東京大学

概要
調査番号 0698
調査名 生命保険に関する全国実態調査,2009
寄託者 生命保険文化センター
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  この調査の目的は,一般家庭における生命保険の加入実態を中心に,生活保障に対する意識等を時系列的に把握して,その統計基礎資料を提供することにある。なお,本調査は1965年以来ほぼ3年に1回の割合で(社)生命保険協会が実施してきたが,1976年の(財)生命保険文化センターの設立に伴い,同年以降は当該センターが行っているものである。1988年に,調査方法の変更,調査内容の見直しを行い,その後も調査内容の若干の見直しをしている。

 今回は,2007年10月に簡易保険の民営化により設立されたかんぽ生命や,生協・全労済についても調査に加えている。また,介護費用や介護期間などの介護の実態に関する項目を新たに加えている。主な調査項目は次のとおり。
 1)生命保険(民保,かんぽ生命,簡保,JA,生協・全労済)の加入状況
 2)個人年金保険の加入状況
 3)民保の特定の保障機能を持つ生命保険や特約の加入状況
 4)直近加入の生命保険(民保)
 5)民間生命保険の解約・失効の状況
 6)加入保障内容の充足感
 7)生活保障に対する考え方
 8)生命保険の今後の加入に対する意向
 9)介護経験・介護実態。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 世帯員2人以上の一般世帯
調査対象の単位 世帯
サンプルサイズ 回収サンプル 4,054
調査時点 2009年4月1日~5月19日
対象時期
調査地域 全国(436地点)
標本抽出
層化二段無作為抽出法
調査方法 留置調査(訪問留置,訪問回収法)
 (世帯主が記入するよう依頼)
調査実施者 生命保険文化センター,実地調査は(社)新情報センター
DOI
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 「平成21年度 生命保険に関する全国実態調査」,2009年12月,(財)生命保険文化センター
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 アンケート事項:
(1)生命保険の加入状況
 ・加入している生命保険種類(民間の生命保険/かんぽ生命/簡易保険/JA(農協)の生命共済/生協や全労済の生命共済)
 ・生命保険種類別世帯員別加入の有無・加入件数・子どもの場合の加入人数
 ・未婚で就学前・就学中の子どもの加入人数
 ・いずれにも加入していない理由

(2)民間の生命保険の加入金額等
 ・死亡保険金額(世帯主/配偶者/その他の家族別)
 ・疾病入院給付金の日額(世帯主/配偶者別)
 ・特定の保障機能を持つ生命保険や特約の加入状況
    1) 医療保険・医療特約
    2) ガン保険・ガン特約
    3) 特定疾病保障保険・特定疾病保障特約
    4) 特定損傷特約
    5) 疾病障害特約・重度慢性疾患保障特約
    6) 介護保険・介護特約
    7) 通院特約
   ・上記1)~7)の加入有無(世帯主/配偶者/その他の家族別)
   ・ガン入院給付金日額(世帯主/配偶者別)
   ・介護給付金月額(世帯主/配偶者別)
 ・世帯の年間払込掛金(保険料)総額
 ・加入してる民間の生命保険会社数
 ・直近(2004年以降)加入の民間の生命保険
   ・加入年次
   ・加入方法(新規加入か下取り制度(転換制度)利用か)
   ・加入者(主たる被保険者)
   ・加入決定者
   ・掛金(保険料)支払者
   ・掛金払込方法
   ・年間掛金総額・一時払掛金額
   ・保険種類
   ・加入時の情報入手経路
   ・加入時の商品比較経験
   ・加入理由
   ・加入目的
   ・加入方法(加入チャネル)
   ・営業職員との面識
   ・加入先の満足点
   ・加入先の満足度
   ・生命保険商品の満足点
   ・生命保険商品の満足度
   ・商品・サービス全般への満足度
   ・生命保険会社について評価している点

(3)かんぽ生命の加入金額等(2007年10月1日以降の加入)
 ・死亡保険金額(世帯主/配偶者/その他の家族別)
 ・入院保険金日額(世帯主/配偶者別)
 ・世帯の年間払込掛金(保険料)総額
 ・直近加入のかんぽ生命の加入理由

