概要 |
調査番号
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1420
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調査名
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日本版General Social Surveys <JGSS-2003>
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寄託者
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東京大学社会科学研究所
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利用申込先・承認手続き
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利用方法の詳細はこちら
SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
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教育(授業・卒論等)も可 |
利用期限
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研究はなし教育は一年 |
データ提供方法
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ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
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オンライン集計システム「SSJDA Data Analysis」を用いた分析が可能。
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調査の概要
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日本版 General Social Surveys (JGSS) は,アメリカの National Opinion Research Center が1972年から実施している General Social Survey (GSS) に範を取り,国際比較を視野に入れて,日本社会と人々の意識や行動の実態を把握することを目的としたプロジェクトである。このプロジェクトは,時系列分析が可能な継続的かつ総合的社会調査のデータを蓄積し,データの二次的利用を希望している幅広い分野の研究者を対象としてデータを公開することを目指している。
JGSS-2003では留置調査票をA票とB票の2種類用意し,対象者を半数ずつそれぞれの調査票に割り当て,B票では回答者のネットワーク関係を中心に尋ねるという意欲的な試みをしている。
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データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
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量的調査: ミクロデータ
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調査対象
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満20~89歳の男女個人
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調査対象の単位
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個人
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サンプルサイズ
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正規対象 7,200人,有効回収数 3,663人(うち留置調査票がA票 1,957人,留置調査票がB票 1,706人)
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調査時点
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2003年10月~11月
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対象時期
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調査地域
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全国
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標本抽出
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層化2段無作為抽出法(全国を6ブロックに分け市郡規模によって層化し人口比例により489地点を抽出)
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調査方法
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調査員による面接と留置による自記式を併用
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調査実施者
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大阪商業大学比較地域研究所,東京大学社会科学研究所
実査は中央調査社
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DOI
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委託者(経費)
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大阪商業大学比較地域研究所が文部科学省から学術フロンティア推進拠点としての指定を受けて東京大学社会科学研究所と共同で実施
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寄託時の関連報告書・関連論文
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大阪商業大学比較地域研究所・東京大学社会科学研究所編,2005,『日本版 General Social Surveys 基礎集計表・コードブック JGSS-2003』
大阪商業大学比較地域研究所・東京大学社会科学研究所編,2005,『日本版 General Social Surveys 研究論文集[4]JGSSで見た日本人の意識と行動』
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SSJDAデータ貸出による二次成果物
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二次成果物一覧はこちら
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調査票・コードブック・集計表など
