東京大学

概要
調査番号 a174
調査名 モノグラフ小学生ナウ 教育改革についての教師の意見,2002
寄託者 ベネッセ教育総合研究所
(寄託時:ベネッセコーポレーション)
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis オンライン集計システム「SSJDA Data Analysis」を用いた分析が可能。
調査の概要 教育改革が進んでいる中,特に社会的な関心を集めているのが学力の低下論争であろう。小・中学校では,学習指導要領の改訂によって,国語や算数などの教科で教える内容が3割削減された。同時に,学校完全週5日制に伴う授業時間数の減少や「総合的な学習の時間」の新設などが実施されたので,「学力低下を招く」との批判や不安が強まっている。

 教育活動を実際に担っているのは教師である。教育改革がうまくいくかどうかの鍵は教師が握っている。そこで,現場の教師たちが現在進んでいる教育改革をどうとらえているのか。本調査は,教師の意見を尋ねたものである。

 調査票の作成にあたっては,教育改革についての項目のほかに,学力面,特に教材についての項目を増やし,教師の教材観を明らかにしている。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 全国22都道府県の小学校の教師(管理職を含む)(教師調査票),及び校長(学校調査票)
調査対象の単位 個人,組織
サンプルサイズ 教師調査票 対象2,199名,回収数551名(回収率25.1%)
学校調査票 対象 140名,回収数 47名(回収率33.6%)
調査時点 2002年2月~4月上旬
対象時期
調査地域 北海道*,岩手,宮城,山形*,福島*・茨城,栃木,群馬*,埼玉*,千葉*,東京*,神奈川*,山梨*,新潟*,石川*,福井*,岐阜,愛知*,兵庫,岡山,香川,沖縄の22都道府県。
 *学校調査票が回収できた地域は調査地域のうち,*印がついた13都道府県。
標本抽出 全国の小学校をランダムにサンプリングし,調査対象校を抽出。協力の得られた学校には,調査票を配布。個人を対象とした調査票とは別に,抽出小学校に,「学校調査票」を送付。
調査方法 調査協力校の校長先生経由で,校内の先生方が記入したアンケートを各自直接郵送による返送。
学校調査と教師調査は別々に郵送で回収しているので,教師サンプルには学校調査回収地域(47校)以外のサンプルも含まれている。
調査実施者 ベネッセコーポレーション
DOI
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 モノグラフ・小学生ナウ vol.22-2 教育改革についての教師の意見」,ベネッセ教育総研編,2002年10月,(株)ベネッセコーポレーション
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [教師調査票][学校調査票]
主要調査事項 [教師調査票]
(1)属性
 性別,年齢,学級担任,専門教科。

(2)新学習指導要領の内容・実施
 新学習指導要領で削除・移行・統合・軽減の内容についての考え(各教科ごと合計30項目),新学習指導要領実施に伴う子どもへの影響,新学習指導要領実施に伴う子どもの「力」の変化,新学習指導要領の内容に対する評価,新学習指導要領の内容に対する保護者の評価。

(3)教育政策・教育観
 教育政策・教育観(25項目),新学習指導要領実施に伴う学校や子どもたちの変化。

(4)子どもの様子や教師としての指導力
 学校(クラス)の様子,学校や教師の仕事の変化,教師としての自信,学級経営の評価,教師としての悩み・不安,等。

(5)教師としてのふだんの生活
 出勤時間,退勤時間,持ち帰りの仕事,就寝時刻,一般的な企業勤務との比較,等。


[学校調査票]
クラス数,児童数,教員数,学区域の特徴,改革についての学校としての取り組み,等。
公開年月日 2005/09/27
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SSJDAオリジナルトピック 教育・学習
バージョン 登録:2005年9月27日 :
特記事項 提供するデータは教師調査票のみで、学校調査票については寄託されていません。