東京大学

概要
調査番号 PM020
調査名 東大社研・壮年パネル調査(JLPS-M)Wave 1-2,2008
寄託者 東京大学社会科学研究所パネル調査プロジェクト
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

研究はなし教育は一年
データ提供方法 ダウンロード
メタデータ閲覧・オンライン分析システムNesstar 利用不可
調査の概要  労働市場の構造変動,急激な少子高齢化,グローバル化の進展などにともない,日本社会における就業,結婚,家族,教育,意識,ライフスタイルのあり方は大きく変化を遂げようとしている。これからの日本社会がどのような方向に進むのかを考える上で,現在生じている変化がどのような原因によるものなのか,あるいはどこが変化してどこが変化していないのかを明確にすることはきわめて重要である。

 東京大学社会科学研究所パネル調査プロジェクトは,こうした問題をパネル(追跡)調査の手法を用いることによって,実証的に解明することを研究課題とする。このため東京大学社会科学研究所では,「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査」(Japanese Life Course Panel Survey-JLPS)として,若年パネル調査(JLPS-Y),壮年パネル調査(JLPS-M),高卒パネル調査(JLPS-H)の3つのパネル調査を実施している。

 2007年1月に始められたJLPS-YとJLPS-Mは,職業,家族,教育,意識(政治的態度を含む),健康など,網羅的な質問項目を含んでおり,日本では数少ない大規模パネル調査の1つである。また,職業に関する項目は非常に詳細で,社会階層と社会移動に関する全国調査(SSM調査)に準拠する項目が尋ねられている。

 このように,JLPSは,特に英米における豊富なパネル調査の経験を参考に,国際比較分析が可能になるような設計を心がけているのみならず,既存の日本の調査(クロスセクショナルなものを含む)の調査項目も参考にしている。
 JLPS-Yは,2006年12月末現在で20歳から34歳のいわゆる「若年層」を,またJLPS-Mは,35歳から40歳の「壮年層」を対象としたもので,両者の質問項目は一致している。

 ここに収録の調査は,上記3つの調査のうち,2007年および2008年にそれぞれ実施した「壮年パネル調査」(Japanese Life Course Panel Survey of the Middle-aged; JLPS-M)wave1およびwave2に関するものである。同調査はその後も毎年継続して実施する予定である。なお,2008年同時期に行った「若年パネル調査」はSSJDA調査番号PY020 に収録されている。 また,2007年に行った「壮年パネル調査(wave1)」の概要については,PM010 を参照のこと。

 なお,社会科学研究所パネル調査プロジェクトの推進にあたっては,以下の資金提供を受けている。東京大学社会科学研究所研究経費(2003年度~),独立行政法人日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究S:2006~2009年度, 2010~2014年度),厚生労働科学研究費補助金(政策科学推進研究:2004~2006年度),奨学寄付金:株式会社アウトソーシング(代表取締役社長・土井春彦,本社・静岡市):2006年~2008年度。
調査対象 日本全国に居住する35~40歳の男女(2006年12月時点)
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ       有効回収票数(A)   有効アタック数(B)  回収率(A/B)
合計    1246                1433            87.0%

男性     567                 672            84.4%
女性     679                 761            89.2%
調査時点 2008年1~4月 (wave2)
調査地域 全国
標本抽出 層化2段無作為抽出

・地域(10地域)と都市規模(4類型)の2層により層化(271地点)
・さらに性別・年齢別(5歳間隔)に層化
・抽出台帳は,住民基本台帳を基本とし,住民基本台帳の閲覧が不許可になった地点では,選挙人名簿を使用
調査方法 調査票による郵送配布,訪問回収法

