東京大学

概要
調査番号 b072
調査名 モノグラフ中学生の世界 「高校進学の現在」~1988年との対比~,2002
寄託者 ベネッセ教育総合研究所
(寄託時:ベネッセコーポレーション)
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis オンライン集計システム「SSJDA Data Analysis」を用いた分析が可能。
調査の概要  高校入試は,かつての「偏差値」輪切りの厳しい時代から,今日では推薦入試や面接,作文の増加など,生徒の力を多面的にみる選抜方法を採用する割合が増えてきた。また一方では,「よい進学先⇒よい就職⇒幸せな人生」というシナリオが崩れ,生徒にとっての高校進学の意味も変化してきていることが予想される。こうした高校入試の制度的な変化と社会構造の変化は,中学3年生の高校進学への意識や行動にどのような影響を与えているのだろうか。

 こうした問題意識を持ちつつ,今回の調査は,1988年に実施された調査(『モノグラフ・中学生の世界』Vol.30「高校進学~『15の春』の実態を探る~」)との比較を目的の1つに実施したものである。

 1988年調査は,高校受験を終えたばかりの中学3年生に,高校受験についての意識を尋ねている。今回の調査もまったく同じ調査項目にオリジナル項目を一部加え,ほぼ同じ中学校に調査を依頼している。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 埼玉・千葉・東京・神奈川の中学校14校の3年生
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ サンプル数 1,655名 (男子 857名,女子 798名)
調査時点 2002/03/01
対象時期
調査地域 埼玉・千葉・東京・神奈川
標本抽出 1988年調査との比較を目的の1つとしているため,今回実施14校は1988年実施の15校中11校が同じ中学校,その他の3校も当時と同様の地域に依頼している。
調査方法 学校通しによる質問紙調査
調査実施者 ベネッセコーポレーション
DOI
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 モノグラフ・中学生の世界 vol.72 高校進学の現在~1988年との対比~」,ベネッセ教育総研編,2002年11月,(株)ベネッセコーポレーション
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 ・進路,高校入試への不安,高校受験の悩みの相談相手,高校入試前の不安な気持ち,進路決定のための情報源,進学する高校を決定するとき気になったこと
・この1年間で利用した勉強方法,利用した勉強方法は受験に役立ったか,受験を意識して勉強に力を入れ始めた時期,受験勉強を始めたほうがよい時期
・入試の勉強における学校の授業と塾についての意見,塾・予備校通いの状況
・家での勉強時間,2学期の平均就寝時刻・睡眠時間
・受験勉強のがんばり度,高校入試への賛否,高校入試の試験科目数
・高校入試直後の感想,中学校生活3年間の勉強の仕方
・親子のコミュニケーションの内容
・高校進学への意識傾向,高校評価,期待する高校生活
・進学する高校(単願・併願,公立・私立,共学・別学,偏差値のランク,第1志望校か,希望していた高校か)
・受験した高校(公立・私立別受験校数と合格校数,受験した高校のタイプ,受験した私立高校への進学意向,推薦入試の受験の有無・合否・感想)
・成績,将来の進路
・性別。
公開年月日 2005/11/22
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SSJDAオリジナルトピック 教育・学習
バージョン 登録:2005年11月22日 :
特記事項