第３回三宅島帰島住民アンケート調査，2007

概要
調査番号	0592
調査名	第３回三宅島帰島住民アンケート調査，2007
寄託者	サーベイリサーチセンター
利用申込先・承認手続き	利用方法の詳細はこちら SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用	教育（授業・卒論等）も可
利用期限	一年間
データ提供方法	ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis	利用不可
調査の概要	2000年7月8日夕方，三宅島は山頂から噴火した。17年ぶりの噴火は，その後も断続的に山頂から噴火し，8月18日17時30分頃には最大規模の噴火が，同月29日には低温で勢いのない火砕流が発生するに至った。これが9月1日の島外避難指示，それを受けての2日から4日にかけての島外避難へ，さらに火山ガスの放出による4年を超す長期の避難生活へとつながっていったのである。ともすれば災害直後の被害に目を奪われがちだが，災害の復興の過程でも，個々の状況に起因する種々の生活問題を発生させ，復興格差を生み出しかねない。本調査では，この復興過程における島民の方々の声を集め，そこで生じる生活問題や復興格差の実態を明らかにする。　本調査は，帰島直後の2005年4月調査(SSJDA調査番号0590 )，2006年4月の第2回調査(同0591)に引き続いて実施されたものである。　本調査は，帰島後2年が経過し，三宅島の村民の意識や問題点を把握することで，今後の三宅村復興の基礎資料として提供するとともに，社会に対して現状を伝達することを目的としている。　主な調査内容は，帰島の状況／世帯の生計／復興の状況についてである。
データタイプ（量的調査／質的調査／官庁統計）	量的調査量的調査: ミクロデータ
調査対象	2007年4月20～24日で，三宅島に帰島している全世帯の，20歳以上の世帯主またはこれに準ずる者
調査対象の単位	個人
サンプルサイズ	有効回収数：520人 ※三宅村の帰島世帯確認調査によると，帰島世帯は2005年9月2日現在で1,247世帯（うち外国人15世帯）。これに対する回収率は41.7％である。　当社調べ（4月24日時点）では，帰島世帯は推定で1,245世帯であった。三宅村が実施した帰島世帯数とほぼ同数である。しかし，現地では住民が帰島し居住しているかどうか判断できない住居も多々あり，これらの住居も含めてカウントし，推定数とした。推定帰島世帯数をもとにした回収率は41.8％である。
調査時点	2007-04-20 ~ 2007-04-24 2007年4月20～24日
対象時期	2007 ~ 2007
調査地域	東京都三宅島内全域（東京都）　※立入禁止区域と危険区域，高濃度地区は除外した。
標本抽出	母集団/ 全数調査 2007年4月20～24日で，三宅島に帰島している世帯の全て。　※下記世帯は対象外とした。　　・復旧関連事業に従事する本土からの来島者　　・三宅支庁などの本土からの出向者　　・噴火後の転入者
調査方法	訪問面接法（一部，留置法を併用）
調査実施者	サーベイリサーチセンター共同研究者：田中淳(東洋大学)
DOI	10.34500/SSJDA.0592
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文	「第3回三宅島帰島住民アンケート調査　調査報告書」，2007年7月，(株)サーベイリサーチセンター
SSJDAデータ貸出による二次成果物	二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など	`[調査票]`
主要調査事項	(1)帰島の状況　帰島した家族の構成，離島時の家族構成，帰島していない家族の有無，未帰島の家族，未帰島の理由，今後の帰島予定，現在の不安，現住居と避難前住居との異同，家屋の修理期間，生活再建にかかった費用，住宅修理にかかった費用，警報発令時の無事な避難の可能性，避難できない理由。 (2)世帯の生計　噴火前の主たる収入源の職業，帰島後の主たる収入源の職業，噴火前を100とした帰島直後と現在の世帯の経済状況，今後の生計の見通し。 (3)復興の状況　三宅島(村)復興のための重視度(16項目)，復興状況の満足度(16項目)，復興支援として必要なもの，復興状況への全般的満足度，三宅村の将来像，三宅島復興についての期待，今後の地域のまとまり，今後必要な高齢者対策・若者対策・子ども対策・観光客対策，復興したと感じる状態，三宅島への愛着，帰島したことへの評価。 (4)属性　性別，年齢，現在の住居形態，出身，避難中の一時帰宅の回数，前回調査(2006年4月)での回答状況，等。
公開年月日	2008/11/14
CESSDAトピック	詳細はこちら人口移動所得、財産、投資・貯蓄住宅自然環境
SSJDAオリジナルトピック	安全・犯罪・災害
バージョン	1 ： 2008-11-14
特記事項