概要 |
調査番号
|
1458
|
調査名
|
世界価値観調査(日本調査)Wave7,2019
|
寄託者
|
電通総研(山﨑)
(寄託時:電通総研)
|
利用申込先・承認手続き
|
利用方法の詳細はこちら
SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
|
教育(授業・卒論等)も可 |
利用期限
|
一年間 |
データ提供方法
|
ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
|
利用不可 |
調査の概要
|
World Values Surveyは,価値観の変化とそれが社会や政治に与える影響を研究する社会科学者のグローバルネットワークであり,WVS協会はオーストリアのウィーンに本部を置いている。
本調査は1981年に開始され,各国において最も厳密で質の高い調査設計を追求している。WVSは,世界人口の90%近くを占める約120カ国で基本的に共通の質問票を用いて実施される国別代表調査で構成されている。WVSは,人間の信念や価値観に関する非営利かつ国際的な時系列調査としては最大規模であり,現在約40万人の回答者が含まれている。さらに,WVSは,世界の主要な文化圏すべてにおいて,極貧国から極富裕国まで,さまざまな価値観変動をカバーする唯一の学術研究である。
WVSは,科学者や政策立案者が,世界中の人々の信念,価値観,動機の変化を理解するための一助となることを目指している。経済発展,民主化,宗教,男女平等,社会資本,主観的幸福などのテーマを分析することができる。
本データは,世界価値観調査のうち日本調査のWave7(2019年)である。世界価値観調査については,公式サイトも参照されたい。https://www.worldvaluessurvey.org/wvs.jsp
|
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
|
量的調査: ミクロデータ
|
調査対象
|
全国18歳以上の男女個人
|
調査対象の単位
|
個人
|
サンプルサイズ
|
有効回収数1,353
|
調査時点
|
2019年9月
|
対象時期
|
|
調査地域
|
全国
|
標本抽出
|
郵送用パネルからの国勢調査結果に基づく性・年齢割当
|
調査方法
|
郵送法
|
調査実施者
|
株式会社日本リサーチセンター
|
DOI
|
|
委託者(経費)
|
|
寄託時の関連報告書・関連論文
|
World Values Survey Wave 7 (2017-2020) Japan Study # WVS-2017 v2.
|
SSJDAデータ貸出による二次成果物
|
二次成果物一覧はこちら
|
調査票・コードブック・集計表など
|
【 調査票 】
|
主要調査事項
|
(1) 生活・社会
・人生の重要な側面(家族,友人,余暇,政治,労働,宗教),人生に関する考え方(人生の主な目的の一つは親に誇りを持ってもらうこと)
・男女の役割に関する考え方(女性よりも男性の方が政治的リーダーに向いている
・社会に関する基本的な考え方,所得平等に関する考え方,ビジネスの私有・国有に関する考え方,個人の責任と国の責任,競争の善悪,ハードワークは成功につながるか
・将来の変化に対する評価(仕事の重要度低下,など),科学と技術に関する考え方(生活を快適にする,など)
・幸福感,健康状態,人生の自由度,生活満足度,世帯の経済状況の満足度,親世代と比べた生活水準
・近所付き合いをしたくない人(麻薬常用者,人種の異なる人々,など),過去1年間の本人/家族の経験(十分な食料・飲料がない,など)
・環境保護か経済成長か,自由か平等か,自由か安全か
・日本で汚職や贈収賄行為の認知,汚職や贈収賄行為に関わっている組織(中央政府,企業の幹部,地方自治体,など),公共サービス利用の際に賄賂・贈答品等を送る頻度,男性は女性よりも汚職や贈収賄が多いか,公共サービスの見返りとしての賄賂・便宜を受けて責任を問われるリスク
・移民が国の発展に及ぼす影響,移民の具体的な影響や心配な点(重要な働き手になる,失業率が上がる,など),移民政策に関する考え方
・最近の治安,近所で発生する頻度(強盗,など),安全のための行動(大金を持ち歩かない,など),本人/家族の最近の犯罪被害,不安の程度(失業,など),テロ・内戦・自分の国が戦争に巻き込まれることの不安の度合い
・許容できるか(不正受給,脱税,ワイロ,同性愛,妊娠中絶,自殺,暴力,など)
(2) 仕事
・仕事に関する考え方(男性は女性よりも仕事に対する権利をもつべき,など),労働に関する考え方(働かないと怠惰になる,など)
(3) 子ども・家族
・重要な子どもの質(礼儀正しさ,自主性,など)
(4) 政治
・政治関心,友人と政治に関する議論をする頻度,過去/最近の政治的活動(署名,など),過去/最近のオンライン政治的活動(政治に関する情報の収集,政治的活動,イベント抗議活動を組織する,など),過去/最近の社会的活動(寄付,官僚への連絡,など)
・地方選挙・国政選挙での投票有無,投票予定政党
・選挙に関する認識(公正な集計,など),公正な選挙の重要度,政治システムを通じた政府に対する発言権
・政治システムに対する考え方(強いリーダーがいる,など),
政治的立場
・民主主義の本質(富裕層に課税し貧困層を補助する,など),民主主義の重要度,国の民主主義度合い,政治システムの機能に関する満足度
・個人の人権の尊重に対する評価
(5) 組織・信頼
・組織に対する信頼(宗教団体,自衛隊,新聞・雑誌,など),組織のメンバーシップ(宗教団体,労働組合,など)
・国際機関は実効性を重視すべきか民主的手続きを重視すべきか,国際組織に関する知識
・一般的信頼,他者に対する信頼(家族,隣人,個人的な知り合い,自分とは異なる宗教・国籍の人,など)
(6) 宗教・国家
・宗教(現在),祭祀に行く頻度
・人生における神の重要性,信じるかどうか(神,死後の世界,地獄,天国),宗教に対する意見(戒律・儀式に従うことか,他者のための善行か,など)
・祭祀以外で神に祈りをささげる頻度,宗教に関する考え方(科学と宗教が対立する場合の正しい方,など),自分は信心深いか
・宗教の基本的意義(死後,現世を意味あるものにする),道徳的ルールに従うことの意見
・戦争で国のために戦いたいか,日本人としての誇り
・日本の社会に対する意見,これからどのような社会・国家を目指すべきか,日本が良い方向に向かっていると考えるもの,日本が悪い方向に向かっていると考えるもの,21世紀の日本・日本人はどのようにあるべきか
・10年間の国の目標,国家における重要度(国家の秩序維持など),社会における重要度(経済の安定,など)
・政府の権利(公共の場でのビデオ監視,など),親近感(いま住んでいる市区町村,日本,アジア,世界,など)
(7) フェイス項目
・性別,出生年,年齢,本人・配偶者・母親・父親の学歴,親との同居
・婚姻状態,子ども数,世帯の人数
・本人・配偶者の就業状態,本人・配偶者・父親の職業,就業セクター(政府または公的機関,民間企業,民間企業の非営利団体),世帯主か,支出と貯蓄の状態,生活の程度,昨年1年間の収入
・日本で生まれたか,日本国籍か
・情報源(新聞,テレビ,インターネット,ソーシャルメディア,など),家庭での使用言語
|
公開年月日
|
2022/11/17
|
CESSDAトピック
|
詳細はこちら
|
SSJDAオリジナルトピック
|
社会・文化
|
バージョン
|
1 : 2022-11-17
|
特記事項
|
|