東京大学

概要
調査番号 H010
調査名 派遣スタッフの働き方と意識に関するアンケート,2005
寄託者 佐藤博樹
(寄託時:東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付研究部門)
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 研究のみ

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  本調査は、東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付研究部門において設けられた研究プロジェクト「派遣スタッフの働き方と意識に関する研究」により,事務・営業系の派遣スタッフを対象としたアンケート調査を実施し,派遣スタッフの仕事への取り組み意欲を維持向上させる上で,派遣先や派遣元(管理・営業スタッフなど)が担うべき役割を明らかにすることにある。

 派遣スタッフを活用するユーザー企業(派遣先)が,派遣スタッフに意欲的に仕事に取り組んでもらうためには,ユーザー企業が直接雇用する社員に関するものとは異なる新しい人材活用の取り組みが求められる。
 第1の理由は,派遣労働は,派遣先,派遣元(派遣会社),派遣スタッフの3者間の関係で成立することによる。
 第2の理由は, 派遣スタッフの仕事やキャリアへの志向が,多様であり,直接雇用の下での仕事に従事する社員とは異なるためである。
 以上のことから,派遣スタッフの就業実態と働き方,及び,派遣スタッフの仕事やキャリアにかかわる志向に関して調査が行われた。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 以下の条件を満たす派遣スタッフ
・登録型の派遣スタッフ(但し,紹介予定派遣は除く)
・事務系職種(一般事務,営業事務,経理事務,貿易事務,金融事務など)の仕事に従事していること
・調査時点(2005年10月時点)で,首都圏の同一派遣先企業で,2ヶ月以上派遣就業中であること
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 配布数:2,253(人材派遣会社11社合計) 回収数:953(回収率42.3%)

※提供されるデータ数はN=873
職種(事務系)と性別(女性)で限定した873をサンプル対象としている。職種は無回答及び事務系に該当しないその他職種を対象外とし,また性別は全体の97%を占める女性のみとし,男性と無回答を対象外としている。
調査時点 2005年10月
対象時期
調査地域 首都圏
標本抽出
調査方法 質問紙によるアンケート調査
人材派遣会社11社(大手6社,中堅5社)経由で派遣スタッフに調査票を配布。派遣スタッフが記入後,東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付研究部門に郵送。
調査実施者 東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付研究部門
DOI
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 「派遣スタッフの就業意識・働き方と人事管理の課題」,東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付研究部門研究シリーズNo.9,2006年10月,佐藤博樹・島貫智行・高橋康二 東京大学社会科学研究所人材ビジネス研究寄付研究部門
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など 調査票
主要調査事項 (1)現在の派遣先の仕事・職場
職種,雇用契約期間,勤務日数,勤務時間,残業時間,派遣先企業の従業員数・業種,職場の人数・女性の割合,仕事を引き受けた理由,派遣先の仕事・環境,仕事の指示者,スキルや知識の身につけ方,仕事をこなせるようになるまでの期間,人間関係に慣れるまでの期間,派遣先に対する感じ方,通算勤務期間,時給額,評価や処遇,派遣先の会議・昼食への参加,仕事や職場に対する不安・不満,仕事への取り組み姿勢,働く意欲の変化

(2)仕事を紹介した派遣会社
派遣会社への登録理由,登録年,他の仕事の引受け,派遣会社にある仕組み,派遣会社が派遣先就業前に実施したもの,就業前の派遣先情報の提供,派遣会社担当者の訪問・連絡頻度,派遣会社登録数,派遣会社への要望,派遣先・派遣会社に対する満足度

(3)派遣社員としてのキャリア
派遣社員として初めて働いた年齢,以前に経験した雇用形態,正社員通算期間,学卒後に1年以上収入のない期間の有無,派遣社員になった理由,派遣社員期間・派遣先企業数,派遣社員継続希望,正社員就業希望の有無,仕事やキャリアへの考え,派遣社員として働くこと

(4)属性
性別,年齢,同居家族,家計の主たる担い手,学歴
   
※調査項目の詳細については,調査票を参照。
公開年月日 2014/12/15
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SSJDAオリジナルトピック 雇用・労働
バージョン 登録:2014年12月15日 :
特記事項