東京大学

概要
調査番号 0869
調査名 Global Career Survey,2012
寄託者 リクルートワークス研究所
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

寄託者が利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
メタデータ閲覧・オンライン分析システムNesstar 利用不可
調査の概要  アジア若年者の就職,転職実態については,これまでは比較可能なデータがなく,明らかにされてこなかった。そこで本調査は,アジア若年者の就労実態に関する基本的情報を収集し,アジアに関して共通性と差異を明らかにするために,多国間で実施された。対象は,中国,韓国,インド,タイ,マレーシア,インドネシア,ベトナム,日本である。また,アジアの相対的位置を確認するために,アメリカ,ブラジル,ドイツ,ロシア,オーストラリアにおいても調査を実施している。

 本調査では,対象を20代,30代の都市圏在住の大卒者に限定している。たとえその国に統計値が存在していても,国の内情が多様性に富む場合には,その平均値が意味をなさないことがある。つまり,誰のことを語っているのか,焦点を絞ることが重要となる。そのため本調査は,各国の経済の発展を担う,大卒20代,30代で,都市部で働いている人を対象に調査を実施している。

 なお,日本のデータは,調査番号SSJDA0870 「ワーキングパーソン調査,2012」の一部のデータを,寄託者が本調査に合わせて統合したものである。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 世界13か国の大学卒以上で現在働いている20~39歳の男女(短大卒除く)
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 【調査エリアA】
中国:617名,韓国:613名,インド:610名,タイ:606名,マレーシア:610名,インドネシア:605名,ベトナム:614名
【調査エリアB】
アメリカ:601名,ブラジル:600名,ドイツ:606名,ロシア:600名,オーストラリア:603名
【日本】
日本:3,016名
調査時点 2012-09-14 ~ 2012-09-21
【調査エリアA】2012年9月14日~9月21日
【調査エリアB】2012年12月3日~12月11日
【日本】2012年9月19日~9月27日
対象時期 2012 ~ 2012
調査地域 中国
韓国
インド
タイ
マレーシア
インドネシア
ベトナム
アメリカ合衆国
ブラジル
ドイツ
ロシア
オーストラリア
東京都
神奈川県
千葉県
埼玉県
【調査エリアA】
中国(上海),韓国(ソウル),インド(デリー,ムンバイ),タイ(バンコク圏),マレーシア(クアラルンプール圏),インドネシア(ジャカルタ圏),ベトナム(ハノイ,ホーチミン)
【調査エリアB】
アメリカ(ニューヨーク,カリフォルニア),ブラジル(全国(ただしサンパウロとリオデジャネイロ中心)),ドイツ(全国),ロシア(モスクワ圏),オーストラリア(全国(ただしシドニーとメルボルン中心))
【日本】
首都圏50km(東京都,神奈川県,千葉県,埼玉県)
標本抽出 非確率: クオータ抽出
【調査エリアA・B】
各国,性別・年齢10歳階級別に150名ずつ均等に割り付けを行い,合計600名を回収目標とした。
【日本】
首都圏50km(東京都,神奈川県,千葉県,埼玉県)で,正規社員・正規職員,契約社員・嘱託,派遣,パート・アルバイト,業務委託として2012年8月最終週に1日でも就業している18~59歳の男女(学生除く)を母集団とし,社員グループとパート・アルバイトグループに分け,性別・年齢5歳階級別・エリア別に割り付けを行った。

※なお,本調査に含まれる日本のデータは,以下の条件すべてに該当するケースのみに限定されている。
 ・現在の仕事の勤務形態:会社員・団体職員,公務員
 ・年齢:20~39歳
 ・最終学歴:大学あるいは大学院
 ・社会人になる前に卒業した学校:大学あるいは大学院
 ・現在の就業形態:正規社員・正規職員,契約社員・嘱託,派遣,パート・アルバイトのいずれか
調査方法 自記式調査票:Webベース(CAWI)
インターネットモニター調査
調査実施者 リクルートワークス研究所
DOI 10.34500/SSJDA.0869
委託者(経費)  
寄託時の関連報告書・関連論文 ・「Press Release Global Career Survey-20代,30代の大卒者入・転職実態調査」,2013年3月,リクルートワークス研究所
・「Works Report 2013 Global Career Survey[基本報告書]」,2013年3月,リクルートワークス研究所
・「Works Report 2013 Global Career Survey アジアの『働く』を解析する」,2013年3月,リクルートワークス研究所
・Press Release Global Career Survey: A Survey on the Actual Situation on Finding Employment and Changing Jobs for University Graduates in their 20s and 30s. (English),2013年3月,リクルートワークス研究所
・Global Career Survey (English), 2013年4月,リクルートワークス研究所
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 (1)回答者のプロフィール  
性別,年齢,居住地,現在就業しているか,最終学歴,家族構成(未既婚,子どもの有無,親との同居など),年収(主な仕事・他の仕事)  

(2)現在の就業実態  
現在の就業状況(入社年月・勤務形態・働きかた・契約の種類・勤務先の種類・職種・役職),現在の仕事満足度  

(3)初職入職・就業実態  
大学(大学院)の卒業年月・当時の年齢,卒業した学校(大学か大学院か),卒業した学部(研究科),卒業後の進路を決めた時期,卒業後の進路を決める上で影響を与えたもの,初職の就業状況(入社年月・勤務形態・働きかた・契約の種類・勤務先の種類・退職の有無・退職年月・おもな退職理由),在学中に卒業後の最初の勤務先は決まっていたか,就職活動で自身の強み・セールスポイントになると思っていたもの,初職入職経路  

(4)転職行動実態  
転職回数,2~5番目の仕事の内容(入社年月・勤務形態・働きかた・契約の種類・勤務先の種類・退職の有無・退職年月・おもな退職理由),現在の会社(仕事)への転職のきっかけ・入職経路,転職前後の年収の変化,キャリアコンサルタントとの付き合い  

(5)就業意識  
仕事をするうえで大切だと思うもの,望ましいと思う働き方  

(6)グローバル関連  
在住経験のある国・地域,最も在住期間の長かった国・地域,海外在住期間,海外在住目的,英語力,中級レベル以上のアジア系言語,海外勤務意向,外資系企業勤務意向,日系企業イメージ  

※調査項目の詳細については,調査票を参照。
公開年月日 2013/10/30
CESSDAトピック 詳細はこちら

雇用
労働条件
社会移動と職業移動
SSJDAオリジナルトピック 雇用・労働
バージョン 1 : 2013-10-30
特記事項  日本のデータは,調査番号SSJDA0870「ワーキングパーソン調査,2012」の一部のデータを,寄託者が本調査に合わせて統合したものである。

 日本のデータは以下の条件すべてに該当するケースのみに限定されている。
 ・現在の仕事の勤務形態:会社員・団体職員,公務員
 ・年齢:20~39歳
 ・最終学歴:大学あるいは大学院
 ・社会人になる前に卒業した学校:大学あるいは大学院
 ・現在の就業形態:正規社員・正規職員,契約社員・嘱託,派遣,パート・アルバイトのいずれか

 なお,日本のデータに関しては,「ワーキングパーソン調査,2012」に設問が含まれていなかったため非該当となっている設問や,「ワーキングパーソン調査,2012」のデータを本調査の選択肢に合わせてリコードした設問がある。