東京大学

概要
調査番号 0286
調査名 若年アルバイトの仕事と意識に関するアンケート調査,2000
寄託者 佐藤博樹
(寄託時:旧東京都立労働研究所)
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 研究のみ

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  最近の若年者における失業率と転職率の高さの原因は何か。製造業などの安定的な職場が減少する一方でサービス業におけるアルバイトのような短期的で単純労働の雇用機会が増加したことによる産業構造の変化によるものか。または,理想や自己実現の機会を求めて転職を繰り返すという,いわゆる若年者特有の適職探索行動の現れか。今後は,アルバイトを専業として続ける人達をひとつのカテゴリーとしてとらえる必要があるのか。
 そこで,アルバイトをしている若年者を取り上げ,どのような自分の職業人生を歩もうとしているのか,を明らかにしようとした。
 本調査は,実際にアルバイト市場で働いている若年者が,自分をどのように規定しているのか,不安定就業者として自己規定しているのか,あるいはアルバイトを積極的なキャリア形成の一環として位置づけているのか,その意識を明らかにすることを目的としている。自発的アルバイトか,あるいは不本意な失業に限りなく近い形態での就業かを,本人の意識を通して明らかにしようとしたものである。
 なお,ヒアリング調査も併せて行っている。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 若年アルバイト(39歳以下)
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 配布数 3200票,有効回収数 604票(有効回収率 18.9%)
調査時点 2000-08-10 ~ 2000-08-10
2000/08/10
対象時期 2000 ~ 2000
調査地域 東京都
標本抽出
 アルバイト労働力を恒常的な労働力として使用している典型的な2つの業界,ファミリーレストランの外食産業と,ガソリンスタンドの石油小売業を通じて企業に調査票を配布。
 ・外食産業; 社団法人日本フードサービス協会『2000年ジェフ年鑑』(日本フードサービス協会の会員名簿)に記載され,本社を東京に持つ企業35社。1社10~100票の調査票を郵送し,本社から各店舗に配布を依頼。
 ・石油小売業; 東京石油業協同組合の役員企業111社。1社5票の調査票を郵送し,本社から各店舗に配布を依頼。
調査方法 配布方法は上記のとおり。郵送回収(アンケート回答者が自分で郵送)。
調査実施者 東京都立労働研究所
DOI 10.34500/SSJDA.0286
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 「大都市若年アルバイトの就労と意識」,女性労働研究 No.16,2000年3月,東京都立労働研究所
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 [フェース事項]
性別,年齢,学歴(通学の有無・学校の種類・卒業時の進路),世帯類型,未既婚。

[アンケート事項]
(1) 現在の就業状況:
仕事内容,店舗の種類,他のアルバイト,週労働日数,週労働時間,先月収入,勤続期間,就職経路,アルバイトをしている理由。
(2) 職歴・アルバイト経験:
アルバイト経験とその評価(うれしかったこと・よかったこと,困ったこと,悪かったこと),アルバイト経験期間,正社員経験の有無・期間,企業経験数,仕事内容の継続性。
(3) 今後の働き方:
希望する2~3年後の働き方,希望する10年後の働き方,理想とする仕事。
(4) 家族との関係と収入の使途:
アルバイトに対する家族の考え,家族からの援助の状況,アルバイト収入の使途。
公開年月日 2003/05/12
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労働条件




SSJDAオリジナルトピック 雇用・労働
バージョン 1 : 2003-05-12
特記事項