東京大学

概要
調査番号 1373
調査名 SSP-P2010調査:2010年格差と社会意識についての全国調査(郵送),2010
寄託者 SSPプロジェクト
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  本調査は,調査会社のマスターサンプルを用いた郵送法による階層意識調査であり,SSPプロジェクト(正式名称「階層と社会意識研究プロジェクト」)の一環である。
 SSPプロジェクトは階層と社会意識の関係に実証的に取り組む包括的な研究者組織として2011年に新たに立ち上げられた。SSPプロジェクトでは,階層と社会意識の関係を糸口にして,日本社会がどこへ向かって進みつつあるのかを把握することを目的としている。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 2010年1月1日現在で満20-59歳の男女
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 有効回答数1,385(回収率55.4%)
調査時点 2010年1月末~2月9日
対象時期
調査地域 全国
標本抽出
全対象者は(社)中央調査社が保有するマスターサンプル(調査実施当時,20歳以上全国およそ60,000サンプル)から,2008年3月末時点の住民基本台帳人口に基づいて,年代・性別の8層に比例配分した。
そのうえで,都市規模と地域に偏りが生じないように,サンプルを可能な範囲で分散させ,これを郵送調査の計画サンプルとした。
調査方法 中央調査社からの直接郵送,回収によって実施した。マスターサンプルとして登録されている対象者なので,事前の調査案内状は送付していない。調査票は2010年1月末に発送し,2010年2月9日を返送期限とした。この期間中に,回収の可否によらず全対象者にハガキによる督促を1度行っている。なお,転居などで郵送した調査票が返送されてきた場合,同一地域の同一年齢性別層から別の対象者を割り当てた。
調査実施者 SSPプロジェクト(実査は中央調査社)
DOI
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 SSPプロジェクト(吉川徹・赤枝尚樹),2013,「SSP-P2010コード・ブックおよび基礎集計表」,SSPプロジェクト,2013年3月31日
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など 調査票
主要調査事項 (1) 主観的な社会経済的地位
・階層・階級帰属意識(階層5区分,階級,階層10区分)
・現在の位置(収入,学歴,職業の社会的評価,財産,生活全般のゆとり)
・世間並みか(住宅,収入,貯蓄,耐久消費財,余暇のすごしかた)
・日本における上層・下層の割合

(2) 満足感・生活水準
・満足感(仕事の内容,世帯収入,学歴,生活全般)
・生活水準10年間の変化

(3) 意識・価値観
・労働に対する価値観,格差・競争に対する意識,社会との関係・自己責任に対する価値観
・健康に対する価値観,自然・環境保護に対する価値観,他者に対する意識,伝統・権威に対する価値観,政治に対する意識,ジェンダー・結婚に対する価値観,外国人地方参政権に対する意識,スポーツ・宗教心に対する意識
・性別役割分業・ジェンダーに対する意識,学歴・子どもの教育に対する価値観

(4) 行動・習慣
・クラシック音楽を聴く,美術館や博物館に行く,カラオケをする,図書館に行く,スポーツをする,小説や歴史などの本を読む,パチンコなどをする,宝くじなどを買う,検定試験を受ける
・選挙の投票,市民運動への参加,自治会などへの参加,ボランティア活動,青少年や子どもの育成に関する活動,自然・環境保護に関すること,高齢者とかかわること,困っている人に手をかす,募金や寄付など,お参りや教会へ行く,けいこごと,海外旅行,地球環境に配慮した商品の購入,サプリメントの利用,格安商品の購入,プレミアム商品の購入

【フェース項目】
・性別,生年月,婚姻状態,結婚時年齢,配偶者の生年月
・本人・配偶者の学歴,就業の有無,就業形態,企業規模,職業,本人の仕事内容,本人年収,世帯年収
・同居家族,子どもの有無・人数,長子・末子の生年
・支持政党,父母の学歴,15歳時社会階層,住居形態,地域居住年数
・保有している財(乗用車,ペット,子ども部屋,ピアノなど)
公開年月日 2021/08/25
CESSDAトピック 詳細はこちら

SSJDAオリジナルトピック 社会・文化
バージョン 1 : 2021-08-25
特記事項