東京大学

概要
調査番号 c052
調査名 モノグラフ高校生 援助交際,1997
寄託者 ベネッセ教育総合研究所
(寄託時:ベネッセコーポレーション)
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis オンライン集計システム「SSJDA Data Analysis」を用いた分析が可能。
調査の概要  「援助交際」と名づけられた性非行が,女子高校生の間に広まっているとマスコミが報じている。その実態は果たしてどうなのか。援助交際そのものと共にそれを支える環境的・意識的要因は,行為のレベルと感覚または意見や規範受容のレベルで,大都市の高校生の間にどれほど広がっているのだろうか。
 援助交際をする生徒の背景にある,高校生一般の性意識,規範感覚,人間関係,自己価値観,将来へのパースペクティブなどの変化に目を向け,その変化をとらえ解析することが,今重要である。
 ベネッセコーポレーションでは,過去2回にわたり,「モノグラフ・高校生」誌で高校生の性行動や性意識の変化を追ってきたが,今回の調査は初めて「性非行」を取り上げ,その背景にある,最近の高校生の意識や行動の変化を追おうとしたものである。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 東京・埼玉の公立高校普通科1・2・3年生(2・3年生が中心)
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ サンプル数 1,726名(男子858名(うち学年不明1名),女子868名)
調査時点 1997年6~7月
対象時期
調査地域 東京・埼玉
標本抽出 いわゆる「上位校、中位校、下位校」から,それぞれ4校ずつ計12校で調査を実施。
また,地域差を見るために,都市化の度合いにしたがって,東京と埼玉の公立高校を選定。
調査方法 学校通しによる質問紙調査
調査実施者 ベネッセコーポレーション
DOI
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 モノグラフ・高校生'98 vol.52 援助交際 」,ベネッセ教育研究所編,1998年1月,(株)ベネッセコーポレーション
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [女子調査票][男子調査票]
主要調査事項 (調査票は女子票と男子票があり,大体は共通している。*印は男女により質問項目が若干異なるもの。)

(1)属性等
 学年,性別,小遣い月額,アルバイトの有無・月収,1か月の支出額。

(2)高校生活
 高校生活の満足度,おしゃれ・ポケベル・酒・たばこ等やりたいこと*,自分らしさを発揮するとき,自己のタイプ,将来の生活の予想,高校卒業後の進路意向,成績。

(3)親との関係
 親との関係,親からの信頼度,親のタイプ,非行への親の対応予想,

(4)意識・環境等
 交際相手の有無,ベル友の有無・人数,1日の通話時間,通話相手,伝言ダイヤル・テレクラ利用経験,セルフコントロール度,マスコミの「女子高生」像,非行経験,非行に対する善悪意識,援助交際等をする高校生に対する意識,校則。

(5)援助交際
 援助交際をしている割合,援助交際の中でセックスをしている割合,援助交際をするのは本人の自由か,クラスにテレクラ・デートクラブ・援助交際している人の割合,高校時代にした援助交際と結婚*,兄の結婚相手の援助交際,将来自分の子どもの援助交際への対応,援助交際がいけない理由,子どもの援助交際に対する親の対応のタイプ,援助交際に対する考え,援助交際をする大人の処罰。
 ≪女子票のみ≫ 援助交際の勧誘経験・誘われたらどうするか,仲のいい友だちの援助交際への対応,援助交際をする可能性。
 ≪男子票のみ≫ 交際相手の援助交際,ルーズソックス好嫌度,仲のいい友だちの彼女の援助交際への対応。
公開年月日 2005/06/16
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バージョン 登録:2005年6月16日 :
特記事項