東京大学

概要
調査番号 1570
調査名 仕事と身だしなみについてのアンケート, 2022
寄託者 太郎丸 博
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  対人サービス業の割合が拡大した現代社会では,労働者が外見や容姿を整えることは職務を遂行するうえで重要な要素の一つとみなされることがある。このような中で「美的労働」は,職務上必要とされる服装や化粧,立ち居振る舞いといった自己呈示の総称として提唱された。美的労働は労働者自身が容姿や言動を整えることを指すだけでなく,雇用者による労働者の外見やふるまいの統制なども示すという点で重要である。
 こうした背景から,本調査は美的労働の存在や社会階層との関係を統計的に明らかにすることを目的に,美的労働研究プロジェクトの一環として実施された。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 日本に在住する15-64 歳の学生を除く有業者の男女
※学生を除いたため,実際の最年少回答者は21歳となった。
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 999名
<回収率>
スクリーニング調査の対象者2,540名を分母にした場合:39%
割り当てを行った1,241名を分母にした場合:80%
調査時点 2022年3月4日~7日
対象時期
調査地域 日本
全国
標本抽出 非確率: クオータ抽出
スクリーニング調査の結果をもとにクォータサンプリングを行った。

その過程を詳細に記述すると以下のようになる。
まず,調査会社の登録モニターから2,540人を無作為抽出し,スクリーニング調査への回答を依頼した。スクリーニング調査では性別,年齢,従業上の地位をたずねている。そこから無業者と学生を除外したうえで,性別と従業上の地位(正規雇用,非正規雇用,自営)のクロス表の分布が労働力調査2020年平均のそれと一致するように1,241人の回答者を割り当て,本調査の回答を依頼した。
調査方法 自記式調査票:Webベース(CAWI)
WEB調査
調査実施者 太郎丸博,実査は調査会社マイボイスコム
DOI
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 太郎丸博編,2022,『美的労働に関する調査報告書』,2022年6月
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など 調査票(スクリーニング調査) 】 【 調査票(本調査) 】 【 集計表
主要調査事項 (1)フェイス項目
性別,年齢,学歴,専攻分野,収入(世帯・個人),先週の労働時間,従業上の地位,勤め先の業種・従業員数,職種,身長,体重

(2)仕事・職場の環境
在宅勤務の頻度,仕事の裁量・自由さ,女性社員の割合,正社員の割合,接客頻度,出勤時の服装,仕事のときの服の費用負担者,上司の服装,上司や先輩による外見指導をされた経験,上司や先輩による外見チェック,外見に関する規則・ガイドライン,外見や接客に関する研修

(3)回答者本人の身だしなみに関するふるまい・価値観
仕事に出かけるときのおしゃれ,仕事が休みの時のおしゃれ,仕事をするときの心がけ,仕事による髪型・服装・身だしなみに関する意識の変化,外見管理に関する考え,外見管理に関する世間の認識,美容店・理容店の利用頻度,美容院や理髪店にかかった金額,ファッションに関する意識,外見に関する抵抗感,容姿に対する自己評価

(4)その他
文化活動,テレビ番組の視聴,生活満足度,権威主義的態度,自己効力感,からだや心の状態(ストレス) など
公開年月日 2024/05/21
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労働条件
文化的活動と参加
社会行動と社会的態度
SSJDAオリジナルトピック 雇用・労働
社会・文化
バージョン 1 : 2024-05-21
特記事項 自由記述(Q13,Q20)は非公開
公開データは本調査のみ