概要 |
調査番号
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1469
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調査名
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都市的ライフスタイルの選好に関する地理的社会調査(非大都市調査),2020
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寄託者
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埴淵知哉
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利用申込先・承認手続き
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利用方法の詳細はこちら
SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
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教育(授業・卒論等)も可 |
利用期限
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一年間 |
データ提供方法
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ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
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利用不可 |
調査の概要
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近年,人文地理学を含む社会科学諸分野において,個人と地域の相関性や因果関係を問う研究が増えている。特に,社会調査個票データの位置(住所)情報に基づいて空間データや地域指標を紐づけることで,個人と地域の情報を併せもつ「地理的マルチレベルデータ」を構築し,それを統計学的手法によって解析するという研究方法が,社会科学諸分野において広くみられるようになった。しかし日本では,詳細な位置情報をもち,幅広いテーマの分析が可能な大規模データはほとんど存在しない。このような地理的マルチレベルデータの構築,そしてそのデータの公開は,重要かつ喫緊の課題といえる。このような背景のもと,本研究グループでは2017年度から研究を開始し,廉価性・迅速性に優れるオンラインサーベイを利用して大規模な地理的マルチレベルデータの構築を進めた。
2020年10-11月にかけて,日本の大都市居住者を主な対象としたオンラインサーベイが実施された。調査およびデータセットの名称は「都市的ライフスタイルの選好に関する地理的社会調査」(GULP: Geo-social survey for Urban Lifestyle Preferences)である。GULPは対象地域と調査方法が異なる三つの社会調査個票データからなる。メインとなるのが,東京特別区と政令指定都市を対象としたオンラインサーベイ「大都市調査(Metro survey)」である。このデータに対するベンチマーク調査として,その他の地域を同じ方法で調査した「非大都市調査(Nonmetro survey)」と,非公募型の郵送パネルを用いた「全国郵送調査(Nationwide postal survey)」の二つがある。三つの調査における設問は共通であり,地域および調査法間の比較が可能である。またいずれの調査でも原則として番地・号レベルまでの住所情報を取得している。なお,調査時期は5年に一度の国勢調査に合わせているため,社会調査個票と国勢調査小地域集計データをタイムラグがほとんど無い状態で結合できる。大半の回収が調査開始直後(11月上旬)に完了していることから,11月中旬以降年末年始にピークを迎えたCOVID-19第三波の影響は限定的であったと考えられる。
本データ(1469)はGULPのうちの「非大都市調査」によって取得されたものである。そのほかの調査によって得られたデータは,「大都市調査」(1468),「全国郵送調査」(1470)として提供されている。また,本データの回答者の居住市区町村については別途「特別データ」(1472)として提供されている。
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データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
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量的調査: ミクロデータ
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調査対象
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非大都市(東京特別区・政令指定都市以外)の全市区町村に居住する20-69歳
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調査対象の単位
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個人
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サンプルサイズ
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回収数:3,000
(大都市調査と非大都市調査を合わせて)
総配信数(回答依頼の総数):234,483
スクリーニング調査回答総数:90,676
スクリーニング調査のみ回答:57,676
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調査時点
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2020年10月31日~2020年11月30日
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対象時期
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調査地域
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非大都市(東京特別区・政令指定都市以外)の全市町村
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標本抽出
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JAPAN Cloud Panelの登録モニターから募集した。募集の際には令和2年度住民基本台帳の人口データに基づいて,地方(6区分)・性別(2区分)・年齢(5区分)で人口比例割付を行った。
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調査方法
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登録モニターに対するウェブ調査
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調査実施者
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埴淵知哉,実査は株式会社 日本リサーチセンター
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DOI
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委託者(経費)
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寄託時の関連報告書・関連論文
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埴淵知哉・中谷友樹・上杉昌也・井上茂,2020,「インターネット調査と系統的社会観察による地理的マルチレベルデータの構築」.『地理学評論』 Series A 93(3):173-192
埴淵知哉・村中亮夫(編) 2018. 『地域と統計―〈調査困難時代〉のインターネット調査』ナカニシヤ出版
埴淵知哉編,2022,『社会調査で描く日本の大都市』古今書院
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SSJDAデータ貸出による二次成果物
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二次成果物一覧はこちら
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調査票・コードブック・集計表など
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【 調査票 】【 集計表 】
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主要調査事項
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・個人属性
年齢,性別,居住地(郵便番号および住所),居住年数,配偶関係,同居人数,同居者,居住形態,学歴,世帯収入,就労状態,雇用形態,職種
・地域設問
住みやすさ,都市度の認知,地域満足度(利便性,安全性,人間関係,娯楽・文化,自然・気候),地域に対する意識(愛着,貢献意思,景観保全,人生との結び付き,評判),地域住民の愛着,近所付き合い(信頼,助け合い,知っている程度,帰属意識),移住者増の影響(経済,文化,人間関係,治安),近隣環境(商店,公共施設,公園,公共交通機関,散歩道,事故が不安な道,防犯面で心配な場所,落書き・ゴミ,荒廃した建物,魅力的な景観),過去5年間の地域の変化,50年後の地域展望,団体活動参加(地域,子ども,趣味,政治,社会的活動),移動手段(自動車(運転),自動車(同乗),タクシー,バス,電車,自転車),位置情報の利用状況
・一般設問
※一般設問は(A)~(C)の3つに分かれており,それぞれ対象者の3分の1に対してランダムに提示された。
調査票(A)
社会意識(幸福感,保革意識,階層帰属意識),科学に対する意識(信頼,プラスマイナス,文系・理系),健康(主観的健康感,喫煙,歩行時間,新型コロナ対策・予防接種・住民反応に対する意見),ペット保有
調査票(B)
社会意識(幸福感,保革意識,階層帰属意識),消費・ライフスタイル(インターネットショッピング利用,シェアサービス利用,環境・エネルギーについての意見,寄付の経験,サードプレイスの有無),居住地移動(出身地,出身地への愛着,将来暮らしたい地域(現在地,出身地,農山漁村,地方都市,大都市圏)),訪問・居住歴(都道府県,国),重要な事がら(仕事の成功,結婚,仲間,安定した仕事,趣味),性別役割分業意識
調査票(C)
社会意識(幸福感,保革意識,階層帰属意識),国勢調査回答(回答者,回答方法,未回答項目の有無と内容,国勢調査に関する知識),防災(災害リスク認知(地震,津波,河川氾濫,高潮,がけ崩れ),避難経験,防災準備),格差に対する認識(所得格差,地域差)
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公開年月日
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2022/10/13
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CESSDAトピック
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詳細はこちら
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SSJDAオリジナルトピック
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社会・文化
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バージョン
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1 : 2022-10-13
2 : 2024-10-21
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特記事項
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・調査時点の居住市区町村については,秘匿性の観点から別途特別データ(1472)として申請が必要です
・問A11(新型コロナの流行を契機に「変わった」と思うこと)の自由記述回答は非公開です
・調査の背景・概要および結果の全体的な内容については,以下の書籍を参照のこと:埴淵知哉編,2022,『社会調査で描く日本の大都市』古今書院
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