東京大学

概要
調査番号 1769
調査名 食育に関する意識調査, 2024
寄託者 農林水産省 消費・安全局 消費者行政・食育課
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
引用・謝辞の例 二次分析の結果を発表する際には、個票データについて以下の文を付することにより、個票データの出典を明記してください。

二次分析にあたり、東京大学社会科学研究所附属社会調査データアーカイブ研究センターSSJデータアーカイブから
「食育に関する意識調査, 2024」 (農林水産省 消費・安全局 消費者行政・食育課) の個票データの提供を受けました。
https://doi.org/10.34500/SSJDA.1769

※例えばシリーズで複数調査をご利用になられた場合は調査名の箇所にシリーズ名を記載するなど、状況に応じてご修正いただけると幸いです。ご不明点等ございましたら ssjda@iss.u-tokyo.ac.jp までお問い合わせください。
調査の概要 近年,栄養の偏り,不規則な食事,肥満や生活習慣病の増加,朝食の欠食,食の海外への依存,伝統的な食文化の危機,食の安全等,国民の食生活をめぐる環境が大きく変化している。

内閣府では,このような食生活に関する環境変化を踏まえ,食育に対する国民の意識を把握し,今後の食育推進施策の参考とすることを目的として,2005年の「食育に関する特別世論調査」から継続して調査を行ってきた。また2016年の調査から,農林水産省の担当となった。

今回の調査は,(1)食育への関心,(2)現在の食生活,(3)共食の状況,(4)生活習慣病の予防や改善に関する実践状況,(5)食育の推進に関わるボランティア活動,(6)食文化,(7)農林漁業体験,(8)環境への配慮や産地・生産者を意識すること,(9)非常食の用意,(10)食品の安全性,(11)「食事バランスガイド」,(12)「日本型食生活」の12の調査項目が設けられている。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査: ミクロデータ
調査対象 全国の市区町村に居住する20歳以上の者
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 標本数5,000人,有効回収数2,365人(有効回収率47.3%)
調査時点 2024年10月30日~11月25日
対象時期
調査地域 日本
全国
標本抽出 確率: 系統抽出
確率: 層別抽出: 比例割当法
確率: 多段抽出
層化2段無作為抽出法
[層化]
全国を地区と都市規模によって計65層に層化し,各層における人口(住民基本台帳に基づく2024年1月1日現在の人口)の大きさにより,5,000の標本数を比例配分し,各調査地点の標本数が14~27になるように第一次抽出単位となる調査地点数を決定した。

[抽出]
2020年国勢調査時に設定された調査区を第一次抽出単位となる調査地点として利用し,等間隔抽出法によって調査地点の抽出を行った。次に,各地点について住民基本台帳による等間隔抽出法によって調査対象者を決定した。
調査方法 自記式調査票:紙
自記式調査票:Webベース(CAWI)
郵送及びインターネットを用いた自記式
調査実施者
農林水産省 消費・安全局,実査は中央調査社
DOI https://doi.org/10.34500/SSJDA.1769
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 農林水産省 消費・安全局,『食育に関する意識調査報告書』,2025年3月
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など 調査票
主要調査事項 [アンケート事項]
(1)食育への関心
・「食育」という言葉やその意味の認知,「食育」という言葉を知ったきっかけ,食育への関心度,食育に関心がない理由,今後1年間実践したい食育

(2)現在の食生活・生活習慣
・健全な食生活の心掛け,栄養バランスに配慮した食生活(主食・主菜・副菜をそろえて食べる頻度),バランスに配慮した食事回数を増やすために必要なこと
・朝食を食べる頻度,朝食を食べるために必要なこと,普段の食事の準備

(3)地域等での共食の状況
・地域等での共食に対する意識・経験

(4)過去の食生活
・経済的な理由で食料を購入できなかった経験,フードパントリー等による食品の無料配布の利用経験,こども食堂などの無料又は低価格で食事をとることができる場所の利用経験

(5)生活習慣病の予防や改善に関する実践状況
・生活習慣病の予防や改善に関する実践,ふだんゆっくりよく噛んで食べているか

(6)食育の推進に関わるボランティア活動
・食育の推進に関わるボランティア活動参加の有無,不参加の理由

(7)食文化
・郷土料理や伝統料理,作法などを受け継ぐことの意識,郷土料理や伝統料理,作法などを受け継いでいるか,郷土料理や伝統料理,作法などを受け継ぐために必要なこと
・郷土料理や伝統料理,作法などで受け継いだ内容,郷土料理や伝統料理,作法などを受け継いだ機会
・郷土料理や伝統料理,作法などに関して次世代に伝えているか,郷土料理や伝統料理,作法などについてどのようなことを伝えているか,郷土料理や伝統料理,作法などに関して次世代に伝える機会,郷土料理や伝統料理,作法などを次世代に伝えるために必要なこと
・郷土料理や伝統料理をどのくらいの頻度で食べているか,郷土料理や伝統料理を食べない理由

(8)農林漁業体験
・調査対象者,あるいはその家族の中で農林漁業体験に参加したことのある人の有無,参加して変化したこと,体験内容,参加者,参加した直近の時期,参加していない理由,参加したいと思う農林漁業体験

(9)農林漁業体験以外の体験
・調査対象者,あるいはその家族の中で農泊や産地直送等を通じた生産者と直接つながる活動に参加したことがある人の有無,活動の内容

(10)環境への配慮や産地・生産者を意識すること
・環境に配慮した農林水産物・食品を選ぶ頻度,内容,選ばない理由
・産地・生産者を意識した農林水産物・食品を選ぶ頻度,選ぶようになったきっかけ

(11)非常食の用意
・非常食は何日分を想定して用意しているか

(12)食品の安全性
・食品の安全性に関する知識,安全な食生活を送ることについての判断
・安全な食生活を送るために意識しているポイント(賞味期限等の表記の確認,においや見た目など食品の状態の判断,保存方法・使用方法の順守,調理器具の殺菌・消毒,料理の常温放置,加熱不十分な肉の判断,健康食品の利用)

(13)「食事バランスガイド」
・「食事バランスガイド」の認知度,参考度

(14)「日本型食生活」
・「日本型食生活」の実践度
・ごはんを食べる頻度

[フェース事項]
・性別,年齢
・配偶者の有無,同居者,18歳未満の同居者の有無・人数
・家族と一緒に食べる頻度(朝食・夕食),一緒に食べない理由(朝食・夕食)
・職業,暮らし向き,時間的ゆとり,健康状態
公開年月日 2025/10/30
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SSJDAオリジナルトピック 教育・学習
保健・医療
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バージョン 1 : 2025-10-30
特記事項