東京大学

概要
調査番号 0068
調査名 ホワイトカラーの社会的資格に関する調査(技術士,技術士補,技術士の資格取得学習者,技術士補の資格取得学習者),1994
寄託者 連合総合生活開発研究所
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SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 研究のみ

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要 景気低迷の長期化のもと,管理職ポスト不足,雇用調整,年功賃金の見直し,出向などホワイトカラーをめぐる最近の環境は大変厳しい。そうした中でホワイトカラーは,企業内での働き方を問われており,とくに企業の外で通用する能力を如何に獲得するかが重要な課題になっている。この能力を社会的に評価する最も代表的な仕組みは社会的資格である。そこで本調査では,技術系ホワイトカラーの代表的な資格である技術士に焦点をあて,資格取得の効果,職場と処遇,仕事と転職の意識等を解明している。本調査は,社会的資格の取得という現代的な現象を解明することによって,将来のホワイトカラー・企業間関係のあり方を展望するための基礎的な資料を得ることを目的に実施されたものである。なお,過去2年間にわたり事務系ホワイトカラーの調査を実施し,本調査はそれを踏まえた上での調査である。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 技術士・技術士補の資格取得者(ただし,主として最近10年間に取得した人)及び技術士・技術士補の資格取得学習者
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ <技術士の資格取得者>サンプル数784人,有効回収数439人,有効回収率56.0%
<技術士補の資格取得者>サンプル数912人,有効回収数350人,有効回収率38.4%
<技術士の受講者>サンプル数265人,有効回収数135人,有効回収率50.9%
<技術士補の受講者>サンプル数218人,有効回収数52人,有効回収率23.9%
調査時点 1994-01 ~ 1994-11
<技術士の資格取得者及び受講者>1994年1~2月
<技術士補の資格取得者及び受講者>1994年10~11月
対象時期 1994 ~ 1994
調査地域
標本抽出 <技術士・技術士補の資格取得者>技術士784人,技術士補912人(既に,技術士資格を取得した人の場合も技術士補の立場から回答をもとめた)を社団法人日本技術士会の協力を得て,無作為に抽出(ただし,主として最近10年間に取得した人)
<技術士・技術士補の受講者>(株)日本能率協会マネジメントセンターの協力を得て,同協会の『技術士』『技術士補』受験コースの受講者のうち技術士受講者265人,技術士補受講者218人を選定(ただし,日本能率協会の『技術士』受験コースは,当時19部門中10部門で,『技術士補』受験コースは19部門中4部門で開講されていた)
調査方法 <技術士・技術士補の資格取得者>取得者本人(技術士補については1部で補助している技術士を経由して)に調査票を送付し,その後直接郵送にて返送
<技術士・技術士補の受講者>対象の受講者に調査票を送付,その後直接郵送にて返送
調査実施者 連合総合生活開発研究所
DOI 10.34500/SSJDA.0068
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 「技術者の雇用と資格取得に関する調査研究報告書」,1995年3月,雇用促進事業団・連合総合生活開発研究所
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [技術士用調査票][技術士補用調査票][技術士の学習者用調査票][技術士補の学習者用調査票]
主要調査事項 本調査では,技術士の資格取得者・技術士補の資格取得者・技術士の受講者・技術士補の受講者別に調査を実施しており,技術士と技術士補資格取得者用の調査内容はほぼ同じであり,技術士の受講者と技術士補の受講者も同様の内容になっている。

<技術士の資格取得者用調査票>
A.取得資格――現在取得している技術士の部門,取得時期・年齢,資格の選択理由。B.資格取得時の状況――取得のための勉強期間・勉強方法,取得当時の結婚状況・共働き状況,家族の協力度,資格取得の効果,資格取得時の身分,取得時の勤務先従業員数・業種・所属部門・職位,従業員の資格取得に対する勤務先の積極度,取得資格の処遇への反映,取得の際の上司・同僚の協力度。C.資格と転職・開業――資格取得後の就職・転職・開業のための活動,取得後の転職経験の有無・勤務先退職理由,転職媒体,転職に際しての取得資格の効果,転職における収入や仕事の変化,転職の総合判断,取得後の独立開業の経験,開業と取得資格との関連,開業時期・年齢,開業の経緯,開業に伴う収入や仕事の変化,独立開業の総合判断,現在職残留理由,資格取得後の収入や仕事の変化,現在職に残留することの総合判断。D.現在の職場――現在の職業,現職の従業員数,会社の業種,勤め先での職位,転職願望,転職希望者の希望。E.個人属性――年齢,性別,最終学歴,年収,保有資格。

<技術士補の資格取得者用調査票>(以下を除き<技術士の資格取得者用調査票>に同じ。)A.取得資格――「技術士の資格取得希望時期」の項目を付加。

<技術士資格取得学習者用調査票>Ⅰ.資格取得の全体――保有資格,技術士資格の一般的効果,受講中の技術士の部門,将来取得希望の資格。Ⅱ.資格取得のための学習体制――資格選定理由,資格取得のため勉強した期間,1日平均の学習時間,勉強時間の確保の仕方,資格取得にこれまで要した費用・その負担感,家族の協力度。Ⅲ.資格学習と職場――勤務先での資格取得奨励制度の有無・内容,当該資格の勤務先での処遇への反映,これまで以上に処遇に反映希望の面,資格取得のための社内での希望する条件整備,取得の際の上司・同僚の協力度。Ⅳ.転職――転職経験(回数,直前の仕事・従業員数・業種,転職理由),現在の勤務先への満足度,転職希望の有無・希望する仕事・仕事を選ぶ際の重視点,仕事に関する考え方。Ⅴ.個人属性――年齢,性別,最終学歴とその専門分野,職業・会社の従業員数・業種・会社での地位・仕事内容,年収,住居種類,未既婚,共働きの有無。

<技術士補資格取得学習者用調査票>(内容は<技術士資格取得学習者用調査票>に同じ。)
公開年月日 1999/09/20
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バージョン 1 : 1999-09-20
特記事項