・対象者には追跡調査であることを事前に伝えた上で調査に協力を要請し,郵送で調査票を配布。その後記入された調査票を,調査員が訪問し回収。
調査実施者 東京大学社会科学研究所パネル調査プロジェクト
実査は,(社)中央調査社
委託者(経費) (「調査の概要」を参照)
寄託時の関連報告書・関連論文 ディスカッションペーパーシリーズ
ディスカッションペーパーシリーズは,パネル調査プロジェクト関連の研究成果を,速報性を重視し暫定的にまとめたものである。PDFファイルをダウンロードをして,閲覧可能。
『東京大学社会科学研究所パネル調査プロジェクト 研究成果報告会2008』(研究成果報告4本+シンポジウム「社研パネル調査から見えてくるもの」所収)
『東京大学社会科学研究所パネル調査プロジェクト 研究成果報告会2009』(研究成果報告4本+シンポジウム「ワークライフバランス研究の最新動向と社研パネル調査」所収)
「結婚の壁-非婚・晩婚の構造」勁草書房,2010年10月,佐藤博樹 永井暁子 三輪哲 編
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 (1)回答者の属性・仕事
・性別・生年月
・就労状況 : 就労有無,無業者の状況,無業者の求職意図および活動状況,就業経験
・現在(直近)の職業について : 従業上の地位,職種,1年前と同じ仕事かどうか,役職,就業時間/日,就労日数/週または月,給料・収入の形態,勤め先の事業内容,企業規模
・現在(直近)の通勤および労働時間など : 通勤時間,週所定労働時間,職場での仕事上や役職上の呼び名,雇用契約期間の有無・雇用契約の更新
・現在(直近)の職場環境 : 残業の頻度,社員数の恒常的不足,納期に追われる,互いに助け合う雰囲気,先輩が後輩を指導する雰囲気,等(10項目)
・現在(直近)の仕事の状況 : 仕事のペースの裁量,職業能力向上の機会,ワークライフバランス,失業の可能性,等(7項目)
・この1年間(2007年3月~2008年調査時点)での就業・転職状況 : この1年での就業・転職(および転職回数),(転職した場合)現在の勤め先へ就職時期および就職経路

(2)ふだんの生活
・現在の暮らしむき
・この1年間で行ったこと : 音楽のコンサートに行く,美術館・博物館に行く,スポーツをする,海外旅行に出かける,ボランティア活動をする,等(11項目)

(3)家族
・同居家族 : 合計人数,続柄,性別,年齢,在学の有無,就業の有無
・この1年間で新たに一緒に暮らすようになった家族 : 続柄,暮らすようになった理由
・この1年間で一緒に暮らすのをやめた家族 : 続柄,暮らすのをやめた理由
・現在同居していない家族 : 続柄,同居していない理由
・兄弟姉妹数 : 回答者本人の兄弟姉妹とその学歴,および両親の兄弟姉妹の人数
・子どもについての考え : できるだけ高い教育を受けさせたいかどうか,学校外教育の希望,できるだけ多くの財産を残したいかどうか

(4)最終学歴
・塾・予備校・家庭教師を利用したことがあるかどうか(小学校・中学校・高校の段階別)
・中学3年時に進学を希望していた教育段階
・中学在学時の状況 : 中学時の非行経験,学校の様子,卒業時の進路先
・高校在学時の状況 : 高校の科類,設置主体(公立・私立・国立),学科,入学形態(一般入試,推薦入学など),卒業の有無,高校3年時の成績,同級生における大学進学者割合,卒業後の進路
・高校卒業以降の教育の状況 : 大検受験の有無,専門学校・大学・大学院・職業訓練校の通学経験およびその属性(学科など),在学中の就学援助(奨学金・学費減免措置など)
・最後に通った学校の状況 : 熱心だった活動(勉強・授業,クラブ・サークル,アルバイト,恋愛,就職活動など9項目),授業出席頻度,成績状況,就職活動経験および種類(10項目)
・最後に通った学校を出た後初めて就いた仕事 : 卒業(あるいは中退)直後の就業かどうか,就職活動時に希望していた職との一致,初職終業時の仕事満足度

(5)ふだんの健康状態
・自分の健康状態
・1年前と現在の健康状態の比較
・健康について感じた項目 : 神経質であったかどうか,健康上の理由で家事・仕事などの活動が制限されたかどうか,など(5項目)
・過去3年間に健康診断あるいは人間ドックを受けたかどうか,またその病気によって日常生活に支障・制限があるかどうか
・現在,医師から診断された慢性の病気をもっているかどうか
・18歳になるまでに生活に支障の出る疾患あるいは障害をもっていたかどうか
・人生の困難や問題に対する考え方(3項目)
・過去1年間での病気・怪我による仕事あるいは学校を休んだ日数
・過去1年間での通院・入院日数および歯科医の通院日数

