東京大学

概要
調査番号 1465
調査名 夫婦の出産意識調査,2021
寄託者 1more Baby応援団
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

寄託者が利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  本調査は公益財団法人1more Baby応援団によって2013年から開始され,2021年で9回目の実施となる。
 本調査では,「2人目の壁」を「⽣活費や教育費に関連した家計の⾒通しや,仕事等の環境,年齢等を考慮し,第⼆子以後の出産をためらうこと」と定義し,その実感を調査している。
 今回の調査では、既婚者約3,000名と,自身,配偶者が不妊を検討,経験したことがある既婚者約800名に対し,定点調査の項目に加え,新型コロナウイルスの感染拡大の影響や,不妊治療の助成金・保険適用に関する調査を実施している。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 既婚女性20-39歳,既婚男性20-49歳(男性は妻が39歳以下かつ結婚14年以下)
自身,配偶者が不妊治療を検討・経験したことがある既婚女性20-39歳,既婚男性20-49歳(男性は妻が39歳以下)
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 有効回答数 既婚者2,954サンプル,不妊検討・経験者839サンプル
調査時点 2021年3月
対象時期
調査地域 全国
標本抽出
(1)既婚者
全国各都道府県均一回収(各県63名)
既婚子なし/既婚子1人/既婚子2人以上 それぞれを均一回収
→47(都道府県数)×3(子ども条件)=141セルのそれぞれを21名ずつ,計2,954名回収(佐賀県は一部未回収のため57)
※回収後,①各都道府県の人口比,②一世帯の子ども人数の構成比を平成27年総務省統計データより算出しウェイトバックをかけた。

(2)自身,配偶者が不妊治療を検討・経験
第 1 子の出産に向けて不妊を検討/治療中/中断,
第 1 子の出産に向けて不妊を経験後出産/中断後出産
第 2 子以上の出産に向けて不妊を検討/治療中/中断,
第 2 子以上の出産に向けて不妊を経験後出産/中断後出産
→以上 10 セル、計839名回収
※回収後,全既婚者における各都道府県の構成比を国勢調査から算出し,ウェイトバックをかけた。

※以上の対象者は,スクリーニング調査によって選定された。報告書の数値は,ウェイトバック後のスコアである。
調査方法 インターネットリサーチ
調査実施者 公益財団法人1more Baby応援団
DOI
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 公益財団法人1more Baby応援団,2021,「夫婦の出産意識調査 2021」2021年5月31日
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など 調査票(スクリーニング) 】【 調査票(本調査)
集計表
主要調査事項 (1)出産意向に関すること
・理想の子ども人数,理想の家族構成,2人以上の子どもが欲しい理由,今後の出産意向,実際に持つつもりの子ども人数,出産タイミング,出産意向がない理由 ・「2人目の壁」共感度,「2人目の壁」実感度,「2人目の壁」が存在する要因,「2人目の壁」を解消できる要因

(2)出産経験に関すること
・1人目出産へのためらい,1人目出産で気にかかったこと,長子と2人目の年齢差,2人目以上を出産しようと決めたきっかけ,2人目以上の出産における不安マトリクス,第二子以上出産の満足度,第二子以上を出産してよかったこと,幸福度
・出産にあたり意識した時期やタイミング

(3)子育ての環境など
・日本における出産・育児について感じることとその理由,居住都道府県の子育てのしやすさ,居住都道府県が子育てしやすいと思う理由
・子育てライフスタイル項目
・産休・育休の取得にあたり気になること

(4)新型コロナウイルスによる変化
・出産や子育てに対するストレスや不安の有無とその変化
・本人と配偶者の仕事の状況と収入の変化,テレワーク実践度,テレワークと子育てについて感じたこと,ライフスタイルの変化
・不妊治療の継続状況,不妊治療の通院しやすさの変化,不妊治療をやめた理由

(5)国や社会からの補助について
・不妊治療について調べた経験,不妊治療助成金制度変更の認知,助成金制度や保険適用による出産意識への影響,助成金廃止と保険適用に関する意見,保険適用に対する期待,不妊治療にあたって望むサポート
・児童手当の削減に対する意識とその理由

(6)本人と配偶者のことについて
・本人・配偶者の平日の平均的な帰宅時間
・本人・配偶者の働き方,本人の業種
・現在の居住形態,通勤時間
公開年月日 2023/01/27
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SSJDAオリジナルトピック 社会・文化
バージョン 1 : 2023-01-27
特記事項