東京大学

概要
調査番号 0885
調査名 インターネットによる少子化と夫婦の生活環境に関する意識調査,2012
寄託者 内閣府経済社会総合研究所
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SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
メタデータ閲覧・オンライン分析システムNesstar 利用不可
調査の概要  我が国においては,長期的に出生率が低下傾向で推移し,その要因として未婚化の影響が大きいことが指摘されているが,夫婦の出生児数も近年,減少傾向にある。夫婦の出生力低下の背景には,夫婦を取り巻く生活環境とともに経済状況や夫婦の意識,価値観も影響していると考えられる。このような問題関心のもと,少子化の動向を検討するための基礎的資料となる夫婦の出生力に関する分析を行うため,20代から40代の既婚男女を対象に夫婦を取り巻く生活環境や夫,妻の意識,価値観等について意識調査を実施した。その特徴として,以下の3点を挙げることができる。
(1)夫婦の出生力や出生意欲の低下に関係すると考えられる要因について分析していくために,多岐にわたる質問項目を設けていること。
(2)サンプル規模が1万人と大きいため,多様な切り口やカテゴリーを想定した上での分析が可能となっていること。
(3)調査対象である既婚男女に対して,配偶者の状況についても質問していることから,夫の意識と妻の意識を比較するなど,これまであまりなされてこなかった男女の比較による分析も可能になっていること。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 20代~40代の既婚者
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 有効回答数10,000人(男女各5,000人)
調査時点 2012-10-19 ~ 2012-11-11
2012年10月19日~11月11日
対象時期 2012 ~ 2012
調査地域 日本
全国
標本抽出 非確率: クオータ抽出
年齢(20~24歳,25~29歳,30~34歳,35~39歳,40~44歳,45~49歳の6区分),性別の12区分について国勢調査(2010年)の人口構成比に乖離がないように収集
調査方法 自記式調査票:Webベース(CAWI)
実査を担当した(株)スパイアの登録モニターに対するインターネット調査
調査実施者 内閣府経済社会総合研究所,実査は(株)スパイア
DOI 10.34500/SSJDA.0885
委託者(経費)  
寄託時の関連報告書・関連論文 「夫婦の出生力の低下要因に関する分析~「少子化と夫婦の生活環境に関する意識調査」の個票を用いて~」,2013年8月,ESRI Discussion Paper Series No.301,内閣府経済社会総合研究所
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 (1)フェース事項
性別,配偶状態,年齢,初婚/再婚,居住地,学歴,配偶者属性(年齢・同居・父母同居・学歴),など
 
(2)結婚
出会い年齢,結婚年齢,知り合ったきっかけ,結婚のきっかけ,国際結婚,など
 
(3)夫婦の就業・経済・居住状況
夫婦の健康状態,夫婦の雇用形態(時期別)・職種,結婚/妊娠に伴う離転職経験・就業意向・収入・今後5年後の収入見通し・労働時間・職場における子育てと仕事の両立支援環境,住まい,居住期間,など
 
(4)出産・子育て
子ども数,長子/末子年齢,妊娠の有無,再婚前の子ども数,理想子ども数と予定子ども数,不妊治療の経験,結婚前に小さい子どもの世話をした経験,子どもを持つことに対する価値観,育児休業の利用,希望する子どもの進学段階,子どもへの期待,など
 
(5)家族や地域からの子育て支援に関する状況認識
子育ての相談相手,夫婦の親からの子育て支援,夫婦の親以外の人からの子育て支援,地域子育て支援サービスの利用,子育ての負担/悩み,など
 
(6)夫婦の共有時間・家事/育児分担
夫婦共通の趣味,配偶者は心配事・悩みを聞いてくれるかどうか,夫婦の会話/行動状況(項目別),寝室の共有状況,家事分担,育児分担,各種満足度(配偶者,子どもとの生活,結婚生活),世帯収入の支出配分状況,など
 
(7)家族に関する価値観・規範意識
結婚や子育てに対する考え方(項目別),東日本大震災による影響(家庭生活,職場での節電対応,家族への思い),など
 
※調査項目の詳細については,調査票を参照。
公開年月日 2014/03/12
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労働条件
家族生活と結婚
社会行動と社会的態度
SSJDAオリジナルトピック 社会・文化
バージョン 1 : 2014-03-12
特記事項