(6)さまざまな意識・考え
・満足度 : 仕事,結婚生活,友人関係,生活全般
・あてはまること : やりたい仕事,職業能力向上,将来よりも今の生活,社会への適応不安,友だちからの悩み事,等(6項目)
・重要度 : 仕事の成功,家庭生活,お金持ち,親友,子ども,安定した仕事
・将来への希望
・一般的に人は信用できると思うかどうか
・日本社会への考え : 社会における希望の存在,日本社会に定住する外国人が増加することへの賛否など(6項目)
・居住地域およびそこでの人々に対する考え : 地域の安全性, 近隣の人同士の助け合い,医療機関の充実度
・政治に関する意見 : 防衛力強化,日米安保体制,所得格差是正に対する政府の責任,公共事業による地方の雇用確保,社会保障・医療の充実,社会福祉からの自立
・2007年7月に行われた参議院選挙の比例代表で投票した政党
・政党および海外諸国に対する好感度,支持政党,政治への関心度
・階層帰属意識
・所属・加入している組織・会・組合・クラブなど(10項目)

(7)住まいや資産
・住居種類
・住居費・住宅ローン支払いの有無およびその月額
・家で所有しているもの(風呂,子供部屋,ピアノ,別荘,田畑など19項目)
・年収(本人・配偶者・世帯全体)
・世帯の収入源
・世帯の資産総額
・両親もしくは配偶者の両親からの資産相続・贈与の経験の有無およびそれらの合計金額

(8)結婚
〔既婚者・離死別者〕
・婚姻状況および婚姻届出の有無
・現在の配偶者との交際開始年齢および結婚年齢
・配偶者との結婚前の同棲経験の有無およびその期間
・配偶者の仕事 : 従業上の地位,職種,役職,企業規模
・結婚前に交際してみたい異性と出会うためにやってみたこと(13項目)
〔未婚者・離死別者〕
・結婚意向
・この1年間で交際してみたい異性と出会うためにやってみたこと(13項目)
・現在の交際相手の有無
・交際期間,交際相手と知り合ったきっかけ(14項目)
・これまでの同棲経験の有無および期間

(9)将来像
・10年後に希望する働き方(8項目),10年後の暮らしむき,等


※本公開データには,以下の質問項目に該当する変数については含まれておりません。詳細については調査票を参照してください 。

【wave1】該当質問項目
・問4<現在の仕事> (8)1-a
・問4<学校を卒業後、最初に着いた仕事>(1),(2),(3),(4),(5),(6),(7),(8)1,1-a,2
・問15 

【wave2】該当質問項目
・問5<付問1>,<付問2>,<付問2-1>,<付問2-2>,<付問3>,<付問3-1>
・問11(3)<付問>理由 ,(4)<付問>理由 ,(5)<付問>理由
・問19<付問>学校名,学部・学科
・問27病名
・問28病名・障がい名
公開年月日 2011/07/28
トピック 社会・文化
バージョン 登録:2011年7月28日
特記事項 ・下記の変数は,秘匿性の観点から別途特別データとして申請が必要です。利用をご希望の方は,まず通常データの提供を受け,特別データの申請が研究目的の遂行に不可欠であることをご確認いただいたうえで,SSJデータアーカイブ(ssjda@iss.u-tokyo.ac.jp)までお問い合わせください。
  ・各調査時点の居住都道府県に関する変数
  ・Wave1の15歳時点の居住都道府県に関する変数(問15)
  ・Wave2の大学名に関する変数(問19付問)

・各wave独自の変数については,データのreadmeをご参照ください。

・大規模なデータ修正などのため,データセットはバージョンアップされることがあります。詳細については,次のURLで公開しますので適宜ご確認願います。http://csrda.iss.u-tokyo.ac.jp/panel/user