東京大学

概要
調査番号 b073
調査名 モノグラフ中学生の世界 「元気な女の子」と「ほどほど志向の男の子」,2002
寄託者 ベネッセ教育総合研究所
(寄託時:ベネッセコーポレーション)
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis オンライン集計システム「SSJDA Data Analysis」を用いた分析が可能。
調査の概要  学校教育は第2次世界大戦後,いち早くアメリカの先進的な学校制度を受け入れて,民主的な学校をつくってきた。男女共学が実現し,高等教育も女子に門戸を開いたため,ジェンダー的な色彩は弱かった。それでも男子=技術,女子=家庭科的な男女差を前提としたカリキュラムが組まれていたが,家庭科の男女共通履修が始まり,学校内で男女差の解消が進んだ。調査時点では,男女混合名簿の実現がジェンダーに関連して取り組まれている程度で,学校はかなりの程度ジェンダー・フリーが実現されているといえよう。しかし,その結果,元気になったのは女子で,男子が萎縮しているような印象を受ける。こうした印象が正しいのか。本調査ではこうした視点から,中学生に学校内での居心地を尋ねている。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査: ミクロデータ
調査対象 東京,埼玉,千葉,神奈川の中学校5校の1~3年生
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ サンプル数 1,494名 (男子774名,女子720名)
調査時点 2002年5月
対象時期
調査地域 東京,埼玉,千葉,神奈川
標本抽出
調査方法 学校通しによる質問紙調査
調査実施者 ベネッセコーポレーション
DOI
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 モノグラフ・中学生の世界 vol.73 「元気な女の子」と「ほどほど志向の男の子」 」,ベネッセ教育総研編,2003年2月,(株)ベネッセコーポレーション
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 (1)ふだんの生活
 毎日の身だしなみ,外出時の持ち物,学校が終わってからすること,よく見るテレビ番組。

(2)学校生活
 学校での行動,仕切るタイプかどうか,友だちといるときの行動,友だちがどのくらいいるか,男女の特性(男女どちらにあてはまるか),クラスでは男女どちらの意見が通るか,先生からほめられた経験,学校に行くことは楽しいか,どんな高校に進学したいか考えることがあるか。

(3)自己評価・家族
 自分の性格,男女で扱いが違うと感じること,親と一緒にすること,お父さんのタイプ,お母さんのタイプ。

(4)過去~将来のこと
 小学校入学前の生活,今まで体験したこと,将来結婚したいか,将来子どもがほしいか,将来つきたい仕事があるか,将来つきたい職業,がんばればどんな仕事につけると思うか,おとなになったときの生活,夢がかなうとしたら,50年後の日本社会,日本に明るい未来はあるか。

(5)本人属性他
 男女の生き方の違い,ヘンだと思うおとな,生まれ変わるなら,生まれてきてよかったか,自分に対する満足度,今の自分が好きか,進学希望,成績,学年,性別。
公開年月日 2007/10/25
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バージョン 登録:2007年10月25日 :
特記事項