東京大学

概要
調査番号 1016
調査名 第6回青少年の性行動全国調査(JASE SSJDA版),2005
寄託者 青少年の性行動全国調査研究会
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
メタデータ閲覧・オンライン分析システムNesstar 利用不可
調査の概要  本調査は,財団法人日本性教育協会がこれまで1974年,1981年,1987年,1993年,1999年の5回にわたって実施してきた「青少年の性行動調査」の第6回目である。
 本調査の目的は以下の通りである。
(1)生理的,心理的,行動的な側面にわたり,わが国の青少年の性的経験の年齢にともなう進行状況とその時間的変化を明らかにする。
(2)青少年の性に関する意識の実態を明らかにし,性的経験の個人差,社会的背景等の関連を検討する。
(3)性的被害などの実態を明らかにする。
(4)携帯電話やインターネットといった情報化の流れが青少年におよぼした影響を明らかにする。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 中学1年生から大学4年生までの男女
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ サンプル数 5,510名(男子2,755名,女子2,755名)
全国12点で回収された調査票中から,全国の学生・生徒数の分布を考慮しながら,地点別・学校種別・学年別・性別に一定数を割り当てる形で無作為抽出を行い,5,510票を選び出して分析対象とした。
調査時点 2005-11 ~ 2006-03
2005年11月~2006年3月
対象時期 2005 ~ 2006
調査地域 北海道
東京都
京都府
福岡県
秋田県
静岡県
島根県
熊本県
宮城県
栃木県
新潟県
高知県
全国の12地点
人口が100万人を超える大都市4地点(札幌市,東京都,京都市,北九州市),中都市4地点(秋田市,静岡市,松江市,熊本市),町村4地点(宮城県,栃木県,新潟県,高知県)である。
標本抽出 確率: 層別抽出
確率: 多段抽出
層化三段法
[中学生・高校生]
調査地点から地域規模や学校種別,生徒数などを考慮して中学校22校,高校22校を選んだ上で,選ばれた学校の各学年から,当該学校とも相談しながら同意の得られた学級を調査対象集団として選定した。
[専門学校生・大学生]
調査地点のうち,大都市4地点および中都市4地点のなかから学校種別などを考慮して大学50校,専門学校2校を選び出した。
調査方法 自記式調査票:紙
[中学生・高校生]
自記式集合調査
[専門学校生・大学生]
教員に原則として教室で返信用封筒に入った調査票を配布し,調査の趣旨を説明してもらった。そして,調査に同意した学生が自宅等で調査票に記入し,郵送による回収を行った。
調査実施者 青少年の性行動全国調査研究会,実査は財団法人 日本性教育協会
DOI 10.34500/SSJDA.1016
委託者(経費)  
寄託時の関連報告書・関連論文 「青少年の性行動 わが国の中学生・高校生・大学生に関する第6回調査報告」,2006年11月,財団法人 日本性教育協会
「『若者の性』白書 ―第6回青少年の性行動全国調査報告―」,2007年6月,財団法人 日本性教育協会編
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 【フェイス項目】
年齢,性別,学校(中学生以外),学年,学校の授業のイメージ,同居人(中学生以外),アルバイト時間(中学生以外),専用の車・オートバイ・原付の有無(中学生以外),個室の有無,自尊感情(私には良いところがたくさんある・自分にだいたい満足している),休日の生活時間(勉強・家事・インターネットなど)

(1)性経験・性行動
・射精・月経
経験の有無,初めて経験した年齢

・性的関心
経験の有無,初めて経験した年齢

・デート経験
経験の有無,初めて経験した年齢,現在の状況,デートにおけるイニシアティブ・費用負担

・キス経験
経験の有無,初めて経験した年齢,キスにおけるイニシアティブ,動機

・性交経験
経験の有無,初めて経験した年齢,相手の年齢(年上か年下か),性交におけるイニシアティブ,動機(中学生以外),どのように感じたか(中学生以外)・その理由(中学生以外),避妊の実行の有無(中学生以外),これまでの経験人数(中学生以外),付き合っている人の有無(中学生以外),性交相手の有無

・性感染症や妊娠への懸念(中学生以外)
妊娠する可能性の懸念,性交をしたくないときに相手にそれを伝えられるか,避妊の実行の有無,避妊方法,コンドームの使用の有無,避妊について相手と話すか,避妊を実行しない理由

・マスターベーション経験
経験の有無,初めて経験した年齢

(2)性規範・性意識
・性に関するイメージ
「性」「セックス」という言葉のイメージ

・性別意識
結婚観,性別役割意識,性差意識

・性規範(中学生以外)
愛情のない性交,金品授受による性交,恋人以外との性交,知り合ってすぐの相手との性交,同性との性的行為,中絶をすること,できちゃった結婚をすること

(3)性的被害
デート・ヴァイオレンス(中学生以外),セクシュアル・ハラスメント(経験の有無と相手)

(4)性教育と性知識・情報
・性教育
学校の性教育で学習した項目,性教育への評価(役に立つと感じたか)

・性知識への関心
性について知りたいこと

・性情報源
男女交際の仕方・性交・避妊方法について(友人・学校・教師・メディアなどの影響)

・性知識(中学生以外)
避妊や性感染症などに関する知識

(5)友人関係
学校の友人関係のイメージ,友人や恋人と街に遊びに行く頻度,よく話をする同性・異性の友人の有無,付き合っている人・性交をしている人の有無,現在の状況,友人の性経験への関心,性に関する会話の程度

(6)家族関係
家庭のイメージ,父母の職業,父母との会話の頻度,きょうだい構成

(7)メディア利用状況
友人や恋人に携帯メールを送る頻度,専用のテレビ・ビデオ・パソコンの保有,携帯電話の利用頻度,インターネットの利用状況


※調査項目の詳細については,調査票を参照。
公開年月日 2015/05/26
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バージョン 1 : 2015-05-26
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