(4)郵便局の簡易保険の加入金額等
 ・死亡保険金額(世帯主/配偶者/その他の家族別)
 ・入院保険金日額(世帯主/配偶者別)
 ・世帯の年間払込掛金(保険料)総額
 ・直近加入の郵便局の簡易保険の加入理由

(5)JA(農協)の生命共済の加入金額等
 ・死亡共済金額(世帯主/配偶者/その他の家族別)
 ・入院共済金日額(世帯主/配偶者別)
 ・世帯の年間払込掛金総額

(6)生協や全労済の生命共済の加入金額等
 ・死亡共済金額(世帯主/配偶者/その他の家族別)
 ・入院共済金日額(世帯主/配偶者別)
 ・世帯の年間払込掛金総額

(7)加入保障内容に対する考え方
 ・加入保障内容の充足感
 ・支出可能掛金(保険料)年額

(8)個人年金の加入状況
 ・加入の有無と種類
 ・被保険者
 ・基本年金年額(世帯主/配偶者別)
 ・払込方法と年間払込掛金総額・一時払掛金合計金額
 ・受け取り開始年齢(世帯主/配偶者別)
 ・受け取り期間(世帯主/配偶者別)

(9)生活保障に対する考え方
 ・下記項目それぞれの必要資金額・必要期間,資金準備の不安感,期待する経済的準備手段
   1) 世帯主に万一のことがあった場合の保障
   2) 世帯主が2~3ヵ月入院した場合の保障
   3) 夫婦の老後生活の保障
   4) 世帯主または配偶者が要介護状態となった場合の保障
   5) 世帯主が就労不能となった場合の保障

(10)生命保険の今後の加入に対する意向
 ・加入意向の有無
 ・加入・追加加入意向のない理由
 ・今後の加入における被保険者
 ・加入する場合の生命保険の種類(世帯主/配偶者/未婚で就学前・就学中の子ども別)
 ・今後希望する加入チャネル
 ・民保とかんぽ生命に対する加入意向・選好理由

(11)民間の生命保険の解約・失効の状況
 ・過去3年間の解約・失効経験の有無・件数
 ・継続期間
 ・加入者(被保険者)
 ・加入目的
 ・解約返戻金(払戻金)の使途
 ・途中でやめた理由
 ・切り替えた生命保険
 ・切り替えた理由

(12)生命保険料控除と加入・継続意向
 ・生活保障における公的保障と私的保障についての考え方
 ・自助努力支援の充実か公的保障の充実か
 ・生命保険料控除制度・個人年金保険料控除制度についての考え方
 ・保険料控除制度が縮小・廃止された場合の対応
 ・保険料控除制度が充実された場合の加入・追加加入への考え

(13)介護経験の有無・介護の実態
 ・過去3年間の介護経験の状況
 ・介護期間
 ・介護場所
 ・公的介護保険のサービス利用有無・要介護度
 ・一時的に掛かった費用の合計額・月々の介護費用



フェース事項:
 ・世帯主性別
 ・年齢(世帯主/配偶者)
 ・家族構成
   ・同居家族人数
   ・同居家族(世帯主から見た続柄)
   ・未婚で就学前・就学中の子どもの人数
   ・未婚で就学前・就学中の子どもの公私立別通園・通学先別人数
   ・未婚で就学を終えた子どもの人数
 ・世帯主職業,(常雇被用者の場合)民間/公務員の区別
 ・勤め先の従業員規模
 ・配偶者職業
 ・世帯主年収
 ・配偶者年収
 ・世帯年収
 ・住宅種類・ローンの有無
 ・年間の住宅ローン負担額・管理費の総額
 ・年間の家賃等の総額
 ・教育費や習い事等費用の年間支出額
 ・教育費等に対する経済的準備の対応手段
 ・世帯の金融資産合計額.
公開年月日 2010/12/09
CESSDAトピック 詳細はこちら

SSJDAオリジナルトピック 社会保障・福祉
バージョン 登録:2010年12月9日 :
特記事項  今回の調査では,2007年10月に簡易保険の民営化により設立されたかんぽ生命や,生協・全労済を調査対象機関に加えたことにより,前回調査までの「全生保」,「民保」と定義が異なっている質問項目が存在している。それらの項目については,単純に時系列比較ができないことに留意する必要がある。