東京大学

概要
調査番号 0666
調査名 女性の化粧行動・意識に関する実態調査(メーク篇),2007
寄託者 ポーラ文化研究所
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  ポーラ文化研究所は1976年の設立以来,美しさに関わる研究,なかでも「化粧文化」について人文・社会学など様々な角度から探究している。現代女性の生活や化粧に関する意識・行動についての調査研究にも取り組み,調査成果は研究所内のポーラ化粧文化情報センターやホームページなどを通じて公開している。

 本調査は,2007年度からはじめた化粧の定点観測調査である。ポーラ文化研究所の基盤調査として位置付けられている。本調査は,スキンケア篇に続いて実施されたメーク篇で,女性1,500人を対象に,基本的なメーク行動・意識に関する質問を中心に構成され,使用メークアイテム,メーク・化粧直しの頻度,期待・実感している価値などをたずねている。
 また,メークを初めて行った頃の実態,電車の中でのメークの実態をトピックテーマとして盛り込んでいる。化粧開始時期の若年化がすすんでいるといわれているが,その実態を定量的に把握し,また,近年,社会現象として関心が寄せられている,電車の中でのメークについても分析報告している。

 具体的に,本調査では,メークがもつ価値として,【機能価値】【情緒イメージ】【情緒価値】を定義し(下記参照),女性が抱く,価値への期待(魅力)と,化粧品・化粧行為から得られた実感を「ベースメーク(ファンデーションや化粧下地などのベースメーク)」「ポイントメーク(リップ・アイメークやチークなどのポイントメーク)」「現在使っているメークアイテム」別に把握している。
【機能価値】製品そのものの属性・事象によって判断される価値
     (例:配合成分が良い,安全性,使用方法が簡単など)
【情緒イメージ】製品に対して抱かれる,対象者の主観的イメージ
     (例:自分にふさわしい,飽きがこないなど)
【情緒価値】製品を使いメークをすることで得られる気持ち・気分の変化
     (例:自信がもてる,リフレッシュする,明るい気持ちになるなど)
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 首都圏に居住する15~64歳の女性1,500人
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 1,500人
調査時点 2007-08-01 ~ 2007-08-01
2007/08/01
対象時期 2007 ~ 2007
調査地域 埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
首都圏(埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県)
標本抽出 非確率: クオータ抽出
インターネット調査
※5歳刻み各150人で割付
※中学生を除く
調査方法 自記式調査票:Webベース(CAWI)
インターネット調査
調査実施者 ポーラ文化研究所
DOI 10.34500/SSJDA.0666
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 ポーラ文化研究所調査レポート/報告及びプレスリリース(ポーラ文化研究所ホームページなどで公開)
・「女性の化粧行動・意識に関する実態調査 メーク篇 2007」,2007年11月15日
・「年代別にみる化粧アイテム初使用状況」,2008年3月3日
・「電車の中でのメーク状況」,2008年3月3日
・「2007年調査レポートダイジェスト」,2008年5月1日
・「電車でメークをしたことがある女性」,ポーラ文化研究所ホームページ 調査トピックス,2008年12月9日
・プレスリリース「電車の中でのメーク,経験者も抵抗感あり」,2008年2月29日
・「現代女性における電車内で行うメークへの意識と状況」『マキエ』No.28,2008年,ポーラ文化研究所 紙媒体出版物
・「@リサーチ 電車の中で化粧をする女性」『化粧文化PLUS』Volume1,2008年,ポーラ文化研究所 紙媒体出版物
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 フェース事項【事前調査】:
・本人及び家族の従事する業種/性別/年齢/居住地/未既婚/子供有無・学齢・同居状況/職業

アンケート事項:
・重視している事がら(ファッション系/飲食系/住まい系/遊系/知系/運動系/美容系/通信系/その他)(36項目)
・気分年齢/見られたい年齢/自分が最も美しいと思う年齢
・スキンケア経験
・現使用スキンケア化粧品アイテム
・メークアップ経験
・ふだんメークを行う理由/最大理由
・目指すメークイメージ/最も目指すイメージ

・メークトータル機能価値魅力(ベースメーク/ポイントメーク別)(「安全性が高い」など39項目)
・メークトータル情緒イメージ魅力(ベースメーク/ポイントメーク別)(「親しみがある」など20項目)
・メークトータル情緒価値期待(ベースメーク/ポイントメーク別)(「自分に自信がもてる」など20項目)

・現使用メークアップアイテム(アンダーメーク/ファンデーション/アイシャドー/口紅など15項目)使用頻度(化粧直しを除く)
・現使用メークアップ化粧品重視アイテム/最重視アイテム(化粧直しを除く)
・現使用化粧直しアイテム

・メークトータル機能価値実感(ベースメーク/ポイントメーク別)(「安全性が高い」など39項目)
・メークトータル情緒イメージ実感(ベースメーク/ポイントメーク別)(「親しみがある」など20項目)
・メークトータル情緒価値実感(ベースメーク/ポイントメーク別)(「自分に自信がもてる」など20項目)
・メークトータル満足度(ベースメーク/ポイントメーク別)
・メークトータル総合満足度

・現使用メークアップアイテム機能価値実感(「安全性が高い」など39項目)
・現使用メークアップアイテム情緒イメージ実感(「親しみがある」など20項目)
・現使用メークアップアイテム情緒価値実感(「自分に自信がもてる」など20項目)
・現使用メークアップアイテム満足度

・現使用メークアップ化粧品1ヶ月投資金額/その充足感
・現使用メークアップアイテム購入金額/その充足感
・現使用メークアップアイテム購入経路(「デパート・百貨店の化粧品カウンター」など20項目)
・現使用メークアップアイテム購入時参考情報(「テレビCM」など36項目)
・現使用メークアップ化粧品購入時カウンセリング状況
・現使用メークアップ化粧品購入時機能価値魅力(「安全性が高い」など39項目)
・現使用メークアップ化粧品購入時情緒イメージ実感(「親しみがある」など20項目)
・現使用メークアップ化粧品購入時情緒価値期待(「自分に自信がもてる」など20項目)
・現使用メークアップアイテムブランドこだわり

・ノーメークの抵抗感(次のような人といるとき(13項目)/シーン(14項目)/ふだんの生活)
・人前でのメークアップ(化粧直しを除く)(頻度/使用アイテム)
・人前での化粧直し(頻度/使用アイテム)
・人前での装い使用アイテム
・人前での行動についての抵抗感(14項目)
・ふだんメークとしてのメークアップアイテム使用開始時期
・メークアップアイテム初使用時期/使用のきっかけ
・世帯年収/本人年収/1ヶ月のおこづかい.
公開年月日 2009/12/01
CESSDAトピック 詳細はこちら

消費と消費者行動
ジェンダーと性別役割
健康一般とウェルビーイング
社会行動と社会的態度
SSJDAオリジナルトピック 社会・文化
バージョン 1 : 2009-12-01
特記事項