概要 |
調査番号
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H017
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調査名
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介護保険と訪問介護に関する利用者アンケート,2006
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寄託者
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佐藤博樹
(寄託時:東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付研究部門)
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利用申込先・承認手続き
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利用方法の詳細はこちら
SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
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研究のみ |
利用期限
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一年間 |
データ提供方法
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ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
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利用不可 |
調査の概要
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本調査は,釜石市の協力を得て,東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付研究部門「ヘルパーの能力開発と人事管理に係わる研究会」が実施したものである。
介護保険制度導入を機に,訪問介護サービスに対するニーズが拡大したことによって,同サービスの管理体制整備やサービスの質の高度化への要請が高まりつつあり,また介護職員数の需要拡大も見込まれている。しかし他方で,訪問介護職員を中心として,人手不足が深刻化していることもまたこの分野が直面する事実だ。ニーズの量的拡大と質的高度化に対応し,かつ 十分な担い手の確保・定着そして育成を図ることが,介護事業サービスにおける喫緊の課題となっている。
こうした状況をふまえて,本調査は,介護サービスの質的高度化という課題に焦点を当てる。具体的には,訪問介護サービスを利用している高齢者を調査対象として,介護職員やサービスに対する意見に関して詳細な調査項目を設けている。これらの調査項目を通じて,利用者の立場から見た介護サービスの実態を把握し,今後の訪問介護サービスの質の向上をはかるための基礎資料を得ることをねらいとしている。
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データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
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量的調査: ミクロデータ
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調査対象
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岩手県釜石市在住で,2006年9月に介護保険の訪問介護サービスを利用した者(調査時点までの死亡・施設入所者を除く)
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調査対象の単位
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個人
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サンプルサイズ
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調査対象者数688人,有効回収数358人,有効回収率52.0%
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調査時点
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2006-09 ~ 2006-09
2006年11~12月
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対象時期
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2006 ~ 2006
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調査地域
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岩手県釜石市
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標本抽出
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調査方法
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質問紙によるアンケート調査(自記入式,対象者本人の回答が難しい場合は家族もしくは介護者が本人の考えを想像して回答)
※郵便留置(釜石市より),郵送回収(回答者が直接投函,返送先は東京大学社会科学研究所)
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調査実施者
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東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付研究部門「ヘルパーの能力開発と人事管理に関する研究会」
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DOI
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10.34500/SSJDA.H017
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委託者(経費)
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寄託時の関連報告書・関連論文
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「訪問介護員の定着・能力開発と雇用管理」,東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付研究部門 研究シリーズ No.11,2008年3月,東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付研究部門
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SSJDAデータ貸出による二次成果物
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二次成果物一覧はこちら
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調査票・コードブック・集計表など
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[調査票]
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主要調査事項
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(1)ヘルパーについて
ヘルパーは対象者にとってどのような人か,ヘルパーへの依頼内容,ヘルパーについての考え
(2)介護保険の訪問介護サービスの利用について
利用時にしてもらった(してもらっている)こと,利用に関する説明(契約書・訪問介護計画書を含む),ヘルパーへの希望・苦情
(3)介護サービスの利用状況と満足度
利用開始時期,介護度,ヘルパーの利用状況,満足度,訪問介護以外の利用サービス,サービス利用に主に誰の意見を取り入れたか,釜石市の独自提供サービスの利用経験,ヘルパー以外で介護に携わる人,介護保険制度とその改正についての知識
(4)アンケート対象者自身について
現在の楽しみや生きがい,人生で最も充実感があった時期
(5)アンケート対象者の属性
性別,年齢,配偶者,同居家族,釜石市在住年数
(6)実際の回答者の属性(対象者の同居家族が回答した場合のみ)
対象者との関係,性別,年齢,介護経験
※調査項目の詳細については,調査票を参照。
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公開年月日
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2014/03/20
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CESSDAトピック
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詳細はこちら
社会福祉制度・構造
特定の社会サービスの利用と供給
社会階層と社会集団
高齢者
社会と文化
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SSJDAオリジナルトピック
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雇用・労働
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バージョン
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1 : 2014-03-20
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特記事項
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問18オ)は、非公開となっています。
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