東京大学

概要
調査番号 1075
調査名 結婚と家族に関する国際比較調査,2004
寄託者 福田亘孝
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

寄託者が利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 研究のみ

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
メタデータ閲覧・オンライン分析システムNesstar 利用不可
調査の概要  本調査は,国連ヨーロッパ経済委員会(UNECE)による「世代とジェンダー・プロジェクト(GGP)」における国際比較調査「世代ジェンダー調査(GGS)」の一環として実施された。

 わが国における少子高齢化の急激な進行は社会保障制度全般に大きな影響を及ぼしつつあるが,この問題は先進諸国におおむね共通する。少子化の背景,少子高齢化の影響は広義の家族・家族観と密接に関わっており,少子高齢化問題全体の広がり,深さを知り,適切な政策対応をとるためには,家族・家族観の変化について国際比較を含めた広い視野から検討する必要がある。

 この時期に,先進諸国の大部分をカバーする国連ヨーロッパ経済委員会(UNECE)の人口部が,ヨーロッパ諸国の少子高齢化問題と家族・家族観の変化とを,世代とジェンダーという2つの視点から関連づける「世代とジェンダー・プロジェクト(GGP)」を発足させ,ヨーロッパ経済委員会域外の主要な先進国である日本にも参加を呼びかけてきた。
 本研究プロジェクトは,この呼びかけに積極的に応え,GGPプロジェクトの企画・設計段階から参加し,国際比較研究のメリットを享受するとともに,日本からの独自の研究貢献を目指すものである。

 GGPプロジェクトは,参加国共通の分析フレームに従い,人口・経済・社会・社会保障に関するマクロデータを収集するとともに,共通の調査票を用いた「世代ジェンダー調査(GGS)」を実施する。そのうち,本調査は後者のミクロデータの収集,分析を行うために実施するものであり,「結婚と家族に関する国際比較調査」として全国サンプルで調査を実施した。

 本調査は,少子化,高齢化が進む日本社会における結婚や家族のあり方の実態を把握することを主な目的とした,家族に関する包括的調査であり,この分野ではおそらく日本では初めての国際比較調査である。
 本調査の主要な調査内容は以下の通りである。
(1) パートナー関係
(2) 出生力
(3) 家族ネットワーク
(4) ジェンダー
(5) 高齢者ケア
(6) 結婚や子供についての考え方
(7) 家庭生活や日常生活の状態
(8) 家計と社会保障
調査対象 全国の市町村に居住する満18歳以上70歳未満の男女(2003年3月31日現在)
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 有効回答数 男性4,265人(回収率57.9%) 女性4,809人(回収率63.0%)
調査時点 2004年3月~4月
調査地域 全国
標本抽出  層化2段無作為抽出法
 調査対象の抽出は,最初に全国の市町村を,地域(東北,関東,北陸など)と都市規模によって47層に分け,これを標本抽出の第一次層とした。次に,15,000サンプルを第一次層の母集団の大きさに従って比例配分し,一つの調査地点のサンプル数が25~30になるように各第一次層の調査地点数を決めた。
 調査地点は平成12年(2000年)国勢調査時に設定された調査区を使用し,第一次層から無作為抽出した。こうして選ばれた調査地点を第二次層とし,それぞれの調査地点の住民基本台帳から等間隔抽出法によって調査対象者を抽出した。
調査方法 訪問留め置き法
調査員が調査対象者の各家庭を訪問して調査票を配布し,後日,記入された調査票を調査員が再び回収した。
調査実施者 福田亘孝,実査は社団法人 新情報センター
委託者(経費) 厚生労働科学研究費補助金(政策科学推進研究事業)(課題番号H14-政策-036)
寄託時の関連報告書・関連論文 西岡八郎,2005,『「世代とジェンダー」の視点からみた少子高齢社会に関する国際比較研究』厚生労働科学研究費補助金(政策科学推進研究事業)(課題番号H14-政策-036)平成16年度総括報告書 平成14~16年度総合報告書,2005年3月
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など 調査票
主要調査事項 【フェイス項目】
・同居家族(人数,続柄,性別,年齢,配偶関係,健康状態)
・住居(種類,部屋数,居住年数)
・本人・配偶者の出生年月,最後に通った学校,卒業・中退の有無,15歳になるまで暮らした地域,きょうだい数,昨年の税込み年収,本人が15歳時の両親の仕事(有無,就業形態,職種)

(1) パートナー関係
・結婚の有無・状況(未婚/離婚/別居/死別/初婚/再婚)
・初めて結婚した年・月
・同棲経験の有無(既婚者)
・離婚を考えた経験(1年間),配偶者との意見の食い違いの頻度(家事分担について,お金について,など)

(2) 出生力
・子どもの人数,子どもについて(性別,出生年月,健在か,配偶関係)
・子ども(18歳以下)について(最後に行った学校,在学中か,現在の仕事,子どもの住居までにかかる時間,この1年間に会った頻度,関係への満足度)

(3) 家族ネットワーク
・過去1年間の相談の有無(仕事・職場について,恋愛・結婚・夫婦関係について,など)・主な相談相手
・この1年間の金銭的やりとり(本人・配偶者と家族・親戚間)の有無・総額・相手

(4) ジェンダー
・結婚・家族・ジェンダーについての考え

(5) 高齢者ケア
・本人・配偶者の両親について(健在か,介護・看病の必要,同居の状態,親の住居までにかかる時間,この1年間に会った頻度,関係への満足度,出生年月,最終学歴)
・3年後の親との同居の予想

(6) 結婚や子供についての考え方
・子どもがほしいか,ほしい人数,いつほしいか
・(もう1人)子どもがいると仮定した場合の生活の変化(生活水準,やりたいことをやる自由,など)
・結婚の意向
・同棲経験の有無(未婚者)
・結婚していると仮定した場合の生活の変化(生活水準,やりたいことをやる自由,など)
・結婚を決めるときの重要度(自分の収入,結婚後の住まい,など)

(7) 家庭生活や日常生活の状態
・交友関係(ひとりぼっちで寂しい,心から信頼できる人がたくさんいる,など)
・家族の家事の分担・頻度,家事の外部化の頻度(夕食に外食をする,家のお掃除サービスをたのむ,など)
・子どもの世話・看病を誰がどの程度したか

(8) 家計と社会保障
・本人・配偶者の仕事の有無・就業形態・職種・週あたり労働時間・仕事の開始時期・終了時期
・現在の仕事の満足度,希望週あたり労働時間
・この1年間の子育て費用(月平均),保育所・幼稚園に通っていたか(長子の0~6歳の各年齢時)
公開年月日 2016/12/13
トピック 社会・文化
バージョン 登録:2016年12月13日
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