東京大学

概要
調査番号 1466
調査名 満足度・生活の質に関する調査, 2021
寄託者 内閣府
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
メタデータ閲覧・オンライン分析システムNesstar 利用不可
調査の概要  近年,国際連合,OECD等の国際機関を中心に,GDP等の経済指標では捉えられない人々の幸福や満足を描き出そうとする試みが活発化している。日本においても,累次にわたる骨太方針を受け,経済社会の構造を経済指標によるだけではなく,満足度という質的・主観的観点から,より多角的に可視化し,政策運営に活かしていくべく内閣府が検討を進めてきた。
 具体的に,内閣府では社会・経済状況を満足度・生活の質の観点から多角的に把握するため,インターネット調査である「満足度・生活の質に関する調査」を2019年(第1回)から開始し,2020年に第2回調査を行った。
 2021年に実施された本調査では,約5,000人の回答者のうち約2,900人が前回(2019年・2020年)調査からの継続サンプルであり,新型コロナウイルス感染症の拡大前後における満足度・生活環境の変化を分析することのできるデータとなっている。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 15歳~89歳の日本国内在住者
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 5,234件
調査時点 2021年3月3日(水)~3月11日(木)
対象時期
調査地域
標本抽出
非確率クオータ抽出
2019年調査・2020年調査の合計回答者数(プールドデータ)の構成比に基づいて割当を実施した。本調査ではサンプルサイズを約5,000件と設定し,割当数の算定において端数処理を行った結果,5,234件とした。
(2019年調査・2020年調査の合計回答者数の構成比(=2回の調査全体でのモニター割当の構成比)は,人口比例割当と均等割当を組み合わせて行っており,人口比例割当分と均等割当分の配分は,不等加重効果と人口最小県の標準誤差との組合せにより求めている。)

※なお,本調査(第3回調査)は,第1回調査からの継続サンプル1,652名と,第2回調査からの継続サンプル2,888名を含むパネル調査となっている。
調査方法 Web調査
インターネットパネル登録モニターに対して案内を送信し,調査を実施した。
調査実施者 内閣府,実査は(株)サーベイリサーチセンター
DOI
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 内閣府政策統括官(経済社会システム担当),2021,「満足度・生活の質に関する調査報告書2021―我が国のWell-beingの動向―」,2021年9月
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など 調査票 】 【 集計表
主要調査事項 ○生活満足度
全体の生活満足度,各領域における生活満足度・生活満足度に影響しているもの・将来的な不安,全体の生活満足度の判断で重視した項目
(各領域は,家計と資産,雇用環境と賃金,住宅,仕事と生活[ワークライフバランス],健康状態,教育水準・教育環境,交友関係やコミュニティ,政治・行政,空気や水などの自然環境,身の周りの安全,子育てのしやすさ,介護のしやすさ・されやすさ,生活の楽しさ・面白さの13項目)

○家計と資産
世帯全体の年間収入,自身の仕事による年間収入,世帯全体の金融資産,世帯全体の借金

○雇用環境と賃金,仕事と生活(ワークライフバランス)
現在の就業状況,現在の就業形態である理由,副業の有無,業種

○住宅
現在の住居は持家か借家か,住居の延床面積

○健康状態
自身の健康状態,日ごろ健康のために行っていること

○教育水準・教育環境
最終学歴,リカレント教育(社会人の学び直し)についての状況

○交友関係やコミュニティ
友人などとの交流頻度,困ったとき頼りになる家族・友人とその人数,ボランティア活動・地域コミュニティ活動への参加状況,この1年間のボランティア活動・地域コミュニティ活動への参加頻度,この1年間のSNS利用頻度,SNSなどインターネットの発展により,交友関係やコミュニティなど社会とのつながりが高まったと感じるか,SNS上で交流のある友人の数

○政治・行政
直近に行われた国・地方選挙において投票したか

○空気や水などの自然環境
居住地域の自然環境について感じること(公園や緑地空間など緑がない,大気汚染,河川・水路や水辺の汚れなど,土壌汚染,騒音・振動,悪臭)

○身の周りの安全
居住地域で夜にひとり歩きをすることが安全だと感じるか

○子育てのしやすさ
世帯内の未成年者(学校段階,年齢),育休取得の有無,認可保育所・幼稚園・認定こども園に入れたいが入れていない子どもの数,周囲に子育てを気軽にお願いできる人がいるか,子育てについてどう感じているか

○介護のしやすさ・されやすさ
世帯内の高齢者の人数,介護が必要な家族の有無,介護が必要な家族の状況,介護のために就業形態を変更したか

○生活の楽しさ・面白さ
趣味や生きがいの有無,趣味や生きがいがない理由

〇1年前から現在への変化
収入,食事,友人・知人との交流,新たな友人作り,同居していない親族との交流,困ったときの支援,同居家族との関係,新型コロナウイルス感染症に感染する不安や心理的ストレス,気分の浮き沈み,医療機関への行きやすさ,国内外の旅行や出張

○フェイス項目
居住都道府県,性別,年齢,世帯人数,世帯構成,配偶者がいない理由,一日の平均的な時間配分,この1年間で経験したこと
公開年月日 2022/10/19
CESSDAトピック 詳細はこちら

SSJDAオリジナルトピック 社会・文化
バージョン 1 : 2022-10-19
2 : 2024-01-16
特記事項 ・本調査の回答者の一部は,「1423 満足度・生活の質に関する調査,2019-2020」の回答者である。
・バージョン2でsampleidをpanelidへ振りなおしている。