東京大学

概要
調査番号 b078
調査名 モノグラフ中学生の世界 勉強する中学生・勉強しない中学生,2003
寄託者 ベネッセ教育総合研究所
(寄託時:ベネッセコーポレーション)
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis オンライン集計システム「SSJDA Data Analysis」を用いた分析が可能。
調査の概要  学力や学習意欲の低下,二極分化などの指摘を背景にして,様々な教育改革が進められている。少子化の進展によって,子どもたちにとっての学習の意味も変化しているようである。そのような学習環境や社会の変化を受けてなお「勉強する生徒」は,何を思い勉強をしているのだろうか。また「勉強しない生徒」は,なぜ学習に意義を見いだせないのだろうか。ベネッセ未来教育センターでは,今回,中学生の勉強に対する意識や実態を調べることを目的に調査を行った。

 調査結果を要約すると,1)予想以上に中学生の勉強時間が短いし,勉強する気持ちも薄れている,2)勉強をしている生徒は目標を持っている場合が多い,となる。
 個々の目標の意味はともあれ,勉強することに意味を見つけられれば,勉強に時間を割くことができる。しかし,子どもたちは勉強することの意味を持てないでいる,ということを明らかにしている。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)の中学1~3年生
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ サンプル数 1,561名 (男子 817名,女子 744名)
調査時点 2003年11~12月
対象時期
調査地域 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)
標本抽出
調査方法 学校通しの質問紙による自記式調査
調査実施者 ベネッセコーポレーション
DOI
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 モノグラフ・中学生の世界 vol.78 勉強する中学生・勉強しない中学生」,ベネッセ未来教育センター編,2004年11月,(株)ベネッセコーポレーション
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 (1)学校での生活
 部活動(参加状況,週の活動時間,やめたらもっと勉強するか),授業中にしていること,授業の受け方,授業中に思うこと,授業理解度,「総合的な学習の時間」は楽しいか,学力差を感じるか,宿題量,学校の楽しさ。

(2)家での勉強の仕方
 家での勉強内容,家での勉強の様子,勉強の持続時間,勉強するのが好きな科目,定期テスト勉強の方法,勉強の得意・不得意。

(3)家での生活や家の人
 家にあるもの,帰ってからした時間(家での勉強時間など),しつけ(生活習慣),親の様子,親の期待する成績,自分がとりたい成績,家の人の期待。

(4)勉強観
 通知表でいい評価をもらうのに重要なこと,おとなとして生きていくのに必要な力,「難しい大学に進学すること」の意味,「いい点数が取れる子」のイメージ,習熟度別授業などの学習指導方法への賛否。

(5)本人属性等
 現在の体調,将来やりたい仕事の有無,やりたい仕事のためにいい成績をとること,努力したらつけそうな職業,簡単な常識問題,自己像,進路希望,教科別成績,通塾状況,塾での勉強時間,選択教科は楽しいか,学年,性別。
公開年月日 2007/12/07
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SSJDAオリジナルトピック 教育・学習
バージョン 登録:2007年12月7日 :
特記事項