東京大学

概要
調査番号 1754
調査名 児童養育費調査 北会津 農村調査(世帯調査票), 1966
寄託者 森岡 清美
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SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  本調査は,「児童養育費調査 川崎 労働者調査(世帯調査票), 1965」に続くものとして,農村家族における児童養育費の実態を,家族周期(Family life cycle)の観点から明らかにすることを目的とした調査である。
 福島県北会津郡北会津村の水田稲作中心の専業農家世帯を対象として世帯調査と家計調査が行われ,調査対象者のうち,40世帯に対してはそれとあわせて栄養調査が行われた。
 本データには,上記の3つの調査のうち,世帯調査票のデータのみが含まれている。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査: ミクロデータ
調査対象 福島県北会津郡北会津村の水田稲作中心の専業農家世帯
調査対象の単位 世帯
サンプルサイズ 有効回収数 124世帯
調査時点 1966年8月18日〜8月20日
対象時期
調査地域 福島県
福島県北会津郡北会津村
標本抽出
福島県北会津郡北会津村の経営面積15以上25反未満の農家407のうち,以下の条件を満たす農家を対象とする。
(1)水稲単作専業農家であること。
(2)夫婦が健在であること。
(3)子どもがいないもしくは3人以下であること。子どもがいる場合は第1子が22歳以下であり,みな未婚かつ,就学のために別居している者を除いてみな同居していること。かつ,高校段階の子は就学,大学段階の子は就学中であるか自家農業に従事している(農外就業者ではない)こと。
ただし,夫婦に対して傍系(弟妹など)の同居者が1人あり,就学中もしくは未成年の場合は対象から除外。

これらの条件に該当する世帯を選び出し,児童数・家族周期による20タイプに当てはまる世帯を取り出した。各タイプ10例を目標に,例数の多いタイプについては家計簿記帳能力や協力的態度の度合いによって選定し,例数の少ないタイプに関しては経営階層の条件を緩めて対象を追加した。
その結果,154世帯が選び出され,30世帯の不備票を除く124世帯の調査票を回収した。
調査方法 個別面接法:紙と鉛筆(PAPI)
調査員による他記式個別面接調査
調査実施者
社会保障研究所 児童養育費研究班
DOI
委託者(経費)
厚生科学研究費
寄託時の関連報告書・関連論文 森岡清美,1968,「農村家族における児童養育費の研究(I)――家族周期からみた生活構造の分析を中心に」『季刊社会保障研究』3(4),1968年3月
中鉢正美編,1970,『家族周期と児童養育費』至誠堂,1970年8月
中鉢正美編,1971,『家族周期と家計構造』至誠堂,1971年8月
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など 調査票(世帯調査)
主要調査事項 (1)児童の状況
性別,生年月,年齢・月齢,発達段階,学校種別,幼稚園・保育園種別,収入を伴う仕事の有無,収入の使い方,子供部屋の有無,自分専用の勉強机の有無,身長,体重,死亡した子どもの有無,死亡した子どもの性別

(2)家族の状況
続柄,出生年月,年齢・月齢,農業経営上の地位,家内労働・日雇・内職の有無,農閑期のみにする仕事の内容,学歴,卒業・在学の別,年間総所得,病気がちの家族の有無,病気がちの家族の続柄,現在病気の家族の有無,現在病気の家族の続柄

(3)未婚きょうだいのうち別居家族の状況
続柄,現在の所在地(都道府県),別居中の事由,仕送りの状況,帰省頻度,仕事の内容,職種

(4)世帯の状況
農地面積,農業所得合計,年払いにしている品物の有無,年払いにしている品物,年ぷ払いにしている品物の有無,年ぷ払いにしている品物,風呂場の場所,風呂の利用方法,便所の場所,台所の流しの蛇口の有無,炊事に使う燃料,冬暖房に使うもの,所有器具,もち家かどうか,部屋数,合計畳数,月ぎめ新聞の種類,日用品の買い物のお金を出し入れする家族の続柄,大きい買い物のお金を出し入れする家族の続柄,重大な出来事を中心的に決める家族の続柄,家の創立時代

(5)農業の状況
農業所得の内容,作る米の量,野菜を買うことの有無,買う野菜の内容,雇う人数,払う日当,住み込みでない年雇いの有無,住み込みでない年雇いの月平均賃金,自宅で作るか(味噌・醤油・つけもの),現在使っている農業器機,借りて使っている農業器機

(6)夫婦の状況
結婚年月,結婚時年齢,結婚後の姓,夫婦の出生順位,夫婦のきょうだいの生存・死亡の別,夫きょうだいの性別,夫婦の出身地,夫婦の両親の存否,夫婦の親との同居経験,子どもの進学見通し,長男に希望する職業,追加出生意欲,理想だと思う子供数,妊娠中の家族の有無,妊娠中の家族の続柄

(7)その他
臨時収入があった場合の使用用途,最も近い生活の仕方

(8)フェイス項目
世帯類型,主な回答者
公開年月日 2025/02/26
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バージョン 1 : 2025-02-26
特記事項 データには世帯調査の変数が含まれます。