東京大学

概要
調査番号 1356
調査名 民主主義の分断と選挙制度の役割:CSES モジュール5 日本調査,2018
寄託者 山田真裕・前田幸男・日野愛郎・松林哲也
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
メタデータ閲覧・オンライン分析システムNesstar 利用不可
調査の概要  本調査は比較選挙調査プロジェクト(CSES: Comparative Study of Electoral Systems)のモジュール5の一環として,2017年10月に実施された第48回衆議院議員総選挙後に行われたものである。具体的には,三つの目的を念頭に調査は行われている。第1の目的は,分断が進む民主主義社会において社会経済的不平等,貧困,移民・外国人労働者など外集団への態度等が,選挙を通じて政党政治に与える影響を検証することにある。第2の目的は日本における社会経済的対立や価値観を巡る相克が,選挙制度を媒介として,いかに政治的対立へと結びついているかを検証することにある。そのために,選挙制度の国際比較調査(CSES)Module 5 に基づくデータの収集を行った。第3の目的は,回収率が高く欠損値の少ない良質な調査データを取得することにある。その目標を達成するために,訪問面接調査と郵送調査を併用して実地調査を行った。

 本調査では層化二段無作為抽出法で選ばれた標本に対して訪問面接調査を行うと同時に,訪問で接触できなかった対象に対して郵送調査を実施している。CSESのモジュールは投票行動や政党支持の他,政治不信,外集団に対する態度,ナショナル・アイデンティティー,政党に対する好感度,政党のイデオロギ-位置等が尋ねられている。日本固有の質問は,訪問面接調査のみで尋ねられており,メディアへの接触,政治参加,内閣支持,政治知識等についてデータが収集されている。
調査対象 有権者のうち2017年総選挙投票日時点で79歳まで(昭和12年10月24日~平成11年10月23日生まれまで)の男女。
注:年齢は投票日時点であるためデータセット内には調査日に80歳の対象者が存在する。
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 訪問面接:1,544(回収率50.7%)
郵送:144(郵送対象者は609名)
※訪問面接+郵送の回収率は54.9%
調査時点 訪問面接:2018年1月12日~2月1日
郵送(発送):2018年2月14日
郵送(到着):2018年2月20日~3月13日
調査地域 全国
標本抽出 選挙人名簿を抽出台帳として用いて,地域と都市規模に基づく層化二段無作為抽出法による。ただし,選挙人名簿の閲覧が難しい,あるいは,選挙人名簿において集合住宅名・集合住宅の部屋番号が閲覧できない自治体については,住民基本台帳で代替した。
調査方法 事前に調査対象者にハガキで調査への協力を依頼し,その後調査員が挨拶状を持って調査対象者宅を訪問し.面接調査を実施した。訪問面接による調査終了後,「一時不在」で回答を得られなかった調査対象者に対して郵送法による調査を実施した。
調査実施者 実査:一般社団法人中央調査社
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 山田真裕・前田幸男・日野愛郎・松林哲也,「民主主義の分断と選挙制度の役割 調査データの概要 CSESモジュール5日本調査」,2019年7月,日本選挙学会・研究会ポスター報告(論文あり)
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など 訪問面接調査 調査票 】【 郵送調査 調査票
集計表
主要調査事項 【フェイス項目】
・生年月
・性別
・最終学歴,卒業の有無
・就業状態,労働時間,従業上の地位,従業先セクター,従業先規模,役職,職種,業種,労働組合への加入
・婚姻状態
・配偶者の就業状態,労働時間,従業上の地位,従業先セクター,従業先規模,役職,職種,業種,労働組合への加入
・同居人数,同居子ども数(18歳以下,6歳以下)
・世帯収入,住居形態,株式・債権の保有
・宗教行事への参加頻度,宗派
・生まれた国

(1) 前回・今回の衆議院選挙 ・2017年10月の衆議院選挙における投票の有無,小選挙区選挙の投票先,比例代表選挙の投票先
・2014年12月の衆議院選挙における投票の有無,小選挙区選挙の投票先,比例代表選挙の投票先
・2017年10月の衆議院選挙における情勢報道の認知,情勢報道に対する反応

(2) 政治への関心・意識など ・政治に関する情報の入手先(新聞,テレビ,インターネット・SNS)
・政治への関心
・政治に関する情報収集の熱心さ
・重要な政治争点の認識
・政治に関する意識
・マイノリティ・外国人移住者に関する意識
・日本人であることに関する意識
・政治家の汚職に関する認識
・所得格差の対策に関する意識
・最近1年間の景気の認識
・政権の違いの有効性に関する認識
・投票の有効性に関する認識
・日本の民主主義に対する満足度
・定住外国人の増加に対する意識
・外国人労働者の受け入れに対する意識(職種ごと)
・移住者に対する意識(国ごと)
・最近5年間の定住外国人の増減に対する認識
・選挙や政治に関する最近5年間の経験

(3) 政党・政治家・内閣に対する意識 ・第3次安倍内閣に関する評価
・支持政党
・政党・政治家に対する好感度
・身近に感じる政党,身近に感じる程度
・政権担当能力があると思う政党
・安倍内閣に対する支持
・左-右における各政党の位置づけ
・左-右における自身と安倍晋三首相の位置づけ
・リベラル-保守における各政党の位置づけ
・リベラル-保守における自身と安倍晋三首相の位置づけ

(4) 各論点に対する意識
・集団的自衛権に対する意識
・消費増税に対する意識
・憲法改正に対する意識
・原子力発電に対する意識

(5) 政治に関する知識
・2017年10月の衆議院選挙時の外務大臣
・現在の衆議院で二番目に議席数の多い政党
・憲法改正を発議するための要件

(6) 暮らし向き・景気の見通し ・1年前と比べた現在の暮らし向き
・暮らし向きの見通し
・日本の景気の見通し
公開年月日 2020/11/27
トピック 政治・行政・選挙
バージョン 登録:2020年11月27日
特記事項