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調査票 【 面接 】【 留置A 】【 留置B 】
集計表 【 面接 】【 留置A 】【 留置B 】
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主要調査事項
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調査票は回答者の属性・職業生活を問う部分は面接票で,回答者の行動や意識を問う部分は留置票にて併用留置票はA票とB票の2種類あり,留置B票の冒頭部分は調査員が対象者に面接で尋ねながら記入
【面接票】
●就労状況: 先週の就労経験,就労日数/週,就労時間数/週,残業時間数/週,就労曜日,連休の回数/年,通勤の有無・通勤時間,通勤手段,就労地位,就労事業所(業種,職種,事業所形態,企業規模,就労年数),部下の有無,労働組合加入の有無,雇用状況(失業の可能性,再就労の容易さ),現在の仕事の満足度,現在の会社・組織での就労継続意向,収入(本人年収),副業状況(副業の有無,副業就労時間数/週),不就労の理由,求職の有無,現在の収入源
●結婚状況,配偶者と別れた理由
●配偶者の就労状況: 先週の就労経験,就労日数・時間数/週,就労地位,業種,職種,企業規模,年収
●自分の位置する階層
●家庭状況: 15歳の頃の居住地,住居形態,同居の有無,別居の理由,家族人数,別居家族人数,家族(有無・続柄・性別・年齢・自宅在住か・一時的に自宅を出ている理由・世帯員変数・配偶者の年齢),世帯主,子どもの人数
●本人15歳時の父職(就労地位,職種,企業規模),本人15歳時の母職(就労地位)
●最終学校(本人・配偶者・父親・母親),最終学校の卒業・中退
●世帯年収
【留置A票】
●生活習慣: 新聞を読む頻度,1ヶ月の読書冊数,家事頻度,家族・友人との夕食・会食頻度,購読新聞,喫煙経験,禁煙努力,飲酒頻度,テレビ視聴時間 ●団体への所属: 生協,宗教の団体や会,趣味の会
●余暇活動: 定期的に行うスポーツ,娯楽の頻度(ドライブ・カラオケ・映画鑑賞・音楽鑑賞・テレビゲーム・園芸・将棋・囲碁・麻雀・ナンバーズ・ミニロト・宝くじ・サッカーくじ・公営ギャンブル・パチンコ・パチスロ),1泊以上の旅行頻度
●学習活動: 英語を使う機会,英会話のレベル,英語読解力のレベル,学校外の英語学習の経験,英語の学習意欲,英語学習の理由
●消費行動: 購買行動,4~5年前の消費行動からの変化
●ITの利用: 利用通信媒体
●人間観・信頼観: 他人への信頼観,人間の本性,組織への信頼(大企業・宗教団体・学校・中央官庁・労働組合・新聞・病院・テレビ・裁判所・学者・研究者・国会議員・市区町村議会議員・自衛隊・警察・金融機関)
●学校教育・教育観: 身近な人の校内いじめの有無,学校でのいじめの責任,中学でのクラブ活動への教員の立会い,顔見知りの子どもによる万引きを目撃した場合の対応
●死生観・信仰・宗教活動: 信仰する宗教,信仰の度合い
●家族・ジェンダー: 三世代同居観,理想的な子どもの数・性別,夫婦別姓意識,夫婦のあり方・親子関係についての意識,女性知事候補への投票,女性知事による大相撲の表彰
●政治や政府に対する意識と評価: 国か個人か(高齢者生活保障・医療・介護,子どもの教育,保育・育児),政治意識(保革5段階),所得格差是正への賛否
●社会階層: 家計状態の変化,世帯収入のレベル,15歳時の世帯収入レベル,生活水準向上機会の有無,階層帰属意識,自分の年金額予想,所得税の負担感
●医療関係: 健康状態,アレルギー症状の有無(本人・同居家族),心理的トラウマの経験
●法律関係: 少年法の改正の賛否,安楽死,代理母出産への賛否,カジノ(合法化への賛否・参加意向)
●地域環境: 自宅周辺の危険な場所の有無,空き巣被害経験,強盗等の被害経験,外国人とのつき合い(経験),外国人に近所で会う機会,外国人増加の賛否,外国人増加の影響,居住地域への愛着,居住年数,将来にわたる居住希望,近所のコンビニ利用
●幸福感・満足感: 生活満足度(居住地域・余暇利用・家庭生活・家計状態・友人関係・健康状態),幸福度
【留置B票】
〈留置B票の面接部分の設問〉
●悩みの相談: 相談相手(記入人数),A~Dが互いに知り合いか
●政治的な話題: 話の相手(記入人数),E~Hが互いに知り合いか
●仕事の相談: 相談相手(記入人数),I~Lが互いに知り合いか,A~Lが同一人物か
〈留置B票の留置部分の設問〉
●面接で尋ねたネットワークに関連する設問: 「悩みを相談する人」「政治について話をする人」「仕事について相談する人」の一人ひとりについて,以下のことを尋ねている対象者との関係,性別,年齢,知り合ってからの期間,連絡を取る頻度,学歴,就労形態,仕事の内容,親密度,政治が話題になったかどうか,支持政党,共通の趣味・娯楽の有無,一緒に出かけること,まとまったお金を借りられるかどうか
●ネットワーク: 知り合いの有無(町内会・自治会の役員,ボランティア団体・市民運動団体の役員,同業組合の役員,労働組合の役員,役所・役場の部課長以上の役職者,都道府県庁の部課長以上の役職者,中央官庁の部課長以上の役職者,市区町村の首長,地方議会議員,国会議員,政治家の後援会の世話役,新聞・テレビなどの記者・ディレクター・編集者,医師,中小企業経営者,保険の勧誘員,銀行員,工場作業員,コンピュータ・プログラマー/情報処理技術者)
●社会階層: この2~3年に生じた経済状態の変化,生活水準を向上させる機会への期待,階層帰属意識
●幸福感・満足感:幸福感,居住地域への満足感,余暇の過ごし方への満足感,家庭生活への満足感,家計への満足感,友人関係への満足感,健康状態への満足感,配偶者との関係への満足感
●健康状態
●家族観・性別役割分業観
●団体への所属: 政治関係の団体や会,業界団体・同業者団体,ボランティアのグループ,市民運動・消費者運動のグループ,宗教の団体や会,スポーツ関係のグループやクラブ,趣味の会への所属の有無
●政治や政府に対する意識と評価: 政治への関心,小泉内閣の実績評価,日本の景気,政治的態度,国民と政治のかかわりについての考え方,政治はどのような存在か,政府の支出への評価,支持政党,政権担当能力のある政党,福祉などの公共サービスと税負担,政治活動への参加,政治についての情報収集の習慣
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公開年月日
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2021/04/15
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CESSDAトピック
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詳細はこちら
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SSJDAオリジナルトピック
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社会・文化
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バージョン
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1 : 2021-04-15
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特記事項
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