者用端末画面をタップし,回答を選択することができる。両端末が同期して,回答が調査員用端末に記録され,同時に対象者は自身の回答を対象者用端末で視認することもできる。
個人収入と世帯収入に関わる質問では,調査員による口頭質問を行わずに,対象者自身が端末操作により回答を入力し,調査員側に回答が知られない配慮を行った。
調査実施者 SSPプロジェクト(実査は株式会社日本リサーチセンター)
DOI 10.34500/SSJDA.1375
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 SSPプロジェクト(吉川徹・伊藤理史),2016,「2015年階層と社会意識全国調査(第1回SSP調査)報告書」,SSPプロジェクト,2016年3月18日
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など 調査票
主要調査事項 (1) 主観的な社会経済的地位
・階層帰属意識(5区分,10区分)
・日本における上層・下層の割合
・現在の位置(収入,学歴,資産・財産)

(2) 満足感・生活水準
・満足感(生活全般,自分の学歴)
・幸福度,健康状態
・同年代の平均的な世帯収入,個人収入・世帯収入の満足度

(3) 意識・価値観
・労働に対する価値観,格差・競争に対する意識
・家庭や私生活の犠牲,将来よりも今の人生を楽しむ
・重要度(社会的評価の高い職業につくこと,高い収入を得ること,家族との時間を大切にすること)
・子どもの教育に対する価値観,性別役割分業に対する価値観
・政治に対する意識,伝統・権威に対する価値観

(4) 行動・習慣
・選挙の投票,議員とのつきあい,市民運動への参加,ボランティア・NPO活動,募金や寄付,サプリメント・健康食品の利用,プレミアム商品の購入
・音楽会・コンサートへ行く,美術展・博物館に行く,小説・歴史の本を読む,図書館に行く,海外旅行に行く
・頼りにしている親しい人の人数,近所の人への信頼

【フェース項目】
・性別,生年月,
・本人の学歴,初職入職時年月,転職回数,浪人・留年経験,失業経験
・本人の従業上の地位,従業先の事業内容,企業規模,役職,職業
・現職入職年月,労働時間
・仕事の中身,職場の状況
・婚姻状態,結婚時年齢,配偶者の生年月
・配偶者の学歴,従業上の地位
・同居家族の人数・構成,子どもの有無・構成
・支持政党,父母の学歴,15歳時の階層帰属意識,15歳時所有財,住居形態・広さ,居住年数
・保有している財(乗用車,ペット,子ども部屋,ピアノなど)
・個人年収・世帯年収
公開年月日 2021/08/25
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平等、不平等、社会的排除
社会行動と社会的態度
SSJDAオリジナルトピック 社会・文化
バージョン 1 : 2021-08-25
特記事項