東京大学

概要
調査番号 b075
調査名 モノグラフ中学生の世界 東京の中学生・ソウルの中学生~「のんびり」と「疲れ」との対比~,2002
寄託者 ベネッセ教育総合研究所
(寄託時:ベネッセコーポレーション)
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
メタデータ閲覧・オンライン分析システムNesstar メタデータ閲覧・オンライン分析システム「Nesstar」を用いた分析が可能。
調査の概要 中学生が捉えにくくなった。これといった理由もないのに無断で欠席する。休んだかと思うと,2,3日後,平気な顔をして,10時すぎに顔を出す。あるいは,テストがあるというのに,勉強するそぶりもない。そして,友だち同士で盛り上がって,授業が始まっても静かにしない。友だちの物を無断で借用し,自分の物のように使う。細かいことといえばそれまでだが,生徒たちの行動に崩れを感じる。ふつうと思っていた生徒がとんでもないことをするときがある。

 そうしたとき,他の社会の中学生の姿を捉え,その姿を鏡として,日本の中学生を見つめると,日本の中学生の実像が浮かんでくる場合がある。今回は,日本と共通の地盤を持ちながら,異質の文化も兼ね備えているソウルの中学生を鏡として,東京の中学生を見つめたものである。

 ソウルと対比させた東京の中学生には,「のんびりと幸せ」を感じる反面,将来に向けてがんばろうという気迫に欠ける姿が浮き彫りにされた。

 東京調査とソウル調査の質問内容は同じであるが,報告書では,「全体」「東京」「ソウル」の集計が記載されており,ここではそれぞれ「全体調査票」「東京調査票」「ソウル調査票」として別々に掲載した。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 日本(東京および隣接県)と韓国(ソウル)の中学校1~3年生
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ サンプル数 1,831名 (日本 807名,韓国 1,024名)
調査時点 2002年11月~2003年2月
対象時期
調査地域 日本(東京および隣接県)と韓国(ソウル)
標本抽出
調査方法 学校通しによる質問紙調査
調査実施者 ベネッセコーポレーション
DOI
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 モノグラフ・中学生の世界 vol.75 東京の中学生・ソウルの中学生~「のんびり」と「疲れ」との対比~」,ベネッセ未来教育センター編,2003年10月,(株)ベネッセコーポレーション
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [全体調査票][東京調査票][ソウル調査票]
主要調査事項 (1)日常生活
 平日の起床時刻,家庭学習時間,テレビの視聴時間,通塾の回数,平日の就寝時刻。

(2)中学校生活
 学校に通うのが楽しいか,クラスの雰囲気,クラスでは男女どちらの意見が通るか,授業中にすること,授業の理解,先生にほめられた体験,学校に行きたくないと思うこと,友だちとの関係,友だちがどれくらいいるか。

(3)親子関係
 親子関係の円満さ,父親のタイプ,母親のタイプ,親について思うこと,父親を超えたか,母親を超えたか。

(4)社会的な達成
 社会についての考え方,将来への見通し,ついてみたい仕事,ビッグな目標への達成。

(5)属性等
 学年,性別,毎日の楽しさ,おとなになりたいか,生まれ変わり,好きな異性,現在の体調,学業成績,進学予定。
公開年月日 2007/11/07
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SSJDAオリジナルトピック 教育・学習
バージョン 登録:2007年11月7日 :
特記事項