東京大学

概要
調査番号 1147
調査名 インターネットによる男性の育児休業等取得による働き方や追加出生意欲の変化に関する調査,2016
寄託者 内閣府経済社会総合研究所
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SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  1991年の育児休業(以下では「育休」)の法制化以降,女性の有資格者の育休取得率は上昇し,高水準に達しているが,男性の育休や短時間勤務制度の利用は依然低位にとどまっている。そのため,一層の取組が求められるが,男性の育休取得に関する研究は十分になされてはいない。
 以上の問題意識のもと,どのような夫婦の状況,職場の環境,社会的な意識が男性の育休の取得を規定するのか,どのような条件のもとで育休を取得することが,男性の働き方の見直しや家事・育児への積極的な参画につながるのかなど,を調べるために男性の育休取得の実態や全体の傾向を把握するために調査を行った。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 次の条件をすべて満たす者が調査対象となっている。
・20歳から59歳までの過去5年間(2011年~2015年)に第1子が誕生した男性
・第1子出生時に本人が被雇用者であった男性
・出生1年後までの間に配偶者(および第1子)と同居している男性
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 5,721人(育休取得者469人,育休非取得者5,252人)
調査時点 2016-11 ~ 2016-11
2016年11月
対象時期 2016 ~ 2016
調査地域 日本
全国
標本抽出 非確率: クオータ抽出
ネットモニターのうち,調査対象の条件に該当する者から育休取得者469人,育休非取得者5,252人のサンプルを回収できるように抽出
調査方法 自記式調査票:Webベース(CAWI)
インターネット調査
調査実施者 株式会社インテージリサーチ
DOI 10.34500/SSJDA.1147
委託者(経費) 内閣府経済社会総合研究所
寄託時の関連報告書・関連論文 長沼裕介・中村かおり・高村静・石田絢子,2017,『男性の育児休業取得が働き方,家事・育児参画,夫婦関係等に与える影響』New ESRI Working Paper No.39,内閣府経済社会総合研究所,2017年3月
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など 調査票 】 【 集計表
主要調査事項 【スクリーニング調査】
性別,年齢,子どもの数,第1子の生年月,第1子の双子の有無,第1子の出生時の住まい,配偶者の年齢,雇用形態(本人・配偶者),業種,本人と配偶者の勤め先の従業員数,本人と配偶者の最終学歴,勤め先の制度の有無(育児休業制度,短時間勤務制度など),同居者の有無(長子が1歳になるまで・長子が1歳になった時点),育休等の休暇取得の有無,育休取得意向

【本調査】
基本属性
性別,年齢,第1子誕生前の年の個人年収及び世帯年収

(1)育児休業取得について
育児休業取得後に連続して取得した休暇制度の種類,取得期間,育児休業以外の休暇の種類と取得日数,育児休業の取得の要因(自らの希望・上司の働きかけ,など),育児休業取得のタイミング決定の要因,配偶者とのライフプランやキャリアプランに関するコミュニケーション内容,育児休業などいずれの休暇も取得している期間の所得保障,育児休業などいずれの休暇も取得しなかった理由,休暇を取得した時期・主な理由,取得した休暇はどの制度を利用したか(年次有給休暇,配偶者出産休暇制度,など),最も長く連続して休暇を取得した時期,最も長く連続して休暇を取得した日数,休暇・休業期間中に行っていたこと,休暇・休業中の1日あたりの家事・育児時間,休暇・休業中の家事・育児分担,休暇取得で実感したこと,長子の出産場所,第1子出生前後に手伝ってくれた人の有無,長子が1歳になる頃の配偶者の就職・復職の有無・勤務形態,配偶者のフルタイム復帰時期,利用した保育サービス,長子出産時の職種・役職,労働時間制度,職場での働き方に関する取組,上司・職場の育休等取得に対する態度,休暇・休業取得期間中の仕事引き継ぎ状況

(2)出生前(第1子妊娠判明時)と出産後(出生1年後時点)の変化
忙しさの変化,20時前に帰宅する頻度,出社時間・退社時間,仕事上の工夫,有給休暇取得日数の変化,仕事と家庭に対する考え方,同じ職場の職員・社員の意識,キャリアや働き方に関する考え方,出生前後の家事・育児時間,出生前後の家事・育児の分担割合(平日・休日),妊娠判明時に行っていた家事(平日・休日),長子が1歳になる頃に行っていた家事・育児(平日・休日),理想の家事・育児分担割合(平日・休日),長子が1歳になった頃の仕事及び家事育児に対するストレスの度合いの変化,配偶者との関係性に対する満足度の変化,配偶者の満足度,配偶者とのコミュニケーションの変化,第2子出生意欲に対する変化,配偶者のキャリアに対する考え方,本人の仕事や家事育児などの充実度

※調査項目の詳細については,調査票を参照。
公開年月日 2018/01/23
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労働条件
特定の社会サービスの利用と供給
家族生活と結婚
SSJDAオリジナルトピック 雇用・労働
バージョン 1 : 2018-01-23
特記事項