概要 |
調査番号
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c053
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調査名
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モノグラフ高校生 社会とのスタンス―高校生の社会意識―,1997
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寄託者
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ベネッセ教育総合研究所
(寄託時:ベネッセコーポレーション)
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利用申込先・承認手続き
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利用方法の詳細はこちら
SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
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教育(授業・卒論等)も可 |
利用期限
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一年間 |
データ提供方法
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ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
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オンライン集計システム「SSJDA Data Analysis」を用いた分析が可能。
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調査の概要
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若者は社会とのかかわりの中で存在しており,その系譜をたどってみると,1)青雲の志を抱いて社会を創ろうとする若者たち,2)社会に反発し怒れる若者たち,3)社会と距離を置くナイーブな若者たち,4)社会に無関心なただよう若者たち,5)自分たちの社会を作るブレークする若者たち,そして6)自分なりの判断を持とうとせず,テレビを見ているように社会を傍観する若者たち,といえよう。このような若者のタイプは,現代の若者,高校生の中に,実際どのように分布しているのだろうか。
現代の高校生の関心は,未来より現在,自分のことや身近なことに閉塞しているようにみえるが,広い社会や異文化や地球環境の問題に向かっていないのだろうか。あるいは,新しい社会意識の芽生えやボランティア活動への関心は生じているのだろうか。本調査は,現代の高校生の社会意識,社会観を「国際感覚」「日本観」や「環境問題」「ボランティア」「友人関係」など様々な角度から実証的に明らかにしようと試みたものである。
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データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
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量的調査: ミクロデータ
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調査対象
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東京・千葉・富山・福井・福岡の普通科高校6校(公立5校・私立1校)1~3年生
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調査対象の単位
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個人
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サンプルサイズ
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サンプル数 1,699名(男子903名,女子792名,性別・学年不明4名)
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調査時点
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1997年10~11月
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対象時期
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調査地域
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東京・千葉・富山・福井・福岡
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標本抽出
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全国の高校から6校の普通科の高校に調査を依頼。内訳は東京都公立1校・私立1校,千葉県・福岡県・富山県・福井県はそれぞれ公立1校ずつ。学力的には中以上の学校(進研模試,高1の偏差値を参考)。調査回答者数は,学校により男女比,学年比に偏りがある。
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調査方法
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学校通しによる質問紙調査
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調査実施者
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ベネッセコーポレーション
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DOI
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委託者(経費)
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寄託時の関連報告書・関連論文
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「モノグラフ・高校生'98 vol.53 社会とのスタンス―高校生の社会意識―」,ベネッセ教育研究所編,1998年5月,(株)ベネッセコーポレーション
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SSJDAデータ貸出による二次成果物
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二次成果物一覧はこちら
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調査票・コードブック・集計表など
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[調査票]
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主要調査事項
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(1)国際感覚
外国に行った経験,旅行や留学・仕事で外国へ行きたいか,旅行したい国,留学したい国,友だちをもちたい国,異文化に対する構え(外国や外国人への接し方で将来できるようになると思うこと,異文化に対する考え方)。
(2)日本への評価
日本のイメージ,社会への関心度,社会の出来事への賛否,社会的活動への参加意欲,新聞をどのくらい読むか,テレビニュースの視聴。
(3)環境問題
環境問題への関心,自然体験,地域への評価,生活への心がけ,経済開発か環境保護か,将来の地球環境。
(4)ボランティア活動
ボランティア活動の経験,参加のきっかけ,高校での経験日数,経験して感じたこと,ボランティア活動の意向,ボランティア活動は今後増えるか,学校を通してのボランティア活動,ボランティア活動観等。
(5)友人関係
親しい友人との関係,友人とのつきあい方,友人やクラスに対してできること,社会意識の広がり(自分や家族,学校や地域・国,地球・人類・宇宙などへの同一視や感情移入・愛着度)等。
(6)属性
学年,性別。
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公開年月日
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2005/03/18
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CESSDAトピック
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詳細はこちら
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SSJDAオリジナルトピック
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教育・学習
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バージョン
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登録:2005年3月18日 :
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特記